登場人物紹介
登場人物紹介(第一章)
□ディアナとその同志達
■ディアナ・レア・アールベック
統率:82 武力:84 知力:66 政治:62 魅力:98
アルヘイム出身。スカンディナ人。
可憐な容貌の少女剣士。戦乱の余波を受けて故郷の村が壊滅し、家族も全て失い、戦乱の世そのものを憎むようになる。その後は親交のあったリンドグレン家に養子として引き取られるが、彼女は戦乱の世を自らが終わらせるという途方もない目標を抱く。
義兄であるシュテファンの元で武芸や軍略を学び、またベカルタ流聖剣術の免許皆伝も受けており、女性としてはかなりの剣の腕を持つ。その美しい容姿と決して折れない真っ直ぐな志に惹かれる男性は多い。
実は自分の容姿が良い事をある程度自覚しており、やや自己顕示欲が高く小悪魔的な性質も併せ持っている。義母に資金を出してもらい自らがオーダーメイドで誂えた露出度の高い女性的なデザインの鎧からも、その隠された性質が見て取れる。
■シュテファン・ヨセフ・リンドグレン
統率:95 武力:89 知力:74 政治:65 魅力:80
アルヘイム出身。スカンディナ人。
若くして戦術と用兵に長けた戦巧者。アロンダイト流を修めており個人の武勇もかなり高いが、その真価は軍を率いた時にこそ発揮される。麾下の部隊や、時には軍団をもまるで自らの体の一部のように自在に操る事ができる。
戦乱によって故郷と家族を失ったディアナの義兄となり、彼女の武芸や軍略の師ともなった。ディアナとは家としてだけでなく個人間でも義兄弟の契りを結んでいる。
誰にも知られてはいないが、実は妹として無防備に接してくる彼女に対して平静でいられない時もあり、男としての感情と義兄としての立場の間で苦悩している。
■アーネスト・レイ・ブラウニング
統率:92 武力:45 知力:98 政治:81 魅力:76
帝都ロージアン出身。ハイランド人。
苛烈な思考の天才軍師。かつて帝国の大都督であり高名な軍学者でもあった父の元で学問や軍略を学ぶ。そして大勢いる父の門下生の中でもその才覚は群を抜いており、3人しかいない高弟の1人に数えられた。
だが彼は自らの才に溺れ、『才ある者は決して私欲の為にその才を用いてはならない』と説く父の教えに反発し、自らの軍略の才を戦乱の世で存分に奮うべく、同じ不満を持っていた一部の門下生達と共に父の元を出奔した。その後は特定の勢力に仕える事なく各地の戦場を転々とし、『傭兵軍師』などと呼ばれるようになる。
基本的には冷静な性格だが、自分に敵対する者には一切の容赦をしない苛烈さも併せ持っている。
■ヘクトール・ケルツ・ハイドリッヒ
統率:83 武力:98 知力:19 政治:17 魅力:65
インスブルク出身。ガルマニア人。
無双の武を誇る槍戦士。豪放磊落な性格をしており、細かいことは余り気にしない。三度の飯より戦いが好きと公言している無類の戦好きでもある。巨大な戟を軽々と扱い一騎打ちでは無敗を誇るが、反面やや用兵には難があり搦手にも弱いという弱点がある。
だが強さこそが全てという価値観なので文官の存在を軽視しており、官吏達からは疎まれている。
■バジル・ジェレミ・マルセルム
統率:24 武力:28 知力:82 政治:94 魅力:35
コルマンド出身。フランカ人。
陰気な雰囲気の官吏。元々は貧しい出身で、とある豪商に奉公する機会に恵まれそこで苦学を重ねた結果、遂に官僚にまで成り上がった。そのような経緯もあって、かなり傲慢で猜疑心の強い性格をしており、非常に上昇志向が強い。
なお彼が奉公していた豪商ギャロワ家にはエロイーズという名の息女がおり、環境と才能に恵まれた彼女に対してバジルは激しい劣等感と嫉妬心を抱いていた。
□その他
■サディアス・デューク・アシュクロフト
統率:94 武力:76 知力:93 政治:90 魅力:95
バーウィック出身。ハイランド人。
時勢を先読みする慧眼と他者を虜にする天性のカリスマを併せ持った稀代の奸雄。
だが彼の性質は、腐敗した帝国軍や朝廷では無用の長物として、むしろ出る杭のように上から押さえつけられてきた。凋落した帝国軍は自分のいるべき場所ではないと悟った彼は帝国に見切りをつけ、自らが朝廷を支配するべく密かに志を同じくする仲間を集め、独自に勢力を伸ばしている。
優秀な人材を見抜く目を持っており、自らの眼鏡に適った人材を見つけると勧誘する癖がある。かつて天賦の剣才を持ちながら燻っていたマリウスという若者と意気投合するが、彼はサディアスの下には付かず、自らの国を興すべく帝都を出奔してしまった。
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