第240話 魔闘会でファッションショータイム!③
休憩を挟んでファッションショー後半の部がスタートした。
いやー、前半の部は大成功だったな。
49番のアリスは新しい服を着たくなるようなワクワクした気持ちにさせてくれた。
身体のバランスが良く、手足が長くて表情も豊かだった。
本人は自分の魅力にあまり気づいていないみたいだったが、その辺のちょっとヌケているというか、どことなく飾らない感じが新鮮で嫌味がなく好感が持てる。
数々のビジネスマンを見てきた俺の勘が、彼女はただ者じゃないと言っていた。
もう数年して大人になったら美人になることは間違いない。
彼女の人気が出るのはそう遠くない未来だ。
さて、後半の部。
仕掛けが上手く機能してくれるか……。
「準備はどう?」
「はい。完璧でございます」
「問題ございませんな」
クラリスとウサックスが舞台装置をちらりと見て、強くうなずいた。
俺がいる舞台袖にはアリアナ、エイミー、エリザベス、パンジーが各々の衣裳に身を包んで精神統一していた。
全員に目配せをしてうなずき合う。
すると王国劇場が暗転し、舞台後方がライトの照明で照らされてゆっくりと浮かんだ。
観客からは、おおおっというどよめきが上がる。
よし、まずは成功だな。
コバシカワ商会で雇った浮遊魔法使いによる“
浮かぶ舞台には赤い絨毯と豪奢な椅子が設置され、グレイフナーきっての歌い手マリリンムーンがスタンバイしている。
彼女が大きく息を吸い込むとそれが合図になり、楽器隊による軽快な曲が始まった。
パパパパパパッと王国劇場に光りが走り、幻影魔法によってマリリンムーンが三人に増え、彼女の持ち歌の中でも一番にアップテンポな『べビールビル・レディ』という曲が楽しげに響き渡った。
観客は大いに湧き、見たことのない舞台演出に度肝を抜かれた。
いいぞいいぞ。もっと驚いてくれ。
「エリィ、行ってくるね!」
小声で手を振り、エイミーが何の気負いもなく舞台袖からランウェイへと出ていった。
すぐに観客から見えない位置に移動してランウェイを見る。
曲の軽快なリズムに合わせてランウェイをエイミーが歩き、楽しげに手拍子をしつつ、華麗な足取りで舞台上を進んでいく。
おおっ、我が姉ながら本当に堂々とした振る舞いだな。エイミーは本番に強い大物だ。
俺が見たことのあるどのモデルよりも美人で可愛く、観客を魅了している。
「雑誌Eimyの表紙を飾るポスターの妖精、エイミー・ゴールデン!!」
司会者の登場宣言に会場から「きゃー」とか「うおおおっ」などの歓声が上がる。
「彼女を彩る艶やかな服はミラーズ新作エリィモデル、パーティードレスシリーズ『トワイライトポップ』!」
エイミーが着ている服装は舞踏会用のドレスだ。
ドレスといってもごてごてしているものではなく、フレンチポップを取り入れたカラフルなデザインを採用している。俺が初めて舞踏会に参加したとき、レディの服装があまりに無骨であったことから着想を得ており、庶民でも充分に着こなせて普段着よりちょっと高級感のあるシリーズに仕上げた。
パーティードレスシリーズが流行れば、あの野暮ったい皮のスカートは廃れていくだろう。次の舞踏会はさぞ目の保養になりそうだな。
ちなみにトワイライトには薄明かり、という意味がある。『トワイライトポップ』には、ポップではあるがあまり派手すぎず落ち着きもあるよね、というニュアンスが込められていた。
『トワイライトポップ』に関して防御力は一切無視。“ファイアボール”を撃たれたら一撃で燃えてしまうため、頭のお固いしきたりを重視する貴族には売れないと予想している。
そのため、ワンランク上の豪奢で防御力が高い貴族向けドレスは今後開発する予定だ。まぁ結構先になりそうだけどな。
「エイミーさまぁ!」「きゃー!」「こっち向いてくれ〜!」
会場中から熱い声援が送られている。
エイミーが着ているのは白地に大きな水精霊が等間隔にプリントされたサーキュラーワンピース。
ベルトは黒で、胸元にネックレス。
足元はヒールで手には赤いハンドバッグだ。
もうあれだよね。可愛すぎて物理の法則を無視して両目から鼻血が出るわ、コレ。
エイミーはニコニコと垂れ目をさらに下げて笑いながら歩き、ハンドバッグ片手にお上品な仕草で手拍子をしている。
観客にも手拍子が伝播し、マリリンムーンの歌声に合わせて鳴り響く。
エイミーはランウェイの先端にたどり着くと半身になってポーズを取り、ハンドバッグから杖を取り出した。
やべ、カッコ可愛い。
「“
木魔法中級“
樹木は葉を茂らせながらにょきにょきと伸びていき、二階客席に届かんばかりに広がる。
エイミーがにっこりと笑って指をパチンと鳴らすと、“
わああああああああああっ、と会場からは割れんばかりの拍手が鳴り響いた。
「うわあああ!」「木魔法だ!」「エイミー様ぁ!」「素敵ぃぃ!」「痺れる憧れるぅ!」「抱いてくださいましぃっ!!」「きゃー!」「可愛いっ、美人っ!」
魔法によるパフォーマンスは観客から大盛況だ。
エイミーは最後にほほ笑むと、スカートをひらひらとさせながらランウェイを戻っていく。
「次に登場するのはエイミー嬢のお姉様! 彼女に見つめられたら誰でもノックアウト、エリザベス・ゴールデン!!」
エイミーが舞台袖に戻ってくると、エリザベスが彼女らしい真面目な視線を俺に送り、舞台袖から出ていった。
人気の出てきているエリザベスの登場に観客の手拍子がまた強くなる。
歌姫マリリンムーンの美声もいよいよノッてきたのか先ほどより力強く劇場内に響き渡った。
風邪を引いたとかで休憩室でぐったりしてたのが嘘みたいだな。やっぱプロすげーわ。
エリザベスがキビキビとした足取りでランウェイを歩く。
彼女はワインレッドのノースリーブ・フレアワンピースに真珠のネックレス。
ワンピースは襟や袖を黒布で縁取っているのでポップさが出ている。首には黒いリボンを巻いて、髪型はアップにしていた。両腕に肘の手前まである黒の手袋をつけている。
観客に微笑と流し目を送りつつ大きな胸を揺らし、ランウェイの先端で立ち止まってウインクを放った。
エリザベスは一見クールでキツいキャラでありながらも、実は純真で優しい。
そういった彼女の内面の良さが最新のコーディネートによって出ているような気がして、いつもより数倍魅力的に見えた。
エリザベスはウインクの後、サービスと言わんばかりに投げキッスを正面に撃ち込んだ。
目が合っていた数人の男女が悲鳴を上げて卒倒し、近くにいた救護スタッフが光魔法で回復する。
おおおっ、大サービスだな。
いつも頼んでもなかなかやってくれないんだぞ。
さらにエリザベスはスカートを上げて太ももにつけていた仕込み杖を取り出した。
一瞬見えた美脚に、周囲からは軽い叫び声と溜め息が漏れた。
テンメイ! テンメイはいるか?!
今の写真に撮ってなかったらガチで説教な!
「“
エリザベスが目をつぶり、土魔法で会場中をサーチする。
追加で風魔法上級“
彼女らしい演出とサプライズは成功だ。
悩んで決めた甲斐があったぞ。
エリザベスがランウェイを戻っていき舞台袖へと戻る。
次に舞台袖から出ていったのはパンジーだった。
かなり緊張していたが、アリアナがパンジーの腹をずっとムニムニしていたおかげでだいぶ表情がほぐれている。
それを見ていたスタッフ達のニヤニヤが止まらなかったっていうね……。
いや! 気持ちは分かる!
狐美少女と桃色美少女がきゃいきゃいやってたら自然と顔がほころぶ。これは自然の摂理ってもんだろ。
「ピンクの髪と天使の微笑み! 彼女の天真爛漫な笑顔に何人もの男女が癒やしを得たことでしょう! サウザンド家令嬢、パンジー・サウザンド!」
司会者の紹介にパンジーが笑顔で応えた。
パンジーは黒字に白ドッド柄のサーキュラーワンピース。
靴はパンプスで白ソックス。
ネックレスをつけ、ピンクの髪には花の髪飾りをつけている。
とてつもなく可愛くてスイートな雰囲気だ。
「彼女の腕には特別ゲスト、エンジェルマルチーズ!」
そしてパンジーの左腕には白い羽がついたマルチーズが行儀よくおさまっていた。
グレイフナーで人気の“
パンジーは桃色の髪を揺らしながら嬉しそうに手を振り、ランウェイを歩いていく。エンジェルマルチーズはつぶらな瞳でパンジーを見上げ、小さな羽をパタパタ動かしていた。
パンジーとエンジェルマルチーズのコンビを見て、観客にはほっこりとした笑顔が広がった。
彼女はランウェイ先端に到達するとベルトに差していた杖を抜いた。
「“
パンジーの杖から温かい光が溢れ、エンジェルマルチーズを包み込んだ。
マルチーズは嬉しそうに何度もわんわんと鳴き、おかえしなのかパンジーに“
よっしゃ、成功!
リハーサルではうんともすんとも鳴かなかったワンころが、本番で魔法を唱えてくれたぜ!
あとでビーフジャーキーやるからな!
パンジーが“
会場からは温かい拍手と、エイミー、エリザベスとはまた違った声援が大きく響いた。
パンジーがランウェイを戻る頃にはマリリンムーンの曲が終わり、次のナンバーである『カフェテリア』という曲に切り替わった。
さあ、ここで浮かぶ舞台が元の位置に戻って——
『Ohカフェテリア
角砂糖みたいに私を溶かす、その瞳』
背中がかゆくなりそうな甘い歌詞をマリリンムーンが歌い上げる。
浮いていた床が舞台後方へと戻り、木魔法によってその場で床が迫り上がっていく。そしてどこからともなくテーブルとティーセットが浮かんできて、執事服を着たダンサー四人が踊りながら代わる代わる彼女に給仕をした。
わああああああっ、と観客からは盛大な拍手が送られる。
よし、これも好評ッ。
貴賓席からも熱い声援が飛んでいる。
会場の雰囲気がまた新しいものに変わった。
実は執事の中に、ジャックがいるっていうね。
どうしてもやってほしかったから「おねがいおねがい」と無理を言って登場してもらった。
エリィのお願い攻撃がガチでリーサルウエポン。
後半はジャックも乗り気になってダンスを練習してたからな。
「次に登場は最新号で人気に火がついた狐人の美少女! 黒魔法の使い手、アリアナ・グランティーノ!!」
「エリィ、行ってくるね…」
「いってらっしゃい!」
「ん…」
小柄には見えない堂々とした足取りでアリアナが舞台袖からランウェイへと移動して行く。
彼女は水色、黄色、白の爽やかなタータンチェックのセットアップ。
スカートはミニでフレア、靴は十センチのヒールで身長を底上げ。
首元は細いネックレスをして手には繊細なチェーンがついたミニポーチを持っている。
可愛い。
この世界が今しがたビックバンで破壊されたとしてもその可愛さだけは生き残って天地を創造するぐらい可愛い。久々に意味分からんけど可愛い。
アリアナが姿勢良く大股で歩き、クールな表情でランウェイを歩いていく。
ランウェイは観客より上に設置しているため、下手をするとスカートの中が見えてしまうのだが——秘境に辿りつく者は一人もいない。
彼女のスカートは特注。
ゴールディッシュ・ヘアが織り込まれており、闇魔法“ダーク”が常時発動するという男泣かせの覗き見防止魔法が付与されていた。
ちくしょう、ちくしょう、という声がそこかしこから聞こえるのは気のせいではなく、何人もの男が血の涙を流して彼女のスカートを凝視している。
ははっ、残念だったな男性陣諸君。
おまえ達の考えていることはお見通しさ。なぜなら俺も同じことを考えているからな。
販売されているスカートは覗き見防止処置が取られていないので、購入の際にはお気をつけください——という注意書きを入れておかないとなぁ。
まだまだゴールディッシュ・ヘアの魔法付与が安定していない。売り物にするのはもうちょい先だ。
アリアナはすまし顔でランウェイの先に到着すると、くるりと一回転して笑い、両手でハートマークを作った。
「“
————なっ!!?
突如として王国劇場に吹き荒れるトキメキ旋風!
瞬間最大トキメキ風速五億六千万トキメートル(当社調べ)を記録!
「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」「ゔっ!」
彼女を見ていた者すべてが心臓を押さえてうずくまり、一、二秒して復活した。
……心臓いたぁい!
効果が短かったのはアリアナが魔力を抑えたからか!?
「これがトキメキ……そう……TO・KI・ME・KI……」
恋の魔法も久方ぶりだな。
「お嬢様、大丈夫でございますか?!」
いかん。
意味不明な呟きを漏らしてたらスタッフにめっちゃ心配された。
観客はよくわからない心臓の痛みに驚き、なぜか感動して拍手喝采。
いやいやもうなんでも楽しくなっちゃってない?
「ごめんなさい。大丈夫よ」
スタッフが安堵して持ち場に戻っていく。
すまん、世話ぁかけるな。
舞台を見れば、“
「さぁ、前半の部では素晴らしい審査員としてのコメントをしてくださった総合デザイナーの登場! ファッションの女神、エリィ・ゴールデン!!!」
ついに俺の出番か。
「頑張って、エリィ…」
「まかせときなさい」
舞台袖に入ってきたアリアナとハイタッチを交わし、ランウェイへ向かって歩いて行く。
思えば、白の女神、浄化の女神、体術の女神、ファッションの女神など、様々な女神にエリィは形容されるようになったな。
ランウェイ手前で腰に手を当ててポーズを取り、訓練してきた美しい姿勢と力強い足取りでステージを闊歩する。
「おおおおっ!」「エリィちゃ〜〜ん!」「わしの孫になってくれぇい」「こっち見てぇぇぇ!」「ああもうなんかすんごいですぅ!」「ぴぎゃああっ!!!」「きゃーーーっ!」「す〜て〜きぃ〜!」
会場からは歩くだけで拍手が起こった。
服装はミルキーなピンク色のコクーンミニスカートにセットアップのジャケットを羽織り、首には金細工の花柄ネックレスをつけている。
パリコレみたいにもっと奇抜なデザインにしようと考えたが、まだ時代が追いついていないと判断して無難なものにした。
しかし……ミニスカートだけは譲れない。
アリアナにも先ほど穿いてもらったので、ぼちぼちミニスカートがグレイフナーの女性に認識され始め、これから一年ないし二年後には流行るだろう。
俺がランウェイを歩きつつ、内心では「ビバ、ミニスカート! イエス、ミニスカート!」と叫んでいるとは誰も思わない。
中に入っているのは美少女ではなくお茶目なイケメンでっせ。イェイ。
手、振っとこ。
解説を入れると、エリィのスカートにもゴールディッシュ・ヘアが織り込まれており、闇魔法“ダーク”が付与されているためその中は不可侵となっている。アリアナのときよりも血の涙を流している男子が多いな。
スタイルが良すぎて仕方のないことだとは思うが、もう少し自重をしてほしいところだ。
手すりに頭を打ち付けて昏倒する者、二階観客席から落下する者などが出て警備スタッフと救護スタッフが忙しそうだ。騒ぎにならないのは観客がショーに集中しているからだな。あと、グレイフナー国民はやたらタフな連中が多いからすぐに魔法で復活する。
優しげに手を振りながらツインテールと胸を揺らし、ランウェイの先端まで到着した。
よし、俺も一発キメてやるぜ。
唱える魔法は当然アレだ。
杖もどきを手に持ったハンドバッグから出してと。
観客も期待で食い入るような眼差しになってるぞ。
「——愛しき我が子に聖なる祝福と脈尽く命の熱き鼓動を与えたまえ……“
観客の期待通り、浄化魔法中級“
「うわぁっ……」「綺麗!」「ありがたや」「浄化魔法、初めて見た……」「すごぉい!」「わぁっ!」「うおおおおおおおっ」「なんてこった」「パンナコッタ」「エリィちゅわん僕と結婚してくれぇぇ!」「エリィちゃーーん!」「女神ぃぃっ!」
王国劇場は笑顔になる者、涙を流す者、歓喜や驚嘆など様々な声が上がり、皆が温かい気持ちで心が満たされた。
歌い手マリリンムーン、楽器隊もこのときばかりは音楽を止めて銀の星屑を眺めている。
「みんな、今日は楽しんでる?」
魔法を切り、笑顔で言ってみた。
俺としては完全なドヤ顔で「楽しんでいってくれよな!」と言ったつもりだが、やはりエリィ補正がかかって違う言葉になった。
その瞬間を見逃さず楽器隊が演奏を再スタートし、マリリンムーンの曲が『カフェテリア』から『恋のライトニング』にシフトチェンジした。
場の空気が一変した。
いいね! ナイスタイミング!
観客は何度叩いたか分からない手を夢中で合わせて拍手をした。
「楽しんでるぜ〜!」「イエーーイ!」などの声が幾度も上がり、その反響を心地よく思ったエリィが「まあ」と口を手で押さえ、空いている腕を大きく振って観客に応えた。
エリィが勝手に動いたってことは、彼女もこのショーを楽しんでいるってことだ。
軽やかに踵を返し、ランウェイを戻った。
惜しみない歓声がエリィの背中に投げかけられた。
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