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・舞台
原始大森林
・概要
自分が縮んだと錯覚するほど巨大な木々が生える森。木の高さは平均して20m以上、生い茂る葉により空が見えない。
足元にはシダ系の草、やたらと垂れてる蔦、花や果物は少ない。
地表には鉄鉱石などの鉱石や宝石類が浅い地層に多々あり、その気になれば手でほじりだせる。
割烹するのは恐竜、テラノザウルス、トリケラトプス、パキケファロサウルスなど、みな強大ではらぺこ。頭が悪くて恐怖を知らない。その他、2mを超える百足やトンボもおり、人間など最下層の餌でしかない。
やたらと暑く、湿度も高く、気圧も酸素濃度も高い。そのせいかやたらと空気が美味しい。
・名前
『ライトニングハンマー』ザッロ
・外見
145cm 102kg
赤褐色の肌、白いひげを蓄え、茶色い毛皮の帽子を深くかぶったドワーフの老人。
ぎっしり詰まった筋肉に、岩のような肌、表面には積雪のように白い体毛がビッチり生えていて、気温とのミスマッチにより汗だくだく、それらから芳醇な、スパイシーな体臭が醸し出されている。
着古した白い毛皮の鎧、腰にはベルト、皮袋には様々な薬草を詰めている。
完全に防寒使用の装備、なのでここではものすごく暑い。
武装として黄金色に輝く片手ハンマーを、それと作業用のナイフを二本、持っている。
・経歴
氷河期の異世界出身の、魔法戦士にしてハンター、一人で行動し、様々なモンスターを狩ってきた。
女神から見ると野蛮で、イケメンではなく、臭いので嫌っていたが、他の神々、特に男神からは人気があり、彼らへの自慢のために保護、隔離していた。
今回の戦いも結局は他の神々に見せるためのもので、直接的なメリットは少ない。
・性格
寡黙、人付き合いが苦手、孤独を好む。
一方で信心深く、女神に対しては普通の髪のように崇めており、過酷な状況下に置かれても試練として粛々と受け入れている。
なので戦いに対しても抵抗なく殺しに出られる。
寒い世界出身で、ここのような暑い気候は初めてで、服を脱ぐなどの温度調整をそもそも知らない。
火で焼くより凍らせた肉を好み、ここでは生肉を貪っている。下戸。
・能力
年齢から体力こそ衰えているが、瞬間的なパワーは現役、静かに重い一撃を叩きつける。
狩人としては一流ながら寒冷地出身なので、ここの気候が体に合っていない。
ライトニングハンマー
雷属性を有する魔法のハンマー。何億回と雷に打たれた鉄鉱石を用いた至高の一品。内包された電撃は使い手以外をただあるだけで痺れさせる。
頭上に掲げると雷雲を呼び寄せ、自分以外へランダムで落雷を落とす。
また相手に向けることで雷を発射できる。充電するたびに威力が上がり、すぐ打つならば相手を痺れさせる程度、最大チャージならば恐竜さえも黒焦げとなる。
・戦法
正面からやり合うつもりはない。草木に紛れ、恐竜に襲われて隙を見つけた瞬間、一気に叩きつける。
基本は電撃、雷で殺す。それがだめならば痺れさせ、動けなくなったところを渾身の一撃で叩き殺す。
気候が完全にアウェイで、全力どころか熱中症でどうにかなっている。ただ、恐竜を観察することで水を飲んだり日陰で涼んだりと学習を重ねており、服を脱ぐのも時間の問題。
強者
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