次回予告

NEXT TIME

「さてと……、お次は……?」 


 後ろ姿のヴィンセントはレコードケースを漁り一枚のLP盤を手に取った。

 年季の入ったベルトドライブ方式のターンテーブルに盤をセットし、丸い再生ボタンを押し込む。

 銀色のトーンアームがゆっくりと移動して盤面のトレースが始まった。

 

 ――Next time次回.


【OIL AND WATER】



***



●Today's Vincent's Selection

 

 マイルス・デイヴィス 「カインド・オブ・ブルー」


 俗に「モダン・ジャズの帝王」とも呼ばれるトランペット奏者、マイルス・デイヴィスのアルバム。

 モード・ジャズ期を代表するアルバムであり、収録に参加した演奏メンバーは同マイルス・デイヴィス他、ジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンスなど錚々たる顔ぶれだ。マイルス・デイヴィスを中心としてその周りにはジャズ界の巨人があふれているので、入り口としては最も適した一枚と言えるかもしれない。

 だが派手な音楽に慣れている人は慣れるまで眠けを禁じ得ないだろう。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます