自分の子供を不幸にするのと同義
<イジメ>や<パワハラ>を、
『原因を作った方が悪い』
とか言って他人の所為にするのは本当に情けない。恥ずかしい。
ましてや、
『イジメやパワハラも撥ね退けられないのは、この世で生きていけない』
みたいなことを平然と言えるタイプとは、私は親しくなりたいとか一ミリも思わない。
だってそれ、自分がイジメやパワハラで憂さ晴らししたいのを正当化するための屁理屈でしかないじゃん?
私はそんな形で自分を正当化したくないから、自分の子供達が<イジメ加害者><パワハラ加害者>にならないようにしてるんだよ。
親として、自分の子供を<加害者>にしたくないんだよ。
そう考えるのはそんなに変なこと? むしろ、自分の子供を<加害者>にしていいとか思ってる親の方がどうかしてるって感じるんだけどな。
自分の子供を加害者にしないためには、『原因を作った方が悪い』とか言って自分の加害行為を正当化しようとするのはおかしいってことにしなきゃダメじゃないの?
じゃなきゃ、『原因を作った方が悪い』なんて考え方は、いくらでも都合よく拡大解釈できちゃうし、実際、してるじゃん。
本当にくだらないことを理由に他人を攻撃してるのが、わんさかいるじゃん。
『自分の好み通りに漫画やアニメや小説を作らなかった』
とかいう、死ぬほどくだらない理由でさ。
『自分の推しキャラが自分の思った通りの行動をしなかった』
とかもそうだよね。
世界はね、誰か一人のために存在してるんじゃないの。
漫画やアニメや小説だって、誰か一人のためだけに作られるもんじゃないの。
何をどう頑張ったって、全ての人が満足するものなんて、作れるわけないんだよ。
なんでその現実から目を逸らして、『自分の好み通りに作られなかった』とかくだらない理由で攻撃すんの?
たとえ<ファン向けに作られた作品>であっても、
『すべてのファンが等しく満足する』
ものなんて作れないんだよ? だって、その作品のどこが好きでファンをやってるのかなんて、一人一人違うだろうからさ。
その作品が好きで二次創作を描いたりしてる人の作品が、他のファン全てに受け入れられたりするとは限らないじゃん。それがもう、
『その作品のどこが好きかは人によって違う』
ことの何よりの証拠じゃん。
とにかく、この世ってのは、自分の思い通りになるわけじゃないってのをわきまえてないと、ホント、
<ただの迷惑な人>
になっちゃうよ?
だけど、子供を、自分の勝手でこの世に送り出した親だけは、最大限、子供の味方をするべきだと私は思う。
でもそれは、
『自分の子供が誰かをイジメてても見て見ぬフリをするべき』
ってことじゃないんだよ。
むしろ逆なんだ。自分の子供を加害者にするってのは、自分の子供を不幸にするのと同義だと私は思う。
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