私が異世界物を書く理由
見てて感じるんだよ。『自分の好みに合わない作品をひたすら貶すだけの行為に何の意味があるの?』ってさ。ねえ、何の意味があるの? そんなことをしてて本当に<いい作品>ができるとでも思ってるの?
見てて感じるんだよ。『自分の好みに合わない作品をひたすら貶すだけの行為に何の意味があるの?』ってさ。ねえ、何の意味があるの? そんなことをしてて本当に<いい作品>ができるとでも思ってるの?
何度も言うように、私は、他者の意見を変えられるとは、別に思ってない。私にそんなことができるのなら、歴史上の偉人がすべての人の意見を変えてしまえてただろうからね。それが実現されてない以上、私にそれができる道理がない。
ただ、見てて感じるんだよ。
『自分の好みに合わない作品をひたすら貶すだけの行為に何の意味があるの?』
ってさ。ねえ、何の意味があるの? そんなことをしてて本当に<いい作品>ができるとでも思ってるの? ネットでそういうことを気軽に発信できるようになってからの方が、
『アニメがつまらなくなった』
みたいに言われるようになってきたんじゃないの? 時間をかけて長く続けるんじゃなく、深夜の安い放送枠を確保して1クールで様子見をして、儲かりそうだったら続きを、みたいなやり方のが多くなったのは、なぜ?
一部の確実に続けられるもの以外については、とにかくコストをかけずに作って様子を見てってやり方、ホントに『視聴者とか読者とかファンのために』っていうスタンスだと思う? 原作付きの作品だったらそれこそ、『ファンのために』って言うなら、ちゃんと完結まで最初から枠を取ってやるべきじゃないの?
それをしないってことは、『ファンのために』なんて、作ってる現場は考えてたとしても、少なくとも上の方の人達は考えてないよね?
そりゃそうだよ。いくら手間暇かけても『自分の好みじゃない』ってだけでケチ付けられるんだから、そんな無礼で我儘な客(と言うか、金づる?)のためにそこまでやってられないよね。別に自分が好きなわけでもない作品のためになんて。
自分が仕事やってる時のことを考えたら、分かるんじゃないの? 好き勝手文句ばっかり言ってる客のためにいつまでも誠実に丁寧に仕事してられるような<聖人>なんて、そんなにいる? 自分はずっとそんなこと続けられる?
続けられる人もたまにはいるかもだけど、決して多くはないんじゃないの? アイドルとかだって、本音とか裏の顔が暴露されちゃったりするよね?
<作品を作る側><提供する側>だって人間なんだよ。自分も仕事してるなら分かるじゃん。心も感情もある人間なんだよ。貶されてバカにされて罵られてそれでも完璧な仕事をこなそうなんて思える人間が、そんなに当たり前にいる? ネットにお客に対する愚痴を垂れ流してる人の多さを数えてみた? 自分が、好き勝手なことを言ってるお客に対してどう感じるかを考えたら、簡単に分かることじゃん。
『金貰ってるからって我慢できるか?』
なんてさ。
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