人生はそれぞれ。その道筋に迷っても前を向くことを忘れてはならない


 若い頃の熱は時に人を動かす。この物語の主人公はその熱により前へ進んできた。

 しかし、人生は理想どおりに行かないことこそが通常……当然、荒波も起こる。

 そんな主人公が自分の生き方に迷った時、転機が訪れる。私はこの時こそが主人公のこれまでの人生に意味が生まれたと考えます。
 必死に走り続けたからこそ何が幸せなのかを見付けられた……そう感じずには居られません。


 果たせぬ夢があっても人生は続く。しかし、最後に幸せだったと笑える生き方をしたいですね。

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