第十三章　かつて日に明け暮れし鍛錬の日々の章。

　これは、かつての話しで、

　師匠のもとで、俺と天周（てんしゅう）が、修行をしていた頃だ。

　数年前。

～　回想　～

「天周（てんしゅう）よ。新しい弟子を連れてきた」

「はい」

「弟子です」

「そうか」

「はい」

「仲良くしろよ」

「断る」

「マジか」

「まあいいや」

「いいんだ」

　師匠は、現代まで生存した鬼だ。

　鬼は、人知を凌駕した力を持っている。

　人知を凌駕した力とは、

　めっちゃ強い力だ。

　俺はチート能力を、

　ただの力として使うのではなく、

　技術として使えるように、

　師匠（鬼）が鍛えてやると、誘ってもらった。

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