小説へのアドバイスは難しい?

先日、近況ノートに書いた内容への反響が多かったので、こちらにも転載します。

ジャンル問わず当てはまる内容のため、大なり小なりお役に立つかもしれません。


転載ここから


さてさて、カクヨムコンもひと段落して、少し前に気になったことを話題にしやすくなった気がします。

その話題とは表題通り、小説へのアドバイスについてです。


過去を思い返すと、小説を書き始めて一、二年ぐらいが一番アドバイスを受けた時期だと思います。

それ以降は質と量でいくと量が減った分、ピンポイントで質重視のアドバイスを受けた気がします。


個人的には丁寧な言い回しをしてもらえるなら、作品をよくするために歓迎できる部分もあります。

もちろん、ちゃんと読んだのか分からない、上から目線だと聞き入れがたいこともあるのかなと思う部分も(笑)


アバウトな見解ですが、アドバイスについては作者本人が自分の技量(文章力、面白さなど)をどう捉えているかが大きいと考えています。

すでに書き手として完成形に近い、もしくは確立されている場合、柔軟に捉えることにメリットを感じにくいと思います。


他方で成長過程にある、フィードバックを受けて成長したいという場合は可能な範囲で聞く耳をもつのもいい気がします。

当然ながら丁寧なフィードバックは伝える方に労力が発生するので、なかなか難しいところはあると思います。

そのため、場合によっては信頼できる有料サービスで、実績ある人からフィードバックを受けるのもありかもしれません。


閑話休題。


ちなみにXで書籍化作家の方が好評は素直に喜ぶ、批判はシャットアウト、もっともらしい意見は一理あるぐらいに捉えるとポストしていました。

確固たる自信、あるいは実績がある場合はそれで問題ないですよね。


肝心なのはそうでない段階において、どれだけ聞き入れかということだと思います。

そもそも、アドバイス(作品への意見含めて)をする人はあまり見かけないので、少ない機会ではありるというのもあります。


ウェブ小説では、読者の反応=数字などから手応えを探りながらだと上手くいっているのか、そうでないのかの反応が難しい気がします。


例えばカクヨムで長編Aを投稿した後に長編Bを投稿したとして、数字的に似たり寄ったりだった場合にどうすればいいのか分からないはずです。

大体いつも同じぐらいのブクマ、星にとどまるというのはこういった背景があるのかもしれません。


今回の主題ではないため答え合わせはしませんが、知らず知らずのうちに同じようなクオリティ、あるいは同じような属性の作品を投稿してしまうというのは、可能性の一つとしてありそうです。


フランクに言うならば、明らかに読みにくいケースなどはPVに直結するので、そっと教えてもらえたりすると助かったりと思う面もあります(笑)


何となくの思いつきから書き始めたものの、予想よりもがっつりめなボリュームになっていました。


転載ここまで


いかがでしたでしょうか。

私自身、こうしてハウツー的なことを投稿しているものの、誰かに直接助言をするというのはほとんどないと思います。

また、執筆歴がそこそこ長いため、読みやすいかどうかはある程度判断がつきます。

助言というのは伝えるのに労力がいるのと、どんな反応があるか分からない中で伝えるのにエネルギーがいるという部分はありそうです。


ちなみにフィードバックを伝え慣れていない人からでは、批判かどうかの線引きも難しかったりするため、伝える側の意図を汲み取ることの手間もある気がします。

小説とは直接関係ないですが、アサーション的な素養があるといいかもしれません。


また、書き手同士だと数字的にしょぼい書き手が数字の取れている書き手に伝える時は信頼関係の構築がないと、「できていない人に言われても……」みたいなことも起きがちだと思います(数字以外では文章力などの評価軸も)。

このようなことを書きながら、だいたひかるさんの「私だけでしょうか?」を思い返してしまいました!

ネタの名前が「どうでもいい話」というのが切ないです(笑)


自身の思考回路は体育会系ではないですが、テニスを長らくやってきた影響があるようで、実力的な面での上下関係が気になることもあります。

もちろん、普段の書き手同士の交流で星の数で比較するとかはないので、安心してください!


最後まで読んで頂き、ありがとうございます。


おまけのご報告

異世界焼肉屋が3200フォロー、70万PVを達成しました。

いつも応援ありがとうございます。

もうそろそろ100万文字到達します。 

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