前回のラストから、大混戦になる……って、思っていましたが、やはり、凄いことになってしまいました。
絵本だと、桃太郎が刀を振り上げて、それを見た鬼が「わー」って逃げていく――ようなイメージがあります。
でも、本当は鬼だって必死。だから、桃太郎も必死。
小夜ちゃんが、肉を切った、と感じるところ、辛いんですが、けど、でも、その辛さをちゃんと感じる必要があるんだ、と思いました。小夜ちゃんだけではなくて、読む私のほうも。
憲の気が抜けてしまい、そこから、焔とのやり取りで、立ち直るところ。
(静流ちゃんの名前に、やはり、ちょっとビクッとしてしまいますが)、好きです。
この戦いが終わったら(っていうと、なんか、良くないフラグっぽいですが)、きっと憲は別人のようになっているんですよね。
そして、裏側に、みさをさんが見えました。とーちゃん、がんばれ。
そして、最後は、やはり、です。期待していました!
(肉を切りながら鬼を倒すのは必要なこととは思うけれど、さすがに、これ以上は、私の心が持たない……ってところで)小夜ちゃんが翼を取り戻しました。
このまま、これ以上、誰も傷つかずに解決できるといいな、と思います。
(でも、油断は禁物? どんでん返し……ないよね?)
作者からの返信
はい。このお話の柱は「小夜ちゃんと凱がどうくっつくか」ですが、元ネタが桃太郎である以上、鬼退治は避けられず、こんなことに汗。
鬼も、桃太郎たちも必死です。
アクション系を書くのが苦手な私も必死です(;^ω^)
小夜ちゃんの切るシーン、残酷かなあ、苦手な方も多そうだなあ、と思ったのですが、鬼退治をする小夜ちゃんの心の中を、起こった出来事を並べることによって表現してみようと、あえて入れてみました。
このお話、十代前半の方でも読めるような表現を心がけてはいるのですが、(私の薄い表現力なら大丈夫かな、と思いつつも)このエピソードで怖い思いをされた方がいらっしゃったらどうしよう、と思います。
そしてでました静流ちゃん笑。
シーン、好きと言っていただき、ありがとうございます♪
憲、たぶんまだ自分の心を自覚していなかったとおもうのですが、こんなことに。
はい。焔、たぶん自分にも言い聞かせていたんだろうなあと思います。
とーちゃん、頑張ります。応援ありがとうございます。
うふふ。この流れならこうなりますよね( ´艸`)
このシーンのために、「鳥人は鳥人用の着物を着ないといけない」設定が必要だったのでした。
さて……なのです♪
畳みかけるような文章の連続がすごいです…!
負けるな、あたし!
>どれも背中に鬼を乗せている。翼を羽ばたかせた背中の上で、立って刀を構えている鬼もいる。不安定な体勢のはずなのに、まるで背中から鬼を生やしているかのようだ。
ここが絵的に抜群でした。
作者からの返信
わあ、すごいと言っていただき、ありがとうございます!
アクションシーンから極力逃げ回る人生を送っていたので(笑)、そのように言っていただけ、嬉しいです。
はい。あたしは、負けない!
鬼が飛ぶシーン、自分の背中に手を置いて確認しつつ、一人ぐねぐねしながら書いていましたので、絵的に抜群とのお言葉、ありがとうございます♪