爆発風船

膨れ上がった胸の赤い情熱

誰が見ても君は欲求のビタミン不足さ

少し小さい胸が鳩胸になって来た

やがて君は身も心も色気付いたよ

僕はそんな君の甘いボディにメロメロで

無理して強調してしまっているその谷間に

手を入れてボタン引き千切りたいんだよ

僕も欲求のビタミン不足なんだよ

原因は君のせいでLOVEが16g足りない


もう獣になってしまいたいんだよ

獲物に食らい付くように君を抱き締めたい

そしてその爆発しそうなその胸を

僕の胸で押しつけて爆発させたい

僕のハートは身体を飛び出して

一周して君に届くだろう


僕はありもしない来世で祈っている

人々の欲求がヘリウムとなって飛ぶ風船を

それは僕のハートが染み込んだ

君の開発から広まる事を

毎日風船はどこかで空を目指すだろう

無気力になるかもしれないけれど

それで笑顔なら幸せなんだよこの世は

風船ジャンキーになってしまっても

どうでも良くならないかもしれない


夜の空に星の様に永久に輝かない

単発の炎が小さく灯る

銀河系は欲求が重なり

飛びたくなる様な空を造った

鳥達が空高く目指し居なくなってしまった

それで笑顔があるなら構わないよ今の世の中

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る