第8詩 有限の時の中で
朝目が覚めたら 太陽が顔を出していた
地球の裏側はもうみんな夢の中だと ぼくに囁く
こちらはこれから始まるよ そう ぼくは呟いた
有限の時の中で ぼくに何が出来るのだろう
ただ小さく縮こまり 世界の広さに震えている
まだ知らないことがある まだ知りたいことがある
だから
震えを固い拳で止める 無理矢理でもいい
真っ直ぐに前を見ることだけを考えろ
有限の時の中 きみと出会えた
これは奇跡? いやこれは 必然なんだ
会うべくして 会えた
奇跡などない 全ては あるべくしてあるんだ
だから まだぼくは小さくて 何も出来ないけれど
ぼくに出来る最大限を
ぼくを大切に思う人のため ぼくが大切に思う人のため
精一杯 今日というこの日を 生きること
これを 誓うよ
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