第43話 狂気の水分摂取

午後5時。A女史が帰ってから、やたら喉が渇く。異常だ。制限出来ない。マンションから15メートルほどのところに自動販売機がある。止められない。

カルピスソーダ500ml 3本

カルピスウォーター 500ml 2本

ネクターピーチ 350ml 1本

ポストニックウォーター 500ml 2本

余市の白ぶどう 280ml 1本

緑茶 1500ml 1本

いくら飲んでも満たされない。精神疾患だ。身体にいいはずがない。

救いはハイボールを飲んでいないことか。逆か?

とにかく金もない。

医者は我慢しろと言うだろう。無理だ。俺は精神疾患だ。

午前2時の朝食。定番化してしまった。

何とか、午前2時の夜食にしたい。

サイクルを変えないといけない。

唐突に、カップヌードルのカレーが食べたくなった。

ハイボールも飲みたくなった。

問題は、朝食後薬を飲む時間ななだ。

レキサルティをいつ飲むかなのだ。

そして、いつ寝て、いつ起きるかなのだ。

用事はない。完全な自由。どう考えれば良いのだろうか。

荒れている。

とにかくコンビニだ。

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