第178話 営業マン・アラニグラ
◇◆◇
〈フンフンフ~ン♪︎〉
〈何やら、御機嫌な御様子ですね、お母様。〉
〈あら、ヴァニタスじゃな~い。何処に行っていたのぉ~?〉
〈まぁ、ボクにも色々とやる事がありますからね。
〈ふぅ~ん?まぁ、別に興味はないんだけれど。〉
ーなら聞くなよ。ー
ヴァニタスはそう思った。
だが、流石にそれを口に出す様な野暮な真似はしなかったが。
〈し、しかし、“
〈えぇ~、別にそんな事はないわよぉ~?
〈ふむ。それが御機嫌な御様子と繋がる訳ですかね?〉
〈まぁ、そうねぇ~。〉
ヴァニタスとアスタルテ。
以前、ロマリア王国に出没したこの二柱は、今現在、“
まぁ、所謂『始祖神』であるアスタルテではあるが、今現在の
故に、何処に行くのも何をするのもある意味自由ではあるのだが(それを“世界”が見過ごせるほど
そこで、(勝手に)神として君臨し、
ちなみに余談だが、ダルケネス族の長老達の占術にちょこっと干渉して、サイファスとアラニグラを引き合わせるキッカケを作ったのも、彼女の
〈しかし、面白いわねぇ~。あの
〈ええ、そうですね。〉
〈あらぁ~。何よぉ~、ヴァニタス。知っていたのねぇ~?〉
〈ええ、まぁ。ですが、お母様は人間族には興味ないと思いまして・・・。〉
〈ええ、まぁ、それについては否定しないわぁ~。確かに『異世界人』なんて存在が、一人だけならまだしも二人も存在するのは多少気にはなるけれど、本来なら
〈ふむ・・・。〉
ー確かに一理ある。ー
ヴァニタスはそう思った。
アスタルテは、他の神々の様な、明確な目的意識というモノが薄い傾向にある。
例えば、ハイドラスなんかは、分かりやすく
セレウスは、ハイドラスとの因縁に決着をつける事を決意したばかりだし、まぁアルメリアとルドベキアにはまた別の目的が存在するが、それでも目的意識というモノは確かに存在するのである。
その一方、アスタルテにはそうした目的意識がない。
いや、目的がない事はないが、彼女の場合は、以前にも言及した通り、多重人格的側面があるので、その時々でそうした目的意識がコロコロ変わるのである。
歴史的経緯から言えば、ソラテスや他の神々に対して復讐を目論んだとしてもおかしくはないが、そうした感情の様なモノがないと言えば嘘になるが、現時点では彼女の中ではそうした意識は優先順位が低いのである。
逆に、明確に存在するのは、セレウスや他種族に対する執着であるが、そうした曖昧なところがある点が、ヴァニタスをして計算しきれない厄介な点なのである。
だが、幸いな事に、現時点のアスタルテは、どうやらアラニグラやダルケネス族に興味が傾いている様だとヴァニタスにも分かっていた。
故に、ヴァニタスの
〈では、少しだけ彼、アラニグラくんの事をお話しておきましょうか。〉
〈ええ、ぜひ聞いてみたいわねぇ~。〉
エルファスにも明言したが、ヴァニタスはアスタルテの御機嫌を窺いながら、
彼女がへそを曲げると、色々と台無しにされる可能性が高いからである。
色々とアレな感じのヴァニタスではあるが、ヴァニタス以上にアレなアスタルテの前には、それも形無しなのであったーーー。
◇◆◇
「まぁ、それはともかく、本当に
「ああ、その点については、問題ねぇ~と思うぜ?」
再び場面はサイファスとアラニグラの会話に戻る。
人間族の血をめぐった話は、とりあえず一旦保留するとして(アラニグラも明言した様に、種族や部族全体に関わる話であるから、ここで結論を出す事は例え実質的にダルケネス族のトップであるサイファスでも不可能であったからである)、その前段階、ダルケネス族と人間族が交流、言わば取引や交易が可能なのかとサイファスは疑問を呈していた。
「そもそも前提条件として、ある種の目的を達成させる為の手段は様々あるが、その中でも取り分けよく使われる手法が、奪うか、自力で手に入れるか、交換する事だ。この点はいいよな?」
「ああ。まぁ、常識だからな。」
アラニグラの言葉に頷くサイファス。
「で、現時点ではロンベリダム帝国側は、この“奪う”という方法を取っていない。もちろん今後そうした方法を取ってくる可能性は否定出来ないが、まぁ、ここら辺のロンベリダム帝国側の内情は俺も詳しくないから憶測に過ぎないが、おそらくそう出来ない何らかの事情があるのかもしれん。」
「ふむ・・・。」
まぁ、これは嘘である。
実際、ロンベリダム帝国側は、確かに現時点では“
つまりは、戦争の準備を着々と進めている訳で、アラニグラもエイボン達から一報を受けてそれは知っていたが、何もここでサイファス達にその事実を公開して不安がらせる事もないと判断したのである。
いずれにせよ、銃士隊が御披露目されるまでは時間もあるだろうし、戦争をするにはそれなりの
そうなる前に、それを出来ない状況にまで持っていけば良いと、アラニグラは考えた訳である。
そして、それが可能な事も、アラニグラはある程度確信していた訳である。
「で、現時点では、カランの街の冒険者ギルドが取っている方策の通り、冒険者達に取ってきて貰う、あるいは、獣人族と
「ふむふむ。」
以前にも言及したが、“
故に、その占有している土地に勝手に入ると、攻撃を受けるリスクが存在する訳である(当たり前だが、自分の住む
これが、獣人族達とのトラブルに発展する要因だ。
もっとも、獣人族側も、ある程度の事は黙認しているし、交流を持つ冒険者には、通行権や採掘権、採集権などを一部認めていたりする。
「これを、組織単位で認めるのさ。もちろん、対価を支払って貰うがな。」
「なるほど・・・。」
それをアラニグラは、これまで個人単位だった取引を、組織単位、カランの街の冒険者ギルド自体に、そうした通行権や採掘権、採集権を認める方向に切り換えようと言うのだ。
「しかし、それならばわざわざロンベリダム帝国側が我々獣人族と取引する必要はなくないか?戦争によって、“
サイファスは、至極当然の疑問を口にした。
「ああ、その考えは間違ってない。それがもっとも手っ取り早い手段だからな。だけどよ。当たり前の話だが、
「う、うむ。それは確かに。」
「それに国民感情もある。軍費は、言うなれば国民の税金で賄われてるモンだからな。それが、自分達に何のメリットもないのに、一方的に搾取されるだけとなったら、国民の不満は頂点に達するだろうよ。もっとも、
「ふむ。その点交易は、まっとうに取引すれば、お互いに取って利がある。対価は支払う事にはなるが、それに見合った物を手に入れる事が出来る、って事か?」
「その通り。」
もちろん、これらは様々な説があるので一概には言えないが、いずれにせよ、戦争だけが問題を解決する方法ではないのは事実であろう。
「それともう一点。交易は、もちろんロンベリダム帝国側にもメリットがあるが、アンタらにも非常に大きな恩恵がある。」
「む・・・?」
「一つは、単純に外貨の獲得だ。ここでいう外貨は、外から来る品物の事だな。これによって、アンタらの生活環境は、利便性が大きく向上する事となる訳だ。」
「うぅむ・・・。だが、俺達は、現在の生活に特に不満はないが・・・。」
「果たしてそうかな?もっと大局を見るべきだぜ、サイファス。アンタらはよくとも、エン爺達も同じとは限らないだろ?」
「・・・・・・・・・あっ。」
「確かに、“
「・・・。」
「だけど、アンタらも承知の通り、エン爺達は身体にトラブルを抱えている人達も多い。だから、普通の人達にとっては快適であっても、彼らが快適であるとは限らないだろ?」
「・・・うむ、それは確かにアラニグラの言う通りだ。」
「もちろん、彼らが不満を漏らす事はないだろう。一応、アンタらとエン爺達は、持ちつ持たれつの関係ではあるが、ほぼ生活の面倒は、アンタらが見ている。つまり、例え多少の不満があっても、中々言い出せない感じになっているんだよ。」
「・・・言われてみれば、確かに思い当たる節はあるな・・・。」
ここら辺は、致し方ない事だろう。
特に、
それ故に、障害を抱えている人、高齢の方などが生きやすい環境や風潮がないに等しいのである。
また、遠慮や劣等感からか、そうした不満や問題点があったとしても、エン爺達がそれを主張する事も出来ないでいた。
それ故、サイファスもアラニグラに指摘されるまで、この問題点に気付かなかったのである。
「ロンベリダム帝国では最近、『
「うむ。カル殿達が使用しているのを見たな。しかし、その時は“便利な
「だな。普通の人達にとっても、火起こしや水汲みなんかはかなりの重労働だからな。」
「うむ。」
現在の
それ故に、炊事には火が欠かせず、その番もしなければならないのである。
また、生活に必須である水も(ここら辺はその集落や村、街によって形態は様々ではあるが)、サイファスの集落では井戸による地下水を利用しているが、その水汲み一つとっても障害者や高齢者にはかなりの負担となるだろう。
この様に、現在の
「んでよ。この『
「なるほど・・・。交易を交わす事により、ロンベリダム帝国側は、その『
「そういう事。素材が手に入りやすくなれば、必然的にコストも安く済む様になるから、いずれは一般的にも手に入れやすい価格帯になるだろう。で、それはアンタらにとっても恩恵がある、って寸法さ。」
「なるほど・・・。理解したよ。」
サイファスは、アラニグラの説明により、交易の重要性を再認識していた。
「ただ、交易のメリットはこれだけじゃない。むしろ、これが一番重要と言ってもいいくらいだが、自分達の“
「“
「そう。まぁ、“
「ふむふむ。」
アラニグラの、まるで先生の如き講義に、サイファスは、生徒よろしく、うんうんと頷いた。
「で、アンタらダルケネス族も、もはや“ダルケネス料理”とも言える独自の食文化を確立している。これって、一つの武器になると思うのよ。」
「・・・どういう事だ?」
「ああ。初めてアルカード家で食事を御馳走になった時、カル達も言っていたと思うんだが、ここの食事は、まぁ、酒も含めてだが、ロンベリダム帝国の一流どころのレストランにひけをとらなかった。」
「うむ。そういえば、そう言っていたな。」
「おいおい、サラッと聞き流しているが、ロンベリダム帝国の一流どころのレストランって言ったら、
「???」
「つまり、“ダルケネス料理”は、貴族達にも受け入れられる可能性が高いって事だ。」
「・・・ふむ。」
例えば、
他にも、中華料理や日本料理なども、高級なイメージを持つかもしれない。
もっとも、これらも大衆的な、割安で家庭的な料理も当然存在するので、全てが全て高いという訳ではもちろんないのだが。
さて、そうした高級料理は、誰が食べるイメージがあるだろうか?
その答えは、所謂“セレブ”と呼ばれる人々だ。
そうした人々は、もちろん自身の趣味嗜好もあるだろうが、対外的なイメージや評判もあって、住む場所や身に付ける物、食べる物も全て一級品である必要があるのだ。
そうでなければ、各方面からナメられてしまうからである。
ここら辺は、体裁やメンツの問題だ。
で、そうした人々の間にも、所謂“流行”が存在する。
例えば、どこそこの品物が良いと聞けば、こぞってそれを買い求めるし、どこそこの料理が良いと聞けば、それに群がるのである。
「特に、今のロンベリダム帝国は色んな文化が流入しているところだ。もっとも、これは周辺国家郡の文化なんだが、残念ながらその中には、貴族の食指が動く様な物は存在しなかった。これは、周辺国家郡の文化が、もっと大衆寄りなモンだったからだな。それ故、逆に一般市民の間では小さなブームが巻き起こっているが、やはり影響力の関係からか、一大ムーブメントって感じでもなかったんだよ。で、そこに満を持しての“ダルケネス料理”の登場って訳だ。」
「おおっ!!」
「さっきも言ったが、“ダルケネス料理”は一流どころのレストランに匹敵するレベルであり、水が良い事もあって、酒も一級品だ。新しい物に常に飢えている貴族連中が、これに飛び付かない筈がない。」
「なるほど。我々の食文化にそんな可能性が・・・。」
「まぁ、アンタらは基本引き込もっていたからな。その可能性に気付かなくとも無理はないさ。で、貴族連中にもし“ダルケネス料理”が受け入れられれば、影響力の関係からも、一大ムーブメントを起こせる可能性も高い。そうなれば、次は他の文化もなし崩し的に発信しやすくなる。一つの事が受け入れられると、次のハードルは低くなるからな。」
「うぅ~む・・・。」
まずはドラマが、次に音楽や食文化、更にはファッションと、次々と隣国の文化が、特に若者を中心に受け入れられていった経緯がある。
また、古くは“ハリウッド映画”などは、アメリカの文化を各国に受け入れやすくさせる下地作りに一役買っていた、と言われている。
映画に出てきた食事や音楽、ファッションに憧れたり、アメリカに対して良いイメージを持たせたのである。
更には、日本におけるジャパニメーションも、各国の人々に影響を与えたと言われている。
実際、外国の方々にも、“オタク”が存在し、それが高じて日本に来てしまう、住んでしまうほどの猛者もいるほどなのである。
この様に、“文化外交”による影響力は計り知れない可能性を秘めているのである。
「で、ここが一番重要なんだが、こうやってダルケネス族の文化を少しずつ受け入れられる事によって、最終的にはダルケネス族の
「そうかっ!つまり最終的には我々の種族的疾患について、理解を深めて貰う事が真の狙いなんだなっ!?」
「その通りさ。」
人間族がダルケネス族を忌避している要因。
それは、相手の事を何一つ
人は未知のモノに対して、知的好奇心も刺激されるが、やはり畏れを持ってしまう事も多い。
“知らない”という事は、それだけでマイナスの要因になるのである。
実際、相手の文化や風習がよく分かっていないのに、一方的に野蛮だ非文明的であると相手を貶める事はよくある事だ。
そもそも、文化や風習、習慣などは、人種や部族、果ては個人によっても千差万別であるにも関わらず、である。
まぁ、ここら辺は、人の
自分達とは異なるモノを、自分達の“群れ”を守る為に、人は知らず知らずの内に排除しようとする意識が働くのである。
だが、そうした小さな話に固執していても良い事はない。
閉塞した小さな社会だけに生きていても、やはり発展は期待出来ないからである。
それ故、人は他者と交流を図る必要があるのだ。
その末で、他者の文化や風習、考え方や技術などを吸収し、また新たな文化を作り出してきた歴史的経緯がある。
アラニグラは、ダルケネス族、ロンベリダム帝国双方に、そうした変化をもたらそうとしたのである。
これによって、やはり相互理解が深まる事だろう。
何故、ダルケネス族が人間族を襲う必要があったのか?
その事が理解されれば、ダルケネス族を恐れる気持ちも大分薄まってくる事だろう。
しかも、今現在では、アラニグラの発見によって、比較的安全に採血が可能な状況にある。
それ故に、ダルケネス族の文化がロンベリダム帝国に浸透すれば、比較的ダルケネス族に協力的な人間族も現れる目算も高いのである。
もっとも、当然ながらそれが全ての人間族に受け入れられる訳ではないだろう。
どれだけ高度な情報社会になろうとも、ある種の偏見や誤解がいまだに存在するのと一緒である。
だが、何もしないのよりかは、遥かにマシな状況になる事は間違いない。
少なくとも、このまま引き込もったままで、緩やかな種族の衰退を座して待つよりかは、遥かに意義のある事であろう。
「その第一歩としての、“異文化交流”さ。上手くすれば、ロンベリダム帝国の内部にも、アンタらダルケネス族に対して好意的な意見も出てくるだろう。そうなれば、エン爺達の様に、アンタらに対して協力的な人間族も現れる可能性は高い。そうなれば、アンタらも、血の事をめぐって人間族を襲う必要もなくなるし、ロンベリダム帝国側としても、交易を通じて欲しい物が手に入る、って訳だ。随分平和的な解決方法だろ?」
「うぅむ、なるほどなぁ・・・。だが、果たしてそう上手くいくものなのか?」
「まぁ、そこは進め方次第だな。だけど、勝算は高いと思うぜ?まずは、“ダルケネス料理”によって、貴族連中の心を掴む。それに、ちょっと色っぽい話、アンタらはダルケネス族の女性陣は、血じゃなくて性交渉によってもその行為の代用が可能なんだろ?もちろん、これは強制ではないけど、そうした影響力のある連中と関係があれば、色々と便宜を図って貰える可能性は極めて高くなる。男ってのは、基本的にバカだからなぁ~。」
「あぁ~・・・。」
また、現代社会においても連綿と続いている数少ない職種の一つでもある。
つまり、それだけ“性”に対する需要は高く、それはもちろん
「そうした有力者達をこっちの味方につけちまえば後は楽だよ。確かにロンベリダム帝国は
「ふむ・・・。」
短い間によくもまぁこれほどの作戦を練ったものだ、とサイファスは半ば呆れていた。
と、同時に、サイファスはアラニグラの存在を頼もしく感じていたのだった。
「とにもかくにも、まずはカランの街から、って事だな?」
「ああ。まずはカランの街の有力者達に取り入る。そこを、ダルケネス族文化の発信基地とするんだ。その為には、もちろん彼らと交渉する必要があるんだが・・・。」
「ああ、理解したよ。もちろん、長老達や仲間達の意見を聞かないと何とも言えないが、俺個人は前向きに検討する方向だ。」
アラニグラの説明を受けた末に、サイファスはそれまでの意見を覆すのだった。
それにアラニグラは満足気に頷いた。
「そうか。まぁ、大変だとは思うが、調整が済んだら俺にも知らせてくれよ。色々協力は出来るだろうからな。」
「ああ、すまん。助かるよ。」
アラニグラこと、本名
それ故に彼は、隠れ厨二病患者でありながらも、コミュニケーション能力に優れ、顧客に意思決定を促す
更にはそれだけに留まらず、今回の件でも分かる通り、コンサルティング能力も持ち合わせ、顧客の望むモノを察知し、その解決策を導き出す事によって、顧客の信頼を勝ち取る
当たり前だが、人間関係においても、ビジネスにおいても、まずは信頼を得る事が重要だ。
“物を売る前に自分を売り込め”、なんて言葉もあるくらいだ。
その結果として、“
その実力は、今回の件でも遺憾なく発揮されていたのである。
元・『LOL』に所属していた者達は、『
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