50日目 BGF編22 ゴーゴン

ついに、THE ウソ当てボードゲーム最終決戦に突入した。生徒会チームの芽果vs草ww破滅部チームのスカイラーの勝負が始まろうとしていた。


〈椿〉あと、あの人に勝てるか...だな


〈スカイラー〉そうね、いつもニコニコしてるわね、あの先輩。生徒会の庶務として、1年時から生徒会長・柄本先輩を影から支えてきた人よ。もうモンスターといっても過言ではないわ


〈石沢実況〉さあさあ!ついに!ウソ当てゲーム最終決戦!では!まもなく、生徒会チームの芽果先輩vs草ww破滅部チームのスカイラーさんの勝負を始めます!


すると、二人は先ほどの椅子に座る。


その時だった、座る直前、スカイラーはなにかを感じ、パッと芽果を見た。そして、後退りした。


〈スカイラー〉え!?なに!この威圧感は!?あの髪の毛がゴーゴンに見えるわ!恐ろしいわ!


〈椿〉は?あいつなにいってんだ?普通だろ?


〈要〉せやなー


どうやらスカイラーにだけゴーゴンのような威圧感を恐ろしい威圧感を感じ後退りをしたようだ。

スカイラーとみんなで見えているものが違うようだ。


椿たちや観客たちサイドの芽果


こちらの芽果は凄くキラキラしていて、ニコニコしている。そして、いつも通りの優しそうな天使のような顔をしている。


スカイラーサイドの芽果


こっちの芽果は、なんと!髪の毛が浮いてヘビのような顔がいくつも出てきている。そして、目がキランキラン!と光輝いている。まるでこの世のものではないかのように。


スカイラーはこのように芽果を見えている。


〈椿〉なんだよ、スカイラーのやつ?どうしたんだ?


〈スカイラー〉先輩、何者なの?


〈芽果〉ん?なんのはなし、カナ?


〈スカイラー〉やばいわね


〈石沢実況〉では!さっさと始めましょうか!?早くこの勝負が見たい!そんな人は何人もいるはずです!

では!勝負、開始!


勝負が始まった。


二人はサイコロをふる。


〈スカイラー〉私は5よ


〈芽果〉私は、6です。あ、私が先攻ですね。では、いきますよ


と、芽果は、ウソ一つ、本当を三つ、話した。


〈スカイラー〉ん?その問題は?わかったわ!あなたがついたウソは最後に言った、部屋に人形はありません、よ!


〈芽果〉ふふふ、違うわ。正解は、私の誕生日は10月26日よ


〈スカイラー〉な、なんだって!?それって、最初にいったことじゃない!最初でウソつくなんて!


〈芽果〉ふふふ、そうよ、10月26日がウソよ。本当の誕生日は5月16日でした!


〈スカイラー〉やられた!じゃあ次私ね、いくわよ。


と、同じく問題を出す。


〈芽果〉んー、そうね。多分、これがウソね。おねしょをしたことがない!よ


〈スカイラー〉な!なんですって!なんで?あたりよウソよ


〈芽果〉だって、スカイラーさんわかりやすいから。他の3つを言うときは普通に話してたのに、ウソであるおねしょをしたことないって言った瞬間、ニヤッとしたから


〈椿〉てことは、あいつおねしょしたことあるって...


〈スカイラー〉おい!うるさい!


〈スカイラー〉次はそうはいかないわ


再びサイコロをふる。


〈スカイラー〉私は1よ!


〈椿〉うわ、絶望的


〈芽果〉私は、あ!また6よ!やったあ!


〈スカイラー〉また、6だって?


〈芽果〉じゃあ、言うわね


と、またウソ一つ、本当を三つ話した。


〈スカイラー〉な、なんなの?バカにしてるの?


〈芽果〉そんなことないわ


〈スカイラー〉これは簡単よ!あなたのついたウソは、今までの数学のテストは全部100点よ!


〈椿〉まて!スカイラー!


〈芽果〉ぶっぶー!違います


〈スカイラー〉え?


〈芽果〉正解のウソは、高跳びが好きでした!


〈スカイラー〉なんだって!


〈芽果〉そうよ、高跳びは一度やって、難しかったわ


〈スカイラー〉やばい!つぎは私ね!


と、スカイラーはウソ一つ、本当を三つ言った。


〈芽果〉うん!これね!あなたのついなウソは父が喫煙家よ!やっぱり、ウソをつくときニヤッととするみたいね


〈スカイラー〉なっ!正解よ


〈椿〉なあ、要...これやばくないか?


〈要〉ああ、やばい


スカイラーのウソは尽く芽果には通用しない。このままでは負けてしまう。スカイラーはどう芽果のウソを見つけ、勝つことがてきるのか?


ー 50 BGF編22 ゴーゴン ー おわり

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る