第3話 第六冥天威の二つの奥義。
「
天周のまわりを稲妻が荒れ狂う。
稲妻が触れた物は、全て蒸発した。
まるで
太陽よりも熱い存在を前に、
俺はポケットに手を入れて、立っていた。
「何ができるか、だと?」
「そうだ」
「お前を倒す」
「その
「試してみるか?」
俺はあまりに強力な為、封印していた・・・・・・・・・右腕の包帯を解いた。
「な、な、なんだとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!?」
天周は冷や汗を流し、一歩下がった。
「・・・フッ! フフフ! アーッハッハッハ! さすがだッ!!! まだこんな力を隠し持っていたとはッ!!! これでこそ、我が
天周が右手を三つ
「さあ来いッ!!! 貴様の全て、我が破滅の雷光が受け止めてやるッ!!!」
俺は
「いくぞッ!!!」
「食らええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!」
天周が右手を突き出し、
だが、
俺は
「チート
ズシャズシャジュグジュゴズシャ!
俺は天周の背後に立ち、
天周は両手を合わせ、目を閉じる。
「グワアアアア!」
俺は血を吐いて、地面に片膝をついた。
わき腹を手で押さえ、口から流れる血を手で拭う。
「クックック! クックック! クックック! クックック! アーッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!!!!」
天周は両手を広げ、
天を眺めながら、
天高らかに、
叫ぶように笑う。
「ここが世界の頂点だああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!」
天周は、
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