55日目 BGF編27 闘心の心

柄本会長は、椿にむけて、ゲーム中に一方的に言葉攻めをする。それに集中を乱してしまった椿。

このファンタジーチェス雷の書に勝てるのか?


〈椿〉うるせえ!別にいいだろ!あんたには関係ない!


〈柄本会長〉そうか?このゲームの発端はお前たちの部活にあるんだぞ?


〈椿〉発端だと?


〈柄本会長〉そうだ、実を言うとお前のせいで俺はこのBGFとかいう下らない祭りに参加することになった。

だが、なぜか?わかるよな?お前らを潰すために!俺は、この場にいる。忘れたとは言わせないぞ、椿。お前に拒否権なんてないからな。このゲームに負けたら即座に草ww破滅部を解散しろ


柄本会長は上から目線で王様気分のような眼で話した。


〈椿〉う!うるせ!!!


と、立ち上がり、叫ぶ。


モニター側


〈一星〉ん?椿たち?なにか揉めてるように見えるが?俺だけか?


〈道久〉いや、僕の眼にもその様子が見えてる


〈スカイラー〉大丈夫なの?


〈要〉せやな~、けど、あれぐらいで負けわせんやろ?


〈一星〉んー、いやあ...どうだろ?あいつ、ボキャブラリーすくないからなー


〈要〉それあかんやん


〈一星〉んー、大丈夫だといいが...


一星たちは心配しつつ応援した。


体育館側


〈柄本会長〉いいか、椿。お前に拒否権なんてないぞ、それにおれはべつにお前のことなどどうでもいい。あいつらもそうだ


〈椿〉なんだと!あいつらって生徒会のことか?


〈柄本会長〉そうだ。おれは自分が楽しかったらいい。あいつらは....そうだな?このチェスでいうならゴブリンだ....おれのしもべだよ。おれのいいなりになればいい未来がある。ちがうか?


〈椿〉あんたは!あんたは!みんなをばかにしすぎだ!いいか!あいつらもおれもあんたの駒なんかじゃない!!一人の人間だ!駒じゃない!お前なんかに俺たちの未来を良くすることはできない!


〈柄本会長〉は?なにいってんだ?お前。あのな、お前の今の状況分かってる?おれが草wwを今すぐ壊すことなんて容易いことを。おれはこの学校を率いるいわばだぞ?お前らの未来は俺が決める。いいか、それは俺が生徒会長だからだ。のが俺の今の力だ


〈椿〉このやろう!


〈柄本会長〉お前になにがあって草wwをつくったのかしらんが、おまえは潰しがいがある!さあ!こい!このゲームでおまえの心をズタズタにしてやる!!


〈椿〉くっ!いいぜ!あんたをこの場で引きずりおろしてやる!


〈柄本会長〉威勢がいいな!小僧!かかってこい!身の程知らずめ!フッハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!


生徒会、自分たちの事や草ww破滅部をばかにされ、闘心を燃やす椿。

この闘心で勝つことできるのか?


ー 55 BGF編27 闘心の心 ー おわり

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