エクストラ・スキル
≪
脚と尾、背中にかけて腕もだ。
そう、ポリゴンの集合体……すなわち、オレが食ってしまった部分だ。
それから、≪
「おいっ、銀龍!!どうした?血生臭さが消えるから、その紫の…掛けて欲しいんだけど!!」
≪
それを見てすかさずジャンプし、銀龍の背中から降りる。
そして……
≪
「ジュワーー」
と銀龍の身体から湯気が立ち昇り、肉の塊がボロボロと崩れ落ちて行く。気が付けば≪
そして、肉片はポリゴンの破片となり、砕けては空中を舞い踊るかのように散って行った。それと同時に、空洞の奥に黄色に輝く魔法陣が張られ、≪
「えっ……?倒せたの!?」
頭の中で通知音が響き、パネルが表示される。
『スキル【毒耐性 中】から【毒完全無効】になりました』
【毒完全無効】
全ての状態異常『毒』を完全に無効化する。
取得条件
状態異常『毒』を受けて一定時間耐えること。
「ここで【毒完全無効】になったってなぁ!?」
そのパネルが閉じられ、逆さま現れた宝箱の方へと向かい、その宝箱を開ける。
すると、中にはひとつの巻物が置かれていた。そして通知音が鳴り響いては、パネルが展開された。
『スキル【銀龍使い】を取得しました』
【銀龍使い】エクストラ・スキル
≪
『固有スキル』
【ポイズン・メテオ】:≪
【トルネード】: ≪
取得条件
≪
「これって……あの≪
呑気に歩きながら、空洞の奥に現れた魔法陣に向かう。
「これ…なんだろ!?」
張られた魔法陣に向かい、手を差し伸ばしてみる。
すると……
『入場すると【始まりの街】に戻ります』
「これ、テレポート出来るのか!?【始まりの街】に戻るかな?明日はアプデだし!!」
そして、その魔法陣の中に入ってみる事にした。
オレの身体は吸い込まれて行くように……次第に視界は真っ暗になり、闇に覆われた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます