発光体

私たちが石橋を叩いていたら地球は段々と平たくなって

昔の人が言っていた理論の通りになりました

海の波がやってこない

船が全力で丘を目指すけど 遥か向こうに流されたんじゃないかしら

海女さんたちが帰ってこないのは 気のせいじゃないんだよ

今地球の端をジェット機が目指している 私は数少ない危機に興味のない人である

昨日の録画番組を見ていた方が とても楽しいのだ

渡り鳥が海を目指す その先の向こうは目指した国はないのですよ


雑草を毟って 田んぼの近くを流れる川に流そう

雑草は ゆっくりと川に合わせて流れ

引っ掛かり 数を減らして 地球の端を目指していく

新たなものが生まれると思っているのは私だけである 流れる 姿を見て

私が出来るまでの精子の過程を思い浮かべた 端の向こうが母 卵子であり

今 宇宙を規模に最大の核となる精子を求めているんだ


端は白 ジェット機がズブズブと入り込んで

音信不通になったと家族が電話で知らせをくれた

魚を飲み込んでいく まだ始まりまでの精子にすらなれていないのである

あらゆるものを海へ 端を目指そう

私は午前の私の周りにある光を集めて一つの発行体になった

引きこもりを光速で連れ去り 山の木を全部端に送り込んだ

海が無くなったのを確認した後 私は端に入り込んだ

ズブズブと栗の臭いがする奥を目指して 記憶が無くなりました


近くもなく 遠くもなく 宇宙には二人の赤ん坊が生まれたそうです

銀河系というのはその時の二人の為の食糧だったのです

先生 私は銀河系に赤ん坊がいるとは思えません

宇宙学には誤りがるんではないでしょうか

近々 UFOがその姿を確認しに行きます 赤ん坊は居ないと思います

いえ 確かに存在しています 今頃は小学生くらいです

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