第12話 僕の正答
うずくまりそうな思いを叱責して
崩れそうな日々を叱咤して
慢性的な不安を抱いて
僕は、僕の哲学を生きる
言葉にならない悲嘆にね
目の前が強く霞むけど
行く先の見えない今日を越えてよ
歩く僕に強さ(シタタカサ)を
例えば小さな小さな祈りが
移ろう日々にかき消されて
例えば僕の正しさが
沢山の怒りにうずもれて
君にすら―届かなくても
声にすること、言葉にすること
嘲笑(ワラ)わないで欲しいよ
“あなたの芯に響いて”と
誰かの心を狂おしく信じたい
願う僕等は同じだから
綺麗事、甘え言だって
あなたのために優しくありたい
臆病な世界は過ちを過ぎて
ほんの少し昔を忘れたと言った
世界は正常ですか?
未来を問う、イマジネーション
其処の僕等は幸せなの?
綺麗事だと諦めないで
偽善事だと否定しないで
息をのむような切望を抱いて
僕は“あなたのため”を妥協しない
想いを伝えることにね
僕は何時だって泣き出しそうだけれど
不確かな明日をむかえにいこう
祈り続ける強さを僕に
僕の正しさ、僕の答えを
ただの願望だと誰かが罵っても
想い続ける孤独を抱いて
それでも君に微笑っていたいよ
のどを裂くような痛みがね
かれてしまいそうな心がね
“君の幸に届いて”と
強く、強く、突き刺さるから
諦めない叫びと共に
誰より綺麗な世界を描こう
其処の僕等が幸せであるようにって
たった1つの正答をこめて
弱く、強く歩いていくよ
至る道を想って、僕は
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