第75話 師匠との別れ

 

 デルフは静かに目を覚ました。


「デルフ!!」


 頭が混濁しながらも起き上がるとすぐ側で椅子に座っているフレイシアがいた。


「フレイシア、様? どうしてここに? ……ここは、俺の部屋?」


 さらにデルフは混乱する。


 殿としてただ一人で戦場に残りボワールの英雄であるジャンハイブと戦ったところまでは覚えているがそれ以降の記憶がない。


「大丈夫ですか? どこも痛くありませんか?」


 フレイシアの両手はデルフの左手を握りしめておりその力がさらに強くなる。


 デルフは自分の身体を見回すが異常はどこにも見当たらない。


「い、いえ特には……」


 自信がなさそうにデルフは答えフレイシアに視線を向ける。


 するとフレイシアが不思議そうにデルフをまじまじと見詰めていた。


「デルフ? なぜ、泣いているのですか?」

「泣いている?」


 デルフは左手を持ち上げて自分の頬を触れる。


 涙が溢れ頬まで流れていた。


 すると、頭がピリッと痛みが走ったがすぐに収まる。


「何か……悲しい、夢を見ていた気がします……」

「気が、する?」


 思い出そうとすると今度は頭に激痛が襲う。

 デルフは頭を抑えながら記憶を振り返るのを止めるとすぐに治まった。


「はい。あまり覚えていないのですが……そんな気がします」

「そうですか……」


 そこで肩の力を抜いたフレイシアは安心からかぽろぽろと涙を零す。


「良かった……本当に良かった……デルフ!!」


 フレイシアはデルフの胸の中に飛び込み今まで溜めていた全てを吐き出すように泣き叫ぶ。


「デルフの馬鹿!! 行くときは挨拶すると言ったじゃないですか!! 死んだと聞かされたときどう感じたか分かりますか! それでも必死に受け入れようと頑張っていたら帰ってきて……解毒しても全く目覚めなくて……。もう、何が何だか分からなくなって……ようするに! とても悲しかったのです!!」


 胸元で泣きじゃくるフレイシアにどうすれば泣き止んでくれるかとデルフはあたふたする。

 そんな見苦しい自分の心に叱咤してようやく冷静になった。


 そして、泣きじゃくるフレイシアの頬を優しく左手で撫でる。


「フレイシア様、申し訳ありません。自分の身をそこまで案じておられたとは浅慮でした。しかし、私は騎士です。命を賭けてようやく為し得る役目。自分は明日どころか今すぐ命を落としてもおかしくありません」

「ですが……!!」


 反論したフレイシアの口をデルフは優しく左手で塞ぐ。


「んんんんんんん!!」


 フレイシアが何か言い続けているが構わずにデルフは言葉を続ける。


「ですので死ぬなという命には必ずとは約束できません。ですが、何も言わずに消えることはしません。デルフ・カルスト、この名に誓って約束しましょう……必ず」


 フレイシアはデルフの手を振りほどき上目遣いで答える。


「もう、約束は破りませんよね?」


 デルフは無言で頭を下げる。


 そして、顔を上げたときにけろっと笑いながらこう付け加えた。


「こんな良き主人に挨拶もなしに消えてしまったら不忠の極みとして悪評が付きそうですからね」

「くすっ。なんですかそれは。あははははは」


 デルフは笑顔になったフレイシアを見て微笑み左手でフレイシアの頬に伝っている涙をすくい取る。


「やはり、フレイシア様は涙よりも笑顔がお似合いです」

「そうさせているのは誰のせいだと思っているのですか!!」


 フレイシアは頬を膨らましてどすどすとデルフの胸を叩く。


 そのときフレイシアの動きはピタリと止まってしまった。


「そうでした! こんなことをしている暇はありません! デルフ! 早く副団長様のところに」

「!! そうだ……師匠!」


 デルフは自分の身代わりになってジャンハイブの攻撃を受けたことを思い出した。


 立ち上がるがふらつき床に転んでしまう。


 思うようにバランスが取りづらいことを不自然に思っていると右腕に視線を向けた。

 そこには今まで見慣れていた義手がなくなっていた。


「そうだった。義手が壊れて……」


 そこでフレイシアが椅子から立ち上がりデルフの身体を支える。


「それよりも運ばれてから一週間も寝込んでいたのですよ。ふらつくのは当然です。さぁ左手を貸してください」


 フレイシアはデルフの左手を肩に回してゆっくりと歩を進める。


「大丈夫ですか?」

「私もそれなりに力はありますよ。たまには私があなたを支えます」


 


 リュースはデルフよりも数日前に目覚めていた。


 だが、もはや指一本も動かせなく辛うじて命を保っている状態だ。


 いまだに生を繋いでいるのは執念の賜である。


 この状態でまだ生にしがみつくのかと罵りをする者もいそうだがリュースにはまだすべき事が残っていた。


「ナーシャ……デルフは無事か?」

「ええ、大丈夫よ。まだ目を覚ましていないけどフレイシアが看病しているわ。何回聞いても同じよ」

「そうか。無事か……流石、私の弟子だ……あの状況で生きて戻ってくるとはな」

「当たり前よ。私の弟でもあるもの」

「ハッハッハ。お前たちは本当に仲良くなったな……」


 その言葉にナーシャは頷く。


「本当よ。初めてだったわ。私の特訓を最後まで付いてきて最終的には私より強くなったなんて今でも信じられない」

「私もスピードが売りだったが……もうデルフに勝てる気がしないな」


 しかし、そう答えるリュースは一切の悔しさを滲ませていない。

 それどころか嬉しそうだ。


 しばらくの沈黙を経てリュースは雰囲気を変えた。


「ナーシャ。私の刀はあるか?」

「え、ええ。ココウマロさんが拾ってきているわ」

「その刀……今日からお前の物だ」


 ナーシャは目をぱちくりとさせる。


「えっ? なんで私? 刀ならデルフに託すべきじゃない?」


 デルフの腰に差していた刀がなくなっていることをナーシャは知っていた。


「いや、あの刀はお前に託すべきだと考えた」

「どうして?」

「あの刀は元々エレメア……母さんから託された物だ。母さんから私にそして私からナーシャに」

「お母さんの……?」

「ああ、それに別にお前に戦えと言っているわけじゃない。ただ持ち主はお前が相応しい。欲を言えば神速しんそくも受け継いで欲しいのだがな。ハッハッハ」


 力を感じさせない掠れた笑い声が静まりきった部屋に木霊する。


 ナーシャは首を傾げた。


「神速?」

「一度見せたことがあるだろう?」

「ああ、あのズバババーンってやつ?」

「……多分、それだ。本来ならば技はデルフに教えたかったが……」

「ふふ、そうね、デルフには魔力が無いものね……。うん、わかった。頑張ってみる」


 ナーシャはそこでふと疑問が生じた。


「えっ? デルフって魔力がないのよね? つまり魔法が使えない? だとしたらどうしてあんなに速いのよ? あれ?」


 悩んでいても結論は出ない。


 そのときドアを叩く音が部屋に響いてきた。


 ナーシャが「どうぞ」と言うと扉が開きデルフとデルフを支えているフレイシアが部屋の中に入ってきた。


「師匠……」


 ナーシャは立ち上がり自分の座っていた椅子にデルフを手招きで誘導する。


 デルフは椅子に座り、寝込んでいるリュースに視線を向ける。


「デルフ……無事だったか……」


 身体が動けばリュースはデルフの手を握りしめるところだがもう身体の自由はきかない。


「師匠……俺のせいで……あのとき、反応ができなかったから。俺はまだまだ未熟です……」


 顔を俯き後悔するデルフにリュースは優しく声を掛ける。


「気にするな。最後ぐらい師匠らしいことをできたことに私は満足している。どのみち短い命だ。もう雑兵にも満たない非力な兵が将来有望な命を残せる。これに勝る死に方はない」


 それでも俯いたままのデルフをさらに励ますように言葉をかける。


「大丈夫だ。お前は強い。すでに私よりも強いだろう」


 それでも俯いたままのデルフにリュースは一息を入れてから言葉を続けた。


「私はお前を弟子である前に自分の息子のように思っていた」


 デルフは驚いたようにゆっくりと顔を上げてリュースに視線を合わせる。


「私はお前に感謝している。エレメア、ナーシャの母が死んでしまってからナーシャはあまり笑わなくなったんだ。私といるときや外では無理に笑顔を作ってくれた。しかし、本当の笑顔はあのときから消え去ってしまっていた。それがお前が来てからナーシャは本心から笑うようになった……」

「お父さん……」


 ナーシャはフレイシアを抱きしめながら涙ぐんでいる。


「俺も師匠に拾って貰わなければここまでになりませんでした」

「私はお前にほんの僅かなことしかしてやれなかった。殆どがナーシャや、なにより自分の努力の賜だ」

「そんなことは……」


 否定しようとしたデルフに食い気味にリュースが言葉を発する。


「だから、最後に師匠、そして親らしい言葉をお前に残させてくれ」


 デルフは顔を引き締めて無言で頷く。


 その視線を感じたリュースは再び口を開く。


「デルフ。お前はもう部下を持つ上の立場の人間だ。お前に決断を迫られるときがいずれ必ず来る。迷っているお前に助言してくれる者もいるだろう。その言葉を聞くことも大切だが、最終的に決断するのはお前自身だ。自分を殺して周りに流されることは決してあってはならない。特に自分の意志を殺すことは必ずあってはならない。お前が決めるんだ」

「……はい!」


 デルフは力強く頷く。


「まぁ、これは私の人生を大きく変えてくれた人の受け売りだが。ハッハッハッハ」


 リュースは最後の力を振り絞り奇跡的に身体を持ち上げて起き上がった。


「お父さん!?」


 ナーシャが急いでリュースの身体を支える。


 リュースはナーシャとデルフを大きく抱きしめるとこう呟いた。


「デルフ。ナーシャを頼む。そして、私の副団長としての意志をお前に託す」

「はい!」


 そのデルフの瞳を見届けたリュースは身体を落としてベッドに身を預ける。


「ココウマロ、いるか?」


 部屋の外で立っていたココウマロが中に入ってきてリュースに一礼する。


 床に伏せているリュースからココウマロの姿は見えないが動きを察したリュースは一言告げる。


「私が死んだ後はデルフに仕えてくれないか?」


 それを聞いたココウマロは気まずそうに頬を掻く。


「そうしたいのは山々ですが何分拙者も歳のせいで動きがおぼつかなくなってきましてな……。リュース殿が亡くなられたら隠居をしようかと考えております」

「そうか……それは悪いことを言った。そう言えばお前も十分な歳だったな。すまない、今の言葉は忘れてくれ」


 打ち切ろうとしたリュースにココウマロから待ったが掛かる。


「いえ。まだ話は終わっておりません。ですので拙者の代わりに我が孫がデルフ殿にお仕えいたします。ウラノ」


 ココウマロが呼ぶとウラノと呼ばれる少年が部屋に入ってきた。


 身長はフレイシアよりもやや高いがそれでも小柄で前髪は下ろしており後ろの髪を紐で束ねている。


 服装は胸当てを装着しており腰には小刀を携えている。


 ウラノはデルフの前に来ると一礼した。


「この少女がココウマロさんのお孫さんですか?」


 何気ないデルフの一言だったがその一言がウラノに大きな衝撃を与えた。


「しょ、しょ、しょしょしょ少女……」


 がっくりと項垂れて後、すぐに顔を上げて涙目でデルフに言葉を放つ。


「小生はれっきとした男です!!」


 ココウマロ以外のその場にいた全員が呆然とウラノを見詰める。


「え、あ、うん。それは悪かった……」


 ぷるぷると身体を震わして顔を真っ赤にしているウラノを見ると謝ることしかできなかった。

 どうやら気にしていることを突いてしまったらしい。


 ウラノは落ち着いてからコホンと咳払いしてデルフの前に跪く。


「改めまして小生はウラノと申します。これから生涯にかけて殿にお仕え申し上げます。まだまだ未熟者でございますが何なりとお申し付けください」


 デルフは唖然と深々と頭を下げるウラノのその様を見てからココウマロに視線を向ける。


 ココウマロは孫の成長を見て満足そうに微笑んでいた。


 次にリュースに視線を向けると大丈夫だという意味を込めてデルフに頷く。


「生涯? 殿? ……えええ?」


 すぐには飲み込むことはできないため取り敢えずいったん考えることを止めた。


「デルフ、お前はこの国の最大戦力の一人だ。忠臣の一人や二人いてもおかしくない。自分に自信を持て……」


 そこでリュースの言葉が途切れた。


「師匠!?」


 デルフは慌ててリュースの下に近寄ろうとするがナーシャが掌を向ける。


「大丈夫、眠っているだけよ……」


 そう言うナーシャの声は暗い。


 分かっているのだ。

 もうリュースの命の灯火が燃え尽きる寸前であることを。


 デルフたちはナーシャを残してその場を後にする。




 数時間後、家に来訪者が現われた。


 デルフは扉を開くとそこにはハルザードがいた。

 ハルザードはデルフを見て驚いている。


「おう、デルフ。お前無事だったのか!? 聞いた話だともう死んでしまったと考えていたが……中々タフな奴だ」


 そして、その後ろからハルザードを叱咤する声が聞こえてくる。


「ほ〜ら、言ったじゃろうが! 儂が認めたデルフがそう容易く死ぬわけがないと」

「爺さん?」


 それは元騎士団長、元三番隊隊長、元フレイシアの側付きなどたくさんの経歴を持つ爺さんことウェガ・スミドルムがハルザードに小言を挟む。


「デルフ、小僧はまだ生きておるか?」


 小僧と言われて少し悩んだが生きているという言葉に該当するのは一人しかいなかった。


「師匠のことですか?」


 そして、デルフはハルザードたちをリュースの下まで案内する。


 ハルザードたちの姿を見たナーシャは席を外して部屋の中を三人だけにした。


「小僧、これはまた派手な戦いをしたらしいのう」

「爺さ……いえ、師匠。あなたより先に行くなんてすみません」

「全くじゃ。しかし、懐かしいのう。お前たち二人を育てたときからもう何年じゃ?」

「二十年ちょっとだな」


 ハルザードが答える。


「育てた二人が騎士団を担う団長の二人になるとは儂も鼻が高い。ふぉっふぉっふぉ。しかしお主はハルザードが騎士になったときもしばらく放浪しとった。そして、次に顔を見せたときは前よりも格段に強くなっており嫁さんまでできておった。全く希有な人生を歩んだものよ」


 そんなウェガの目尻に涙が溜まる。


「恐縮です」


 ウェガが目を擦り咳払いして話を変える。


「さて、話は変わるが今回の戦いで大きな被害が出た。一つは四番隊隊長のソルヴェルと副団長のお主の欠員じゃ。何が一番大きいかというとお主の穴もそうじゃが、なにより副団長候補だったソルヴェルの死じゃ」

「ああ、次の副団長を誰にするか……もちろん隊長の中から決めなければならない。最有力候補はドリューガだがやつは気性にもの凄く問題がある。はたして務めを果たすことができるかどうか」


 険しい表情をするハルザードにリュースは小声で笑う。


「大丈夫だ。デルフがいる」

「デルフだと? だが、あいつは隊長をするのにも経験が浅く周囲の不満が大きいのに副団長をだと?」

「あいつは私の弟子だぞ? それに経験ならもう十分なほどを積んだと思うが?」


 そのとき、ウェガが大笑いする。


「ふぉっふぉっふぉ。ハルザードよ。お主が言えることでもなかろうに。隊長を担うこともなくいきなり副団長になったではないか」

「そ、それはだな。あなたの推薦を文句言う隊長をたたきのめし……」


 そこでハルザードの声が止まった。


「まさか……リュース?」


 リュースは何も答えずに口元に笑みを浮かべている。


 


 そして、後日とうとうその時が来た。


「そろそろだ……」


 リュースが弱々しい口調でそう呟く。


「お父さん!!」


 ナーシャが涙を零しながら叫ぶ。


 この場にはリュースの他にナーシャ、デルフ、フレイシア、ココウマロ、ウラノが集まっている。


 もちろん、フレイシアはフーレの格好をしている。

 だが、この場にいる全員はその正体を知っているのでもう変装の意味がないかもしれない。


「フレイシア様。恥ずかしながら、どうかデルフを支えてやってください」

「もちろんです。副団長様もお達者で……」


 次にリュースはココウマロとウラノに目を向ける。


「ココウマロ、今まで私のよく仕えてくれた。そして、ウラノ。君もデルフのことをどうか支えてやってくれ」


 ウラノは恭しく一礼する


「リュース殿、最後の手向けに一つお教えしましょう」


 ココウマロはリュースに近寄り耳元に小声で囁く。


 それを聞いたリュースは驚いたような顔をするがそれと同時に得心のいった表情をした。


「そうか、そうだったか。貴族だとは思っていたがよもや……。ココウマロ、今まで苦労をかけたな」

「いや、一向に」


 ココウマロも頭を下げ敬意を表す。


「ナーシャ。こちらに」


 そう呼ぶとナーシャはリュースの手を握りしめる。


「お前には散々苦労をかけた。仕事を理由にお前には父親らしいことをしてやれなかった。急に旅立つ私を許してくれ」


 ナーシャは涙を零しながら無理矢理笑顔になって答える。


「本当よ! 本当にお父さんったら勝手なんだから。弟子を何人も連れてきたこともあるし……今度は勝手にいなくなろうとするし……。でも、全部私のためということは知っているわ。全く不器用なんだから」


 ナーシャは溢れる涙を必死に堪えて無理をして笑顔を作り一言だけ発する。


「今までありがとう、お父さん」


 限界が来たナーシャは自分の顔をリュースの腕にぶつけて泣き叫ぶ。


 そんなナーシャを儚い目で見詰めた後、リュースはデルフに視線を向ける。


 その目付きにはとても死ぬ前とは思えないほどの覇気が備わっていた。


「後は任せた。ナーシャを頼む……」


 その一言だけを残してリュースの身体の力は抜けてベッドに沈み込んだ。

 リュースは安らかに息を引き取ったのだ。


 その表情は笑みを浮かべておりとても死んだとは思えなかった。


「はい!」


 デルフは決意が籠もった声で大きく返事をした。


 もう耳には届いていないだろうがリュースには伝わっているはずだ。


 こうして、デルフの人生を変えてくれた恩師であるリュース・ギュライオンはその生涯を終えた。

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