48

・舞台


紅葉


・概要


木の葉が赤く染まった木々が生え揃う小高い山々に囲まれた風光明媚な場所。小石を敷き詰められた小道に古い鳥居、崩れた地蔵に風情のある小寺など観光地にしか見えない。ところどころ木の板を突き立てただけの墓が点在している。

道沿いに進めば魚の泳ぐ川や池があり、飲み水と食料はある程度は手に入る。

程よく肌寒く、空気は乾燥しており、風は弱い。


・名前


『毒拳』ネガシ


・外見


168cm 57kg

粘度のように白い肌に青色のひび割れが走る男。目は瞳孔含めて黒く、全身には体毛が一切ない。

同じくひび割れた体は細いが鍛えられている。爪は青黒く、手には格闘技特有のタコがある。

服装は白いジャージ、ナイロン製の新しいモノ。首や両手首、両足首に数珠上のアーティファクトを、腰には毒液の入ったペットボトルを身に着けている。

その他、ヌンチャク、投げナイフ、鎖分銅と色々ジャージの裏に隠して持ち歩いている。


・経歴


異世界にて、一昔前に美少年で名を馳せていた格闘家。

女神の目に止まり、スカウトされ、最後の修行を追えたならとの条件で快諾した。

そして最後の修行にて全身を毒に染めて今の姿となった。

女神の寵愛は得られなくなったが、代わりに戦う場所を得た。


・性格


ストイックで、求道者、最強を求めてそのためならば何でも行う。なので相手の技を説教的に学ぶ姿勢はあるが、心の奥底には見下す部分があり、ある程度学んだあとならば、相手がこれ以上強くなる前に殺そうとするしたたかさもある。

卑怯、とは弱者の言い訳、本当の強者はあらゆる手を用いて勝ち抜いて生き抜いてこそと信じている。

冷静沈着で心が死んでいるとも表現され、痛みや体の欠損に一切動揺しない。


・能力


軽めの体重に細い手足ゆえに一撃の威力は低いが、手数は速く、反応も鋭い。スタミナはない。

格闘術としてはカンフーをベースに投げや関節技も使う。

軽い一撃を確実に急所に入れることを意識して動いている。

武器類にも精通している。また土や木の葉を吹き付け目くらましにするなど環境を利用する戦い方もできる。

毒身

全身を毒物に付けており、ただ触れるだけで相手の肌が真っ赤に腫れあがる。呼気も同様で、吸い込めば呼吸器官系がただれ、喉もアナフィラキシーショックにより詰まる。これが大量に受けると死ぬ。返り血は毒素が一層強く、一滴でも触れればその部分が激痛と共に動かせなくなる。

本人にも毒は毒であり、数珠上のアーティファクトにより軽減しているだけで、これがなくなると死ぬ。

発勁毒潜

相手の内側に衝撃を与える掌底の突きによる発勁に毒を加え、相手の体内に浸透させる奥義。どういう原理か鎧を通しても内部に浸透させることができる。


・戦法


最低限の礼節、最低限のあいさつから一気に襲い掛かる。

初めは武器を用いて距離をとり、ある程度見極めたなら毒と拳で削る。

相手がゆっくりと弱ってから止めを刺すが、別に楽しんではない。


脅威

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る