第12話「交通事故」A編
あまりにも衝撃的な出来事に辺りは騒然とする。
「きゅ、救急車!」
「大丈夫ですか? しっかりしてください」
多くの人たちが怪我をした人たちの周りに集まる。
そして、スマホで警察や救急車を呼ぶ。
皆が人命救助にあたるなか、写メや動画を撮影し、SNSにあげるようなバカもいる。
けれど、彩子は何もすることはない。
信号が青になると同時に何事もなかったかのように自宅へと歩き出した。
一般脳:救急車を呼ぶ。通報する。人命救助に関わる。軽傷者のケアをする等
プチホラー脳:写メや動画を撮影する。(大けがをしている人や死人がいても、自分の好奇心やSNSで目立ちたいという欲求に抗うことが出来ない)
ホラー脳:なにもしない。普段通りに過ごす。
(ホラー脳は他者に共感することがない。他者への関心がまったくない)
隣の彩子 藤白 圭 @yukainaousama
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。隣の彩子の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます