命令権者が一処に止まって居なければ命令を受けた側は動くに動けないと思いますがねぇ。此は旧軍でも同じでしたが命令一つですぐに行動可能な航空・海上戦力と違い、歩兵主体の陸上戦力は命令を受けてから動き出すまでとにかく時間がかかる。その間、命令権者は報告や追加指示などやる事が沢山ある。それらを放り出して動き回られたら陸上戦力は動くに動けません。
陸自との合同訓練は、こう言った行動についての単位時間の違いを擦り合わせる為にも必要です。航空戦力なら現地まで分単位、海上戦力でも時間単位で移動し作戦行動が取れます。しかし陸上戦力は日単位でなければ移動し作戦行動に移るのは難しい。この為、命令受領後は先に緻密なスケジュールを組むのが一般的でしょう。
正直アタシには、陸自が無用の長物には全く思えないんですがねぇ。
法律を元に外に出ることのない組織が内に向かった組織であることを否定するのはおかしいのでは?
命を捨てる覚悟とあるが海上自衛隊だと逆に命を軽く見すぎと思われる。
上記の方にあるが、移動や作業がある意味完結している船舶や航空機では直ぐ出来るが陸上組織は簡単には動けないので遅いのは当たり前なのでは?
作者がどのような社会経験を元に考察しているのかとても興味深くあります。