111.SO REAL/小比類巻かほる

 小比類巻かほる好きな二枚のうちの一つ。

 こっちのほうが通しで楽しいアルバムかな。「Hearts~」は好きな曲とそうでもないのがぱきっと分かれていたけど、これは全体的に「よいかな~」という感じ。


1. 両手いっぱいのジョニー

2. 飛べないブルー・バード

3. TONIGHT

4. Little Sister

​5. TOGETHER​

6. I'm Good At It

7. Cotten House

8. Shiny Rain

9. On The Loose

10. COME ON

11. Hold On Me

​ 12. I'm Here

 このアルバムが1988年ってことだけど、そーいえばこの時期千葉敦子氏の本にどっぷりはまってたことを思い出すよ……

 いや何というか、この方は乳がんで若くして亡くなったんだけど、「ニュー・ウーマン」が三笠書房の「知的生きかた文庫」に入ってなあ。いちいち合理的だ! と思うことが多くてなー。

 ってはまった頃にお亡くなりになっていたんだけど。

 要するに「キャリアウーマンに憧れる時期」というのがワタシにもあったんだよ!

ただそれがどういうものかさっぱり判らずそういうモデルケースに心酔していたんだけど。


 で、この小比類巻かほるの曲の「中の人」というのは、そのキャリアウーマン達にも通じるんだけど、どっか寂しいというか。

 と同時に、男に頼らない生き方というか、恋愛をテーマにしてないというか。

誰かしらへの愛は歌っていても、それが恋愛ではないというのがシンパシー感じたんだろなー。


 いやまあ、1988年、大学時代の後半というのは、まー三年生は全コマ埋まった授業とバイトで忙しくてなー。四年は教育実習が一ヶ月半もあるというとこだったんでなあ……

 それでも何とか就職先見付けたんだから(半年で辞めたけど)必死だったけど呑気な時代だよ……

 個人的にはかなりぐるぐるしてたと思われるんだけどね!


 就職活動ってのはワタシの時代のウチの大学の学部では「教採次第」だったんだよー。夏以降の話だったww

 そんでもって、まあワタシの学科が特に甘かったんだとは思うけど、……卒論も指導受けずに書いてなー、……車校で書き上げたくらいなんだからなー。原稿用紙100枚がノルマだったけど、書くことはできると思ったから合宿免許に持ち込んでだな。


 ま、何にしても別になりたいものがあった訳ではない自分としてはこの時期はなかなか難しかった……

 なので具体的な記憶が割と消えているんだけど、音楽聴くと多少なりと思い出されるってのか面白いとこだねえ。

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