50日目 芽果のデートプラン6

今日は柄本会長と芽果はデートをしていた。


〈芽果〉さあ!行きましょう!映画館!


〈柄本〉え?もうここ映画館じゃん


〈芽果〉う、うるさいわね...中に入るよってこと


〈柄本〉あ、そう


二人は映画館に入った。


芽果は映画を見て泣いていた。そして、おどおどして、焦ったり、色んな感情移入していた。


そこで、柄本会長は椅子の飲み物がおける丸いくぼみの近くに手をおく。


芽果はニヤっとした。


〈芽果〉(ふふっ...ついにきた!この時を待っていた!デートプラン3!それは!あっちゃんがこの場所に手を置いたら、手を繋ぐ!映画館手繋ぎ作戦!)


と、芽果は、柄本会長の手を繋ごうと...

てを伸ばした。


すると、柄本会長は動いた。


〈柄本〉ごめん、ちょっとトイレ


〈芽果〉...


芽果は燃えていた。


〈芽果〉なぜかしら?


と、柄本会長は戻ってくる。


そして、またもチャンスが訪れる。


芽果は、手を再び差し伸べる。


すると、急に柄本会長は手を動かした。


〈芽果〉(くそ!!またなの!?なんなの?タイミングわるい!!そもそもなんでさっきからタイミング合わないの!?もしかしたら、みんな来てて指示してるとか!?それは、ないわ。だってこの計画は、私と国分先生しかしらない。計画のことはしってても、内容まではしらない。どうしてなの!?ねえ!なんで?

もう、無理やりやるか!?)


〈柄本〉ん?どうした?目が赤いぞ?


〈芽果〉そんなことないよ?


そう、芽果の目は炎のように燃えていた。恋の炎に。


ー 50 芽果のデートプラン6 ー おわり

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