15日目 白夜

生徒会室にて


生徒会長・柄本会長は、今日は珍しく小説を読んでいた。読んでいたのは、有名なロシア作家・ドストエフスキーだ。

そこに、芽果が生徒会室に入ってきた。


〈芽果〉あら?柄本会長、なに読んでるのですか?小説とは、珍しいですね


〈柄本会長〉うん....


そこに、二神と坂尾の二人が生徒会室に入ってきた。


〈二神〉お疲れ様です。ん?会長なに、して...!あの、会長が小説を読んでいる!


〈坂尾〉な、なんだって!?会長が小説を!


と、二人はびっくりした。

それをみた柄本会長は、小説をパタンとしまい、話した。


〈柄本会長〉あのな、そんなに、おれが小説読むのが、珍しいのか?普通だろ?


〈二神〉いえ、その普通が、いい加減な会長なので


〈坂尾〉え?ちょっと!二神くん!もうちょいオブラートに包んでいってあげて!


〈柄本会長〉うるさいわ!!はあ、おれも小説ぐらい、読むわ


〈二神〉ちなみに、どんな小説を?


〈柄本会長〉あ、えーと、ドストエフスキーの白夜


〈二神・坂尾〉なーに!!あのドストエフスキーですか?あの有名な!?本当ですか?ドストエフスキー(偽)とかじゃないですよね?


〈柄本会長〉あほか!どんなやつだよ!ドストエフスキーに決まってんだろ!


〈二神〉あの会長が、ドストエフスキー


と、二神はなぜかショックをうけた。二神は今までの柄本会長をなめていたようだ。


〈柄本会長〉いや、おれ、どんだけ、こいつの中のおれはバカにされてるの?


そう、会長はショックしてる二神を見て、言った。


ー 15 白夜 ー 終わり

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