第88話 今・GW最終日

鍼灸院に行くことにした。


いつもの時間に、バスを待っていたら、頭に鳥のフン直撃!


一本あきらめて(次は30分後)、慌てて家に帰り、髪を洗う。

不幸中の幸いか、服は無事。

急いで着替えて、再度、出発。



鍼灸院は久しぶりにとても混んでいた。

GW中、唯一の診察日だからか。


最近はコロナの影響か、結構空いていたのに、2時間待ちと告げられる。


お昼ご飯をお蕎麦屋で済ませ、本屋さんに寄り、全部で2時間弱、時間を潰して鍼灸院に戻ると、すでに私の番が過ぎている。

受付の方の予想以上に早く、診察が進んだようだった。



まあ、いいか・・・という感じで、治療を受け、帰る。


なぜか今日は、行きも帰りも電車をギリギリで乗り逃す。



なんなの・・・この、引き留められ感。

ゆっくり帰れよ、と言われているみたい。



もしかして・・・と帰ってみると、お向かいに車が二台。



ああ、とうとう来たのね。


休み明けになるんじゃないかと思ったけど、今日だったのね。


いつかは来るのだから、仕方ない。


仕方ないけど、やっぱり怖い。




家に入って、ブルブルしていたら、帰って行った。


準備に来ただけだったらしい。



4月末、と聞いていたけど、少し予定が遅れている。

少しでも遅い方が私はいいのだけれど、それでもいつかは来る。



いつかは来る。



分かっていても、気が沈んでしまった。

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