第151話 今・残り3日

8月6日。

4時半ごろ、痛みを覚える。40分から50分ぐらい続いた。


1時間足らずだけだとすると、この日のエコキュートの稼働時間はずいぶん短いが、それとも音が小さくて起きるほどではなかったのだろうか?



ただ、エコキュートの稼働が終わってすぐ5時半ごろからエアコンが動いたので、そのまま目が覚めてしまう。

目は覚めたけれど、だるくてすぐには起き上がれない。 6時起床。




8月7日。

3時20分エコキュート稼働。

心拍亢進。痛み。



8月8日。

3時15分目が覚める。

痛みと心臓あたりに圧迫感。

(外で確かめると確かに動いている)

眠れず。

4時位から全身の痛み。

5時ごろ、楽になり寝る。

6時ごろから何か別の音。寝苦しい。






残り三日。


いまだ返事なし。


断るにしろ、返事くらいしても良さそうなものだけれど。




ヘルパーさんのお一人は、


「いられないなら出ていけばいい、くらいなつもりなのかもね」


と言う。そして、


「だって、給湯器って家の要でしょ」



???


そう?


私は首を傾げてしまった。


私は、給湯器は不動産屋さんがサービスでつけてくださると言うので、機種も聞かずにお任せした。


私にとって、給湯器なんてなんでもいいし、同じことを誰かに言われたら、費用がかからなければ、あっさり承諾するだろう、それくらい軽い。


どうでもいい。



K田さんがどれだけエコキュート をつけたかったか知らないが、あちらの天秤に乗っているのは「たかが」給湯器で、私の方は、家一軒。

とても釣り合うとは思えない。



伝え方が充分だったとは言えないかもしれないけれど、こうなることは建て替え前にお知らせもした。

それでも、あくまで低姿勢で、お願いの姿勢を崩したりはしなかったし、費用もこちら持ち。




まさか本当に、返事もしないつもりなの?



まだ3日ある。


返事くらいはするって、思いたい。

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