36日目 居場所④

椿、要、のぞみの三人はベンチに座り、話していたところに、複数の男たちが現れた。


〈ヤンキー〉おい!お前ら!


〈椿〉なんだ?お前ら?


〈ヤンキー〉へへへ、そこの女こい!今からおれの女にしてやる


〈要〉あ?なにいってんの?


〈ヤンキー〉おい!みんな!みろよ!睨んでやがるぜ!


〈椿〉なあ、よくわかんねけど、ここ座りたいのか?なら退くから。二人ともいくぞ


椿は立ち上がった。その瞬間、ヤンキーは椿のお腹を殴った。


そして、椿は倒れた。


〈要〉!椿!大丈夫か?


〈要〉てめえら、覚悟できてんのか?あぁ?


〈のぞみ〉もう、やめよ!


〈ヤンキー〉うるせえ!こんなヒョロガリよりおれらと遊ぼうやぁ


〈要〉ごちゃごちゃうるさいねん。鶏みたいなあたまして


〈ヤンキー〉なんだと!?


〈椿〉おい!やめてくれ!


〈椿〉なにが、目的なんだ?


〈ヤンキー〉は?目的?そりゃそこの女たちも遊びてえだけだよ、それと!なんかお前らが気に入らねえ


〈要〉なんだと!


〈椿〉要!やめろ!


〈ヤンキー〉ムカつくんだよ!お前らみたいなやつ!


そこに、警察がくる。


〈警察官〉おい!お前たちなにしてんだ!


〈ヤンキー〉やべ!警察だ!おい!逃げるぞ!


と、ヤンキーたちは逃げていった。


〈警察官〉君たち大丈夫か?


どうやら、この場面を見ていた誰が警察を呼んだみたいだ。


〈要〉あたしらは大丈夫や!それより椿大丈夫か?


〈椿〉あ、ああ、大丈夫だ(なにか変だ)


そういうと、椿たちは、家に帰った。椿はお腹痛かったため、要が途中まで送ってくれた。


〈要〉大丈夫か?


〈椿〉ああ、大丈夫!ありがとうな。あと、のぞみちゃんにごめんね、って言っといてくれ


〈要〉わかった


そして、要と椿は別れ家に帰った。


凄く突然の出来事だった。


しかも、この街にはこんなやつら少ないのに、なぜあんな事が起きたのか?


ー 36 居場所④ ー おわり

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