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・舞台
ステンレス地獄
・概要
打ち捨てられた漁村、半島の先端にあるため、北東以外の周囲が海に囲まれている。
崩れた家々、沈んだ漁船、アスファルトの道路と近代的な造り、電線と電灯は生きている。
海の水は冷たく黒く汚れ、泳ぐ魚の姿は見えない。
海岸線ギリギリまで草木が生えてて、若干の岩肌にはフナムシがびっちりといる。
何かブームでもあったのか、各家の風呂や流しは全てステンレス製で、寂れた中でそれだけが光を失っていない。また水揚げ場などの生け簀も全部ステンレスでできている。
ステンレスの中には雨水なのか若干の真水と、落ちて入ってしまい、滑って出られなくなった大量のフナムシがびっしりと入っている。このフナムシ、いつからか共食いを繰り返しそこかしこに蟲毒が出来上がっている。なのでこのフナムシは凶暴で貪食、迂闊に触れると肌を食い破られ肉に潜られる。
空気は冷たく、天気も悪い。
・名前
『伐天使』キリトリエル
・外見
199cm 109kg
褐色の肌、ゴリゴリの筋肉に割れた顎、短い金髪に青い瞳、体中に傷跡があり、顔面に至っては大きく×の字に傷跡が目立つ。
がっちりと下顎、潰れた耳、ちばっし為には狂気が映っている。
盛り上がった筋肉に、背中の翼も大きく太く、力強い。
全身黒の高速具のようなバンドで固め、背中に黒のザック、指だし手袋、ごついブーツ、銀色の首輪と趣味な格好をしてる。
武装として身の丈を超える巨大チェーンソーを軽々と振り回している。
・経歴
女神が秘密裏かつコスト度外視で雇い入れた天使の一人。
その役割は他の神を殺すための剣であり、暗殺のための切り札だった。
が、女神自身が些細な口げんかの際に口を滑らせ、存在がバレ、抹消することとなった。
その名目と時間稼ぎ、何よりも自慢のためにこの戦いに参加させられている。
本人はかなり乗り気、また処刑されよう物ならば女神さえも手にかける気でいる。
・性格
バトルジャンキー。最も強い存在、神を殺すために全てを捧げてきた。
強者に対しては神もそれ以外も区別せず、常に笑みを浮かべ、興奮し、絶叫し、突っ込む。
同時に弱者には一切の価値を見出せず、むしろ邪魔だと積極的に虐殺する。
一方で頭はクールで、相手の動きを見切ったり、先回りして逃げ道を潰したり色々できる。
・能力
身体能力は人体を大きく上回り、乗用車を片手で軽々と持ち上げる腕力を有する。
戦いに関する知識も豊富で、おおよその格闘術ならば構えを見れば大体わかる。
単純な暴力だけでも人体を引きちぎり、高速具はライフル弾を弾く。
デモンズ=クレイモア
指向性地雷。敵が範囲に入ると爆発する。背中に背負ったバックの中身で、ばら撒くのは悪魔の牙、触れるだけで魂に大きな傷ができる。足止めに仕掛けてある。
『神伐』デモンズ=チェーンソー
刃渡りだけで2mを超える巨大なチェーンソー、チェーンについた刃一つ一つが高名な悪魔の爪で、神への呪いで禍々しい力を発している。
持ち主の魔力を消費することで回転速度を増し、その気になればバイクのように移動手段にもできる。
切れ味もある程度操作でき、最大ならばこの世の大半の物を引きちぎることができ、かつ神に触れればその魂ごと千切り飛ばす。
・戦法
正面突進、敵を見つけ次第神伐に乗って接近、周囲の全てを巻き込んで切り殺す。
一方でフナムシを巻き込んで地味に体力を削ったり、クレイモアで足止めしたりと色々やってくる。
ダメージを一定以上受けると距離をとってフナムシ食べて体力回復させる。その際に呪われて残ってた理性も失われる。
産まれてくるべきではなかった。
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