第62話 ある朝のひとコマ
「オイゲン様、おはようございます」
「ああ、おはよう、リリー」
今朝も良い天気だ。
でも今一気分が乗らないんだよな。
まあ、理由は分かってるんだけどね。
「なあ、リリー、目が怖いんだけど」
何故か最近リリーの機嫌が悪いんだ。
「目ですか、いつもと同じですわ。
私の目が怖く見えるんだとしたら、それはオイゲン様の心がそう見せてるんでは無いでしょうか?」
「俺の心がか?
う〜ん、よくわからんな」
「だからですわ、本当につれない方」
リリーの怖い目が何故か優しげになると俺に抱きついてくる。
むにゅっとしたリリーの胸の感触が俺の腕に伝わってくる。
「リリー、胸、胸、当たってるから」
俺の声にんまりと笑うリリー、こいつわざとか。
「オイゲン様、リリーのお胸はオイゲン様の為にあるのですよ」
えっ、いつのまにかリリーったらおっぱいが剥き出しになってる。
「オイゲン様、リリーのおっぱいを吸ってポーションを作ってくださいな」
そう言えば、オーランド行きからこっちリリーとポーションを作ってなかったな。
そう気づいた俺はリリーのおっぱいを手で掴む。
「そうだな、リリーのおっぱいは俺の物だ。父さまに無理を言ってもらい受けた俺のおっぱいだ」
「オイゲン様、そうですよ。
リリーのお胸はオイゲン様のもの、オイゲン様に吸っていただかないとリリーは、リリーは…ひゃああん」
リリーのおっぱいは俺のもの、そう思うと手に力が入った様でリリーのおっぱいが歪むほどに握りしめてしまった。
そして、俺の手で潰されたリリーの乳房から突き出る様に覗く乳首が見える。
俺に吸われたいのだろう、もう大きくなっている。
そう、俺の口に丁度よく収まるサイズに育ったリリーの乳首が俺を誘っている。
「オイゲン様、どうぞリリーの乳首を吸ってくださいな。
そして、ポーションを作ってくださいませ」
そんなリリーの胸には、俺を誘う様に勃起した乳首が見える。
それだけでは無く、薄っすらと乳首から魔力が滲み出ているのだ。
「リリー、乳首から魔力が滲み出ているぞ」
「魔力ですか?
それは分かりませんが、最近はおっぱいがいつも張っていて切ないんです」
そう言えば、俺の手の中のリリーのおっぱいはいつもと違う弾力があるな。
少し手に力を込めてリリーの乳房を握ると魔力が乳首から吹き出してくる。
「ひゃああ、オイゲン様、なにを、なにをされたんですか。
リリーはお胸が切ないです。
吸って、吸ってくださいませ」
でもなあ、吸うところまで口を近づけられないんだよな。
口を開けて乳首に近づけるだけでリリーの乳首から吹き出した魔力で口の中が一杯になってしまうからだ。
だから俺は何度もリリーの乳房をムニュムニュと握り、その度に吹き出すリリーの魔力を口に溜め込んでは飲み干す事にする。
「リリー、リリーの魔力で溺れそうだ」
「は、は、お、オイゲン様、右の乳房も握ってくださいませ。
右の乳房もずっと張ってるんです」
そうか、両方か。
俺は右手で左の乳房を掴み、左手で右の乳房を掴むと二つの乳首を寄せる様に乳房を一塊にする。
するとリリーの2つの乳房の間の谷間がなくなるぐらいに両方の乳首が近ることになる。
その近寄った両方の乳首から吹き出る魔力を顔で受けながら、俺は口いっぱいに魔力を頬張るのだ。
「オイゲン様、オイゲン様、リリーの乳房ばかりで無く、乳首もかまってくださいな。オイゲン様のお口でかまって欲しいんです」
切なげな目でリリーは俺に懇願する。
良いだろう。
俺はリリーの両方の乳首をいっきに咥えて魔力を飲み込む。
「そう、そうです、オイゲン様にリリーの魔力を捧げます。
どうぞ、もっと、もっと、リリーの乳首から魔力をうばってください」
乳首を甘噛みしながら両方の乳房を握りしめる。
乳首に歯が当たる度に切なげな吐息がリリーの口から漏れてくる。
「あ、あ、あああ、リリーは魔力を、リリーは魔力をオイゲン様に捧げます。
どうぞ、どうぞ、リリーの魔力でポーションを、ポーションをたくさん、たくさん、作ってください」
「ああ、スゴイ、スゴイよ、リリーの魔力は素晴らしい。
良いポーションが出来るよ」
「オイゲン様、オイゲン様、ああ、ああ、あああ」
感極まったリリーの声と共にリリーのおっぱいが光る。
俺は体の中にポーション二本分の魔力が貯まったことを確信する。
「はっ、はっ、はっ、オイゲン様」
荒い息を吐きながらリリーは俺にしだれ掛かっている。
そして息が整うと服も整えて退出してゆく。
メイドの仕事が押しているのだろう。
さて、俺も起きないとな。
そろそろ、朝食だろう。
そう考えていたら、誰かが部屋に入ってきた。
誰かと思ったらイライザだ。
「イライザ、朝からどうしたんだい」
「ええっと、う〜ん」
イライザはモジモジしていて中々答えてくれない。
「話しにくいことかい」
「う〜ん、あのね、サミーがいたら私はもういらないのかな」
ええっと、何でサミーの名前が出てくるんだろう?
「だっ、だって、私はエルフと言ってもクオーターだし、サミーは純粋なエルフでしょう」
「いや、だからって」
「だって、最近オイゲンは私のおっぱいを吸ってくれないじゃない!
でも、サミーは……」
「それは、父上とシャロンが話し合って決めた事ですよね。
もうイライザがいなくても俺のポーション作りには問題がないのだからイライザは辞めさせるってシャロンが強く言ったので決まったと聞いています」
シャロンにすればいつまでも俺がイライザのおっぱいを吸うのは嫌なのだろう。
まあ、当たり前だよね。
「それはそうなのだけど....
でもシャロンはそんな事を言ってオイゲン様から私を遠ざけさせた癖に私のおっぱいをチョットしか吸ってくれないの。
あの人は自分だけが気持ち良くなれば良いんですもの」
いや、夫婦のデリケートな問題を俺は聞きたくないぞ。
「オイゲン様、私のおっぱいが疼くの、
そして言うのよ、オイゲン様に吸われたいって」
なんかイライザが危うい感じだ。
「ねえ、クオーターのエルフでもオイゲン様は私を嫌ったりしないんでしょう」
「あ、ああ、勿論だ」
「なら、私のおっぱいを吸ってくださいな。
サミーの様に抱いてくださいとは言いませんから」
えっイライザの爆弾発言だ。
「なあ、イライザ、俺とサミーはそんな関係じゃないぞ」
「あら、オイゲン様もまだお若い、みんなの2人、ああ、銀さんも入れれば3人ですわ。
3人を見る生暖かい目に気付いていないなんて」
それって、みんなにバレてるって事?
嘘だよね?
「そんなことより、ほら私のおっぱいを吸ってくださいな」
ダメだよイライザ。
止める間も無くイライザが上半身をはだけてしまう。
「オイゲン様、見て、イライザのおっぱいはオイゲン様に吸われたいんです。
だから乳首も大きくなってるんですよ。
オイゲン様がお口に咥えるのに丁度良いサイズでしょう」
そう、イライザの乳首は既に大きく、よく見るとリリーと同じ様にもう魔力が滲み出ている。
不思議に思いイライザの乳首に指をまとわせると俺の指にイライザの魔力がまとわりつく。
ペロ、俺は指を咥えてイライザの魔力を確かめる。
クオーターとは言えエルフの血をひいているイライザの魔力は人の物を超えている極上の魔力の味がする。
そんな魔力に俺はあがなえるわけもない。
気が付けばイライザの乳首を咥えてていた。
「オイゲン様、もっと、もっと強く吸ってください。
イライザのマナはオイゲン様の物ですわ」
何度も説明しているんだがイライザにはマナと魔力が違う物だとは分かってもらえていないんだよね。
でも、そんなことは些細なこと。
この極上の魔力を今は味わいたい。
口の中をシャワーの様にイライザの魔力が降り注ぐ。
イライザの乳首から幾重にも分かれて細かい糸の様に魔力が吹き出しているせいだ。
その魔力が喉を通して俺の中に満ちてゆく。
「オイゲン様、もっと、もっとです」
イライザが俺を強く抱きしめる。
口の中のイライザの乳首の存在感がより大きくなる。
ひときわ強くイライザの魔力が俺の口内に降り注ぐ。
「あ、あ、ああ、あああ、オイゲン様、オイゲン様」
その声と共に俺の口内に降り注ぐイライザの魔力が止まり、イライザは弛緩した身体を俺に寄りかからせる。
俺の手の中には上級ポーションが握られている。
イライザの魔力で出来た上級ポーションだ。
イライザからは今まで出来たことが無かったのにな。
この上級ポーションにはイライザのどんな想いが反映しているのだろう?
そう思いながらポーションを見つめるとこのポーションの効能が見えてくる?
やばい、これはダメなやつだ。
俺は手の中にある従属のポーションを急いで亜空間倉庫に仕舞い込む。
どうしよう、俺はイライザを従属させたい訳じゃない。
ではイライザが俺に従属したいのか?
「うっ、ううんん、あっ、オイゲン様」
「イライザ、目が覚めたのか、起きられるよね」
「はい、あっ、いいえ、もう少し、もう少しこのままで」
このままで?
あっ、俺の片方の手はまだイライザの乳房に添えられていた。
これは不味いと思いイライザの乳房から手をどけようとするが、イライザの手が俺の手の上に被さって俺の手を動かせなくさせる。
「オイゲン様、もう少し、もう少しで良いのでこのままで」
「ドクッ、ドクッ」
押さえ込まれた俺の手にイライザの心臓の鼓動が伝わってくる。
「なあ、イライザ、そろそろ服を着ようか」
イライザの気持ちに気付かない無頓着男としてのセリフ、上手く言えたかな?
「あら、オイゲン様は女心を見ぬふりをするのですか。
仕方ありません、まだイライザのおっぱいを吸ってポーションを作ってくださるなら服を着ますわ」
悪戯っぽい口調のイライザ。
ここは同じような感じで煙に巻くか。
「ああ、シャロンが怒らないならな。
それならば俺はイライザのおっぱいを吸ってまたポーションを作りたいよ」
これで良いだろう、シャロンが承諾するわけも無いしな。
「判りましたわ、オイゲン様、約束ですよ。
シャロンの了承は取りますから、またおっぱいを吸ってくださいね」
妖しげな微笑みのイライザを見て俺はイライザに捕まった獲物の気分になる。
俺の身体が大きくなったせいだろう、周りの俺への接し方が変わり始めている。
この先、この危うさをどう収めよう?
ポーション作りの危うさに俺は気づき始めるのだった。
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