107.jupiter/BUMP OF CHICKEN
凄いねー本当に。「ばんぷおぶちきん」って打つとちゃんとATOK、バンド名に変換してくれるよ!
ラルクさんもそうだけど、バンブさんもそういう存在になったんだなー。
まあともかく、「天体観測」が入ったメジャーデビューアルバム。んでもってこれと次くらいがベストかなー。
1 Stage of the ground
2 天体観測
3 Title of mine
4 キャッチボール
5 ハルジオン
6 ベンチとコーヒー
7 メロディーフラッグ
8 ベル
9 ダイヤモンド
10 ダンデライオン
藤くんの声ってのは、その後フォロワーがどんどん出た感じだな。それまでのロックの範疇にはあまりなかった類いでな。揺れがハンパねぇ。その揺れが感情をもろ伝えるという。
バンプはFC作らないという当時「ええっ」とまじ思ったバンドでしてな。チケット争奪戦が公平と言えば公平。
たしかワタシこの時期の4月だったかな? 渋谷にライヴぎりぎり取れて行ったんだよなー。
いやもうその後はでかいハコばかりになってしまって、本当にセーフ、って感じで。ただし記憶は殆ど無い。凄かったとは思うのだが。
つかもうそれがじぐぞ再開以外のライヴの最後だったと思うんだよなー。
ところでバンプの曲ってのは、他者を鼓舞するもんと日々を淡々と歌うもの、それに曲その中に一つの物語を込めるもの、と何か極端なんだよな。
で、ワタシはまあ言うまでもなく前者とラスト組で…… 友人は逆なので、カラオケで歌うとき、どっちもパンプ好きでもその辺り分かれるのでちょうどいいという。
その鼓舞するにしても、あがきまくる弱者の位置を知ってるひとの視点なんだよな。そこがまたいい。
9.で「何回転んだっていいさ~」からの歌詞は、そのあがく中で転んで擦り傷負って血を流してきた、という過程を知ってる人の視線なんだよな。
7.も誰かを少しでも手を伸ばす時には、一緒の位置まで潜ってやるという、その姿勢がな。水面から手を突っ込むのではなく、一緒に沈んで救い出すという。
10.は「K」の路線。これは詩としてお見事。
藤くんの詞は案外大学の近現代文学やってる人々の卒論とかに使われるのも判らなくはない。
ともかくこのひとの歌は日本語をちゃんと聞かせてくれるんだよな。
これが案外フォロワー達には受け継がれているのか怪しいとこなんだよな……
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