第728話 フェイド・アウト
令和4年7月13日 水曜日
どうやら、この1週間、躁状態だったようだ。
極めつけのエピソード。
不気味な声で留守電が入っていた。13日に十三、18日にヘッドオフィスなど、俺の行動予定を知っている。俺は、狙われているのかと怖くなった。
誰だろう。怪しい人を推測する。恐怖は恐怖を呼び、行動が普通ではなくなる。山中湖の別荘が手に入ったというのは、公正証書の読み違いであると弁護士に指摘されて分かった。十三に行った。女性に香水をプレゼントした。カラオケ喫茶に行った。和牛焼肉店に行った。タクシーを目一杯使った。躁状態だった。その中でも大きかったのが、ケースワーカーに背中を押され、生活保護辞退を決定したことだ。今は、いろいろあるが、決断して良かったと思っている。
そして、ふと気が付いた。不気味な電話の主は私だったのだ。へんな声だったのでええ分からなかったが、私だった。コンビである、くろいぬ氏の電話帳登録の勤務先を私の携帯にしていたのだ。躁状態は、ここでプツンと終わった。
散らかっているが、すっとした。長い5年間だった。
さて、標題のフェイド・アウトだが、これはこの日誌についてだ。
第728話となっているが、2話オペミスがあるので、本当は726話だ。
日誌は、ライブドア・ブログの「実録・躁うつ病」に統合する。
あと1話で。727話だ。727と言えば、ボーイングだ。飛びますよ。
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