専門的なヨットのストーリーです。

タイトルは本文を読めばわかります。いいタイトルです。

ヨットについて、珍しい小説ですね。

ヨットレースの迫力。
どんなに微かな風も帆に取り込み、推力に変える技術などいろんな技術が要求されるのいいですね。

ヨットレース――ヨット同士が競い合うゲームである、というそのままな解説はさていおいて、そのヨットレースに、男と女の「ゲーム」が「かぶさる」と、得も言われぬ妙味が生まれます。

男たちと女たち、それぞれの思惑を載せて、潮風に乗って、ヨットは走ります。

果たして、ゲームの結果は――

どちらが勝つのか――

気になる「結果」は、読んでみてのお楽しみということで。

ぜひ、ご一読を！

ヨットやレースの専門用語もかなり出てきますが、お話の邪魔にならないように説明がところどころにあり、知識のない私でも楽しく読めました(≧▽≦)♪

つ、続きが！恋模様もレース後のストーリーもそうですが、個性溢れるキャラクター達をもっと見たい！という感じです(*´艸｀*)


オススメです！

ヨットレースで少年が気の強い女子に挑むという、まさに「これぞ青春！」といったストーリーです。
臨場感あふれる描写で、ヨットレースを知らない読者にもその情景が目に浮かび、この競技の奥深さを知る事が出来ます。登場人物の方言にも味あり。海の匂いや潮風を感じられる作品です。

高校生の歩と豪紀がヨットレースに挑戦します。
登場するヒロイン二人も魅力的です。
これぞ、アオハル！
４人がどう関わってレースが展開していくか、キャラの特徴がしっかりとしています。
情景が浮かび風や海のうねりを感じる。
ヨットに熱くのめり込み、打ち込む姿が眩しくて素敵です。
読み応えがありました。