登場人物紹介・その4

【登場人物紹介・その4】吸血鬼殲滅戦

吸血鬼殲滅戦に登場する人物紹介そしておこうと思います。

まだ他にも出ますが、新登場の人物などをご紹介します。



【主人公の仲間たち】


●アシア・ジン(葦亜・仁)

本編の主人公。冷凍保存から蘇った古代地球人。性格は控えめでおとなしく、あまり主張を強く言うことはないが自分の好きなことには一途な性格。


●アワシマ・AI(アイ)(淡島・愛)

仁の作ったコンピュータ・プログラムAIが超進化した人工知能。普段は努めて沈着冷静。実は愛と憎悪の感情も持ち合わせている。主人公への絶対的愛を貫く。


●ヒルコ

もともと弱ってたアメーバを仁が救って育てた。アイの進化の手術により超進化した。最弱の生き物だった自分を育ててくれた主人公への忠義がハンパない。


●コタンコロ

傷ついたフクロウの子を孵化から育てた。アイの進化の手術で超進化した。フクロウ界の諸葛孔明。直感と計算の絶妙な知能が最適な判断を下す。


●イシカ・アラハバキ

美少女フィギュアに土偶スーツを着せた仁の渾身作。アイの魔改造でスーパーロボットに生まれ変わった。ホノリと双子。冷酷なる執行官イシカ。機械特有の攻撃が得意。赤の制服姿の娘が赤い髪でロング。


●ホノリ・アラハバキ

美少女フィギュアに土偶スーツを着せた仁の渾身作。アイの魔改造でスーパーロボットに生まれ変わった。イシカと双子。情を大事にするホノリ。格闘術で戦う。青の制服姿の娘が、青色の髪でロング。


●ヴァン・ヘルシング

ヴァンランドの執行人。ボウガンと剣を使う。また魔法剣も使える。

有名なSランク冒険者。『ヴァンパイア・ハンターズ』のリーダー。剣技は聖がつく国の名前。


●ジョナサン・ハーカー

ヘルシングの仲間。『ヴァンパイア・ハンターズ』。


●ウィルヘルミナ・“ミナ”・ハーカー

ヘルシングの仲間。『ヴァンパイア・ハンターズ』。


●オオムカデじじい 改めオオムカデ爺や

大百足の爺さん。ジンたちの仲間になる。




【チチェン・イッツァの民】

●ククルカン・クグマッツ

『チチェン・イッツァ』の統治者。マヤ神話の至高神、創造神。グアテマラ高地の神で、グクマッツ(Gukumatz「羽毛もつ蛇」)とも呼ばれ、アステカでいうケツァルコアトルと同一。


●クラウン・バジリスク

防衛軍の長官。王冠をかぶったバジリスク。 全ての蛇の上に君臨するヘビの王である。バジリスクはリビアの魔物。蜥蜴の象徴。


●リザードマン

ククルカンの配下。


●クェツパリン

ククルカンの配下。

●トキイロコンドル

『ケツァール商会』のドン。配下に鳥人たち。派手な傾奇者の容姿が素晴らしいコンドルの王様、トキイロコンドル。

マヤ文明ではトキイロコンドルは人間の体と鳥の頭を持つ神として描かれていることがあるなど、神と人とを繋ぐ神聖な存在とされていたそうです。


●カラドリウス

『ケツァール商会』のコショウ採取の達人。

中世ヨーロッパ等で信じられていた神鳥の一種である。カラドリオスは全体的に白っぽい鳥だが、首周り、尾の付け根、足は黒いという。目は極端に小さく、くちばしも堅く小さめだといわれている。首にアヌビスの書かれた黒い袋を提げており、吸い取った病をその袋に貯める。貯めた病が最大量まで達すると卵を産む。


●スチュパリデス

『ケツァール商会』のコショウ採取の達人。

ギリシャ神話に登場する怪物。ヘラクレスの十二の難行の六番目に退治された怪鳥。嘴と翼の先が青銅で出来ている怪鳥。

鶴くらいの大きさで、見た目は朱鷺に似るが嘴は曲がっておらず、鉄や青銅製の鎧を容易く突き破るが、唯一コルクで作られた服には嘴が張り付いてしまう。


●神E(ヤム・カァシュ)

レストラン『オックストン』のオーナー。ヤム・カァシュ(Yum Kaax, Yum Ka'ax, Yum Caax)は、 現代のユカタン半島のマヤ神話における神のひとり。

ダニエル・ブリントンは1895年の著書でこの神を「農地の主」(Lord of the Harvest Fields)という意味だとした。また同書p.62ではツェルタル族がツォルキンの第4の日をGhananといい、これがトウモロコシの神であると言っている。パウル・シェルハスは絵文書の神の分類でトウモロコシの神とした「神E」がブリントンのいうGhananやYum Kaaxかもしれないとした。


●バラム

ククルカンの配下。ジャガーの意味。ジャガーの形で、目が翡翠で出来ている。


●クアウトリ

ククルカンの鷲。


●チャルチウィトリクエの魚たち

ククルカンの配下。チャルチウィトリクエの時代の人々。





【人ごろし城の敵】


●青ひげ男爵

青いひげの男爵。『人ごろし城』に住んでいる。

フランスの詩人シャルル・ペローによる童話及び同作品の登場人物。初版ではグリム童話にも収録されていたが、第二版以降は消えている。その男は青い髭を蓄えたその風貌から『青髭』と恐れられており、今までの妻が行方不明になっているという噂もあった。


●フィッチャー

鳥人の魔法使い。靴屋の三人の娘の末娘。花嫁の生首を持っている。ネクロマンサー。テラーと同じ術を使える。死体をつなぎ合わせ使える。


●生首の花嫁

長女の姉。生首だけになっている。

●ツギハギの花嫁

死体を継ぎ接ぎしたアンデッド。


●老婆シルヴィア・ガーナッシュ

『人ごろし城』の老婆。強力な術を使う魔術師。地下室の前には老婆がおり、死体の臓器をかき出している。


●怪牛ストーンカ

ユーゴスラビア中の家畜を鋭い二本角で殺しまわっていた不死身の魔牛であるとされる。魔力で人や罠を察知してしまうため退治が出来なかったが、馬の皮を被って隠れていた勇者が、黄金の剣で倒したという。ブルガリアの伝承に登場すると言われる(詳細は後述)怪物で、青銅のような皮膚を持ち、大地を揺るがす雷鳴のような咆哮を上げる牡牛である。雷雲の化身であるともされる。


●ラバー・ブライドグルーム

強盗の婿。盗賊団を率いて青ひげ男爵に忠誠を誓った。

●スケルトン・ダンサーズ

骸骨戦士たち。


●吸血コウモリ

吸血鬼のコウモリ群。リーダー・ヴァンプバットが指揮する。





【ウシュマルの民】


●ウシュマルクィーン

ウシュマルの女王と呼ばれる支配者。実は男の娘。


●チャーク

ウシュマルの女王と並ぶウシュマルの支配者。


●双頭の蛇

ウシュマルの兵。


●双頭のジャガー

ウシュマルの兵。


●金剛インコ

ウシュマルの兵。


●トヒル

『シウ家』の守護魔神。トヒルは血を欲する残忍な者であり、生贄としてトヒルに捧げた。


●アフ=シュパン

ウシュマルの有力貴族『シウ家』の当主。


●トラカテコロトル

ムアンフクロウのオトコ。豊穣と死の両方に結びつける者。古代マヤでは、フクロウは豊穣と死の両方に結びつけるというアンビバレント(双価的)な見方をしていたようです。 たとえばムアンフクロウ(幅広で先が鋭くとがったくちばしと、斑紋のある羽を持っています。) マヤの図像では、ムアンは雨、トウモロコシ、地底世界と一体視されています。雨の神「チャック」もししばしばムアンフクロウと関連する形で描かれているようです。 古典期の図像では、トウモロコシの育成は一般にムアンフクロウを伴った形で描かれています。




【ヤプーのメンバー】


●サルガタナス

『ヤプー』の調査隊員。数旅団の精霊を率いており、直属の配下としてゾレイ、ウァレファル、ファライーを従える。


●ゾレイ・レラージェ

狩人。敵を腐敗させることが出来る。弓矢を手にし、緑色の服を着た狩人の姿で現れる。


●ウァレフォル

ロバの頭を持つライオン。盗みが得意。


●ファライー・モラクス

料理人。いけにえを好む。




【不死国】


【真祖王】


●ヴァン・パイア・シン

ヴァン国出身のギリシア神話の怪物、吸血鬼の真祖。

昔、女盗賊が、善良な医者アスクレピオスに心を奪われ、盗んだ金を寄付していたが、ハンターに致命傷を負わされ最後に医者のもとに現れた。医者は禁術の秘術でその女を助けた。その女が吸血鬼の祖である。クロミュオーンの猪と言われる。一説には、パイアは「クロミュオーンの猪」と綽名される残忍な女盗賊だったという。


【王直下】


●カーミラ

美貌ではあるものの非常に虚弱で、その顔色は常に青白い女性。アイルランドの吸血鬼伝承が基になっており、貴族的、美形、棺桶で眠る、心臓に杭を打たれて死ぬ。


●ラミアー

『法国』から亡命してきた女性。ラミアーまたはラミアは、ギリシア神話に登場する古代リビュアの女性で、ゼウスと通じたためにヘーラーによって子供を失い、その苦悩のあまり他人の子を殺す女怪と化した。眼球を取り出すことができるが、これはヘーラーに眠りを奪われた彼女にゼウスが与えた能力ともいわれる。


●チャウグナル・ファウグン

かつてはピレネー山脈に棲んでいたとされ、現在ではツァン高原の洞窟で亜人間に祀られている吸血の象神。

その体は、地球と同じぐらい古いといわれる生きた岩石でできている。 ほぼ人間と同じ大きさで、人間に似た腕と肩、太い腹と足、先がラッパ状に広がった長い鼻、水掻き状で触手のついた大きな耳、水晶に似た半透明の牙を持ち、部分的には象を思わせる。

昼の間は石の玉座の上に鎮座した不気味な石像にしか見えない。しかし夜になると動き出し、その鼻と触手を伸ばして人間の生き血を吸う。


●不死隊・イモータルズ

不死隊(ふしたい)の元ネタは、アケメネス朝ペルシアの定員一万人の精鋭部隊である。ペルシア戦争期にはヒュダルネスが率いた。

一人の兵士が倒されてもまた別の新しい兵士がすぐに補充され戦闘に加わり戦ったことから、ヘロドトスがこれを指してアタナトイ(不死の意)、もしくは一万騎兵と呼んだものが起源で、英語でイモータルズ(immortals、隊員はイモータル)、不滅隊などとも呼称される。

本編では吸血鬼の軍隊のこと。


●ブラッディ・メアリー

血塗れのメアリー。


●ドラキュラの花嫁たち

ドラキュラ城においてハーカーに迫る三人の女吸血鬼。

●ラーン=テゴス

異生物の中でも特に複雑怪奇な姿をしていて、先がハサミ状の六本の足に丸い胴体、その上に丸い頭部があり三つの魚のような目、長い鼻がある。鰓を備え全身を覆う毛と思しきものは実は触手で先端に吸盤があり、そこから血を吸う。


●ケルヌンノス

ケルト神話の狩猟の神にして冥府神。獣王・動物王であったと推定されている。また、多産と豊作に関係があったと考えられている。ケルヌンノスはほとんど常に動物、特に牡鹿と共に描かれる。



【不死国・第一軍】


●ヴラド・ツェペシュ・ドラキュラ

現ドラキュラ伯爵。


●ヴラド・ドラクル

龍人・悪魔公と言われた。ヴラド龍公。 龍人・悪魔公と言われた。


●ヴコドラク

ユーゴスラヴィア(セルビア・クロアチア)の吸血鬼で、オオカミの容姿をしています。


●ウピオル

ポーランドの吸血鬼です。東スラヴでの吸血鬼の呼称である。ポーランドで最も多く用いられた。珍しい時間感覚を持ち、夜の大部分は寝ていて正午から真夜中まで起きている。舌には刺があり、それで人間の血を吸い取る。この怪物ほど血への欲望が強いものはないと言ってよく、血の中で眠り、血を飲み、杭で刺されたときは血を噴き出すのだ。

●ウピル

人間の顔をした巨大コウモリ(美男や美女に変身できる)が伝承されている。 ロシアの吸血鬼で子供の血を吸います。またウピオルに似ているとされています。


●ノスフェラトゥ

ルーマニア語で吸血鬼の総称として呼ばれています。ルーマニアの伝承の吸血鬼。インクブス、サキュバスと深い関わりを持ち極めて好色であるという。

埋葬後、すぐに墓から這い出し、生者の血を吸う。または苦しめて喜ぶ。 男のノスフェラトゥは女性を妊娠させることができる。そうした子供は全身毛むくじゃらで、魔女かモロイイ(生ける吸血鬼)に なる。


●サムカ

占い師、魔法使い。ルーマニアの伝承における邪悪な霊。半身熊、半身老婆の姿で、人間の血を食らう悪霊の女王。悪魔の中で一番権力があるという。


●ノインテーター

ドイツ、ザクセン地方の吸血鬼。名前は「9の殺人者」の意。墓の中で死体が吸血鬼に変わるのに9日かかるという伝承からついた名だという。

疫病をひろめるとされ、また疫病がひろまってた時あらわれるという。この魔物を倒すには口にレモンを詰めるといいという。


●ムロイ

ルーマニアの伝承の吸血鬼。あえて直接的な呼び名でなく「不死者」の意のこの名で呼ぶ ことが多いという。心臓に杭を打ち込むか、死体を焼いて退治するという。


●ムロニ

南ルーマニア、ワラキア地方の吸血鬼。猫、犬、ノミ、蜘蛛などに姿を変えることができる。 犠牲者は傷が見当たらないのに全身の血が抜かれているという。このようにして死んだ者もムロニになる。



【不死国・第二軍】


●ジル・ド・レイ

『不死隊』第二軍・主攻の軍隊長。オルレアン城が主城。


●プレラーティ

魔術師。


●クドラク

スロベニアやイストリア半島に住むスラブ人の伝承に出てくる吸血鬼で、 黒いオオカミの容姿をしています。


●ヴァンピール

ヴァンピール、ダンピール。この項目は東欧起源のヴァンアイアと近代以降の小説や映画などで 広まった吸血鬼的な魔物のイメージ。


●マナナンガル

フィリピンの神話に登場する妖怪で、胎児の血を吸ったり、胎児や赤ん坊を食べたりします。


●モルモー

ギリシャ神話に登場する吸血鬼です。


●ラングスウィル

フィリピンの血を吸う妖怪です。


●レ・ルヴナン

ヨーロッパ:歩く死者。名前はフランス語の動詞「もどる」revenirの現在分詞形。

死体を掘り起こしてみるとみずみずしく赤みを帯び、手足は柔らかくしなやかで虫も腐乱も見当たらず、ひどい悪臭だけしている、 ということがあちこちであったらしい。 17世紀頃、歩く死者ルヴナンに死体の焼却ということがよく行われたという。


●ステワ・ルトゥ

ドュルック・ユル(ブータン)の民話の魔物。動物の内臓から何本も触手が伸びている、といった姿で、牛の胃のような皮膚でぶよぶよしている。水の中に棲んでいて、動物や人間を襲う。

不思議な力をもっていて、影に触れることでも血を吸うことができるという。ある橋の下によくでたというステワ・ルトゥは、川の中から橋の上を通る人の影に飛びつく。影に吸い付かれた人は動けなくなり、血や生気を吸われ、川の中に落ちる。そこでステワ・ルトゥがその肉まで食い尽くすという。


●ヴルカラコス

狼の皮をかぶった人というスラヴ語が起源で、ギリシャでも人狼をさす名だったが、今では吸血鬼とみなされている。



【不死国・第三軍】


●エリザベート・バートリ

第三軍・軍隊長。「血の伯爵夫人」。16~17世紀のハンガリー王国の貴族で、数百人の領内の娘や貴族の娘などを拷問や残虐な方法で殺害したりしました。


●吸血竜バルーラ=ガ=ルー

吸血鬼化した竜種。バルラガル:別名は「喰血竜(がけつりゅう)」

水辺に生息しており、体表に独特の「ぬめり」を持つ。このぬめりに水分を保有させることで地上での活動を可能にしているという、非常に海竜種「らしい」特徴をしている。外観も、青と白の斑模様に頭部や背部などにヒレを持つという海竜種らしいもの。

しかし他の同属には見られない特徴として、上顎より大きく突き出た一対の牙、体の側面を走る切れ目と、さらに最大の特徴たる異形の舌部を持つ。


●ルガト・ククチ

アルバニアの吸血鬼で霊的な存在とされています。他のヴァンパイアと同じく、死後吸血鬼として蘇るが、肉体を持たない霊的な存在である。人間の姿などに物体化した場合はククチという。ルガト(ククチ)は人間では倒すことはできず、天敵の狼に弱点である足を噛み切られると、自分の墓に戻りニ度と現れないという。


●ルウ・ガル

ゴキブリに似た吸血蟲。姿を見ると目が腐り落ちて、そこから体内に侵入して繁殖するという。(西インド諸島)


●アレクサンダー・“ソニー”・ビーン

ソニー・ビーン一族の首族の長。魔女アグネス・ダグラスとともに人間を生贄にしたり、魔法で悪魔を呼び出している。


●アグネス・ダグラス 魔女アグネス・ダグラス。人間を生贄にしたり、魔法で悪魔を呼び出している。

●黒エルフ

スヴァルトアールヴ、闇のエルフと呼ばれる。


●エムプーサ

エムプーサは眠っている男の血を吸ったり、男の旅人を食い殺したりします。 ギリシャ神話に登場する悪魔でメスのカマキリを意味しています。


●ネラプシ

東スロヴァキア、ゼムプリンZemplin地方の吸血鬼。スロヴェニア語の方言の一種らしい。名前は「生者に甚大な被害をもたらす屍鬼」の意。

人間の生き血を飲み、村ごと動物まで含めて皆殺しにするという。また、教会の塔に登り、そこから見える人々を一度に睨み殺すともいう。


●ダリヤ・サルトゥイコヴァ

ロシア帝国の貴族女性でシリアルキラー。拷問によって100人以上の農奴を殺害し、その犠牲者の多くが女性ないし少女だった。サディストだったと思われ、農奴を肉体的に痛めつけることに快楽を見出していた。



【不死国・第四軍】


●カーリー

『不死隊』第四軍・防衛の軍隊長。カーリガート城が主城。

インド神話に登場する殺戮と破壊の象徴の女神で、血を好み魔族ラクタヴィージャと戦った際には血を吸い尽くして倒したとされています。

インドにおいて19世紀半ばまで存在していたとされているタギーとは、カーリーを信奉する秘密結社で、殺人を教義としていた。


●スンダル・ボロン

インドネシアの女性の吸血鬼で、男性の生き血を吸います。


●チュパカブラ

プエルトリコ、チリ、アルゼンチン、メキシコ、アメリカで目撃例があるUMA(未確認動物)で、ヤギなどの家畜や場合によっては人間を襲い血を吸うとされています。


●チョンチョニー

二枚の大きな翼を持つ妖怪で、深夜に家屋へ侵入し住人を殺害後死体から血を吸血します。


●吸血巨人

中国の妖怪です。



【不死国・第五軍】


●ピグチェン

『不死隊』第五葷・空軍の隊長。サンベルナール城が主城。

サンベルナール城はユトリロの絵画・霊感の村より。サン・ベルナルドの魔物なのでそこから。チリの民話、特にマプチェ族に伝わる、毛に覆われた有翼の大蛇またはドラゴンである。

昼は山の中の大木で寝ている。夜になると起きだし、長い舌で人間や家畜の血を吸う。体毛に猛毒をもち触れた者は即死する。

倒すには大木に閉じ込め石油をかけて燃やす。牛の角笛の音が嫌いだという。


●ウプイリ

ロシアの吸血鬼で人の顔をした巨大なこうもりです。


●ブルーハ

ポルトガルの妖怪で女性の吸血鬼とされています。鳥の姿に変身することができ、空を飛んで血を吸いに行きます。


●ペナンガラン

マレー半島やボルネオ島の伝承に登場する吸血鬼で、空を飛ぶ女性の首の姿をしています。


●シチシガ

ポルスカ(ポーランド)の民話に出てくる魔物。ワシミミズクの姿をしている。時にはフクロウの羽をもった赤子の場合もある。生まれた時、上下の歯がそろっていた赤ん坊は数日で必ず死んでしまい、この魔物になるのだという。


●クイ

好物が子供の血という鬼の姿をした妖怪。

●ラングスウィル

猿に似た吸血コウモリ。ジャングルに住み、迷い込んだ人間の血を吸う。





【エルフ国・ノヴァステカ種族】


●オメテオトル

ユグドラシルの十長老の一人。

●トラロック

ユグドラシルの十長老の一人。


●エエカトル=ケツァルコアトル

妖精龍。オメテオトルの次男。アステカ神話の文化神・農耕神である。また、風の神とも考えられた。


●チャルチウィトリクエ

水の女神で、若さと情熱の女神でもある。 その名前は「翡翠のスカートの女」、「高貴な緑の貴婦人」を意味している。 トラロックの妻あるいは姉妹とされ、またケツァルコアトルの母であるともされる。


●シペ・トテック

植物の再生担当大臣。

アステカ神話における穀物の神である。 「皮を剥かれた我らが主」の意。シペ・トテクとも。死と再生の神の一柱であって、農業、西方、疾病、春、金細工職人、季節の神である。


●ヤヤウキ・テスカトリポカ

闇使い。変化の魔術師。オメテオトルの長男。黒いテスカポリトカ。黒い体をしたこの神は、もっとも強く悪い神でした。

その神性は、夜の空、夜の風、北の方角、大地、黒耀石、敵意、不和、支配、予言、誘惑、魔術、美、戦争や争いといった幅広い概念と関連付けられている。この神の持つ多くの別名は神性の異なる側面を示している。


●ケツァルペトラトル

ケツァルコアトルの妹。

●マヤウェル

ケツァルコアトルと恋仲に成る。

●パテカトル

アステカ神話のプルケ(酒)の神。

多くのプルケの神があり、まとめてセンツォン・トトチティン(400匹のウサギ)と呼ばれる。マヤウェルは女神だが、プルケの神はほとんどが男性だった。


●センテオトル

トラロックの養子。チコメコアトルとシロネンと兄妹。


●ウィシュトシワトル

トラロックの娘。


●テクシステカトル

トラロックとチャルチウィトリクエの子。

●ナナワツィン

ナナワトル(ナナワツィン)という名前の神は、食料起源説話にも登場する。

現在のプエブラ州ヤオナワク(Yaonáhuac)とウィツィラン(Huitzilan)のナワ族の伝承によると、ナナワトルは稲妻で、その頭をぶつけて山を破壊したとされる。


●テクシステカトル

アステカ神話の月の神。

●ウィツィロポチトリ

オメテオトルの四男。アステカ神話の太陽神・軍神・狩猟神である。

その名は「蜂鳥の左足」または「左(南)の蜂鳥」を意味する。蜂鳥をかたどった頭飾りをつけ、左足に蜂鳥の羽飾りをつけ、五つの房の着いた盾と槍を持った戦士の姿で表される。コアトリクエとオメテオトルの子。太陽神として崇められ、夜の暗闇を打ち破って世界に朝の光をもたらす戦士であることから軍神ともされた。アステカの部族神として、最も篤く信仰された。テノチティトラン(現在のメキシコシティ)がアステカの首都となったのもウィツィロポチトリの神託によるものであり、メキシコの国旗、国章にも描かれている。アステカの都テンプロ・マヨールにはトラロックとウィツィロポチトリを祀った神殿がある。


●コアトリクエ

ウィツィロポチトリとコヨルシャウキの母。ウィツィロポチトリ、シワコアトル、コヨルシャウキを産み出した神としても知られている。コアトリクエのスカートはとぐろを巻いた蛇で出来ており、人間の心臓と手首をつなぎ頭蓋骨をつった首飾りをしている。 そして手足に鉤爪がある。 そしてその食べ物は、人間を含むあらゆる生き物の生肉である。 コアトリクエは、同時に子宮でも墓場でもあるような、「子供を飲み込む母親」を体現している。


●コヨルシャウキ

コアトリクエの娘、ウィツィロポチトリの姉。


●パイナル

ウィツィロポチトリの伝令神。

●ショロトル

ケツァルコアトルと双子。アステカ神話の金星の神。炎と不幸の神でもある。 かつて神々が太陽を作り出そうとしていた時、 多くの神々がその身を犠牲にしなければならなくなった。 ショロトルは嫌がったが、 他の神々はこの世に太陽をもたらすために、その多くがその身を太陽に捧げていった。 かくして太陽は完成したが、ショロトルは仲間のいない寂しさに耐えられずに号泣し、余りの涙の量に両目玉まで流れ出てしまった。 そのため、ショロトルには眼球がないとされている。

別の説では、太陽の生け贄になる事を嫌がり、水の中に逃げ込みメキシコサラマンダーになったとされている。


●トラルテクトリ

アステカ神話の大地の神または怪物。トラルテクトリには地母神的な側面と軍神の側面の両方があり、この両者はメソアメリカにおいては死と再生を司るという点で結びつきが強い。 トラルテクトリは大地と農業の神であるマヤウェル(アガベの神)やトラロック(雨の神)と関係が深いが、その一方で祭儀面では戦争と人身御供が中心になる。


●アトラトナン

アステカにおける大地と水の女神。アトラトナン、ウィシュトシワトル、シローネン、ショチケツァルの4人の女神に扮した女性は、テスカトリポカに扮する若い戦士に仕える4人のうちの一人であった。


●イスタク・ミシュコアトル

別名カマシュトリ。トラトラウキ・テスカトリポカ。


●シワコアトル

別名:イラマテクトリ。図像的には老いた女性で、大きな歯を見せ、白い服を着て貝殻で縁取りした白いスカートをはいている。このスカートはシトラリクエ(星のスカート)と呼ばれ、天の川を象徴している。

アステカ神話に数多くいる地母神のひとりで、シワコアトルあるいはキラストリ(Quilaztli)の別名ともされる。イスタク・ミシュコアトル(白い雲のヘビ)の配偶神とされる。


●トナティウ

図像にみられるトナティウは、体は赤く塗られ、髪は金色であったり鷲の羽根飾りで彩られたりし、太陽を象徴する輝く円盤を備えている。また、トルテカでのトナティウは、明けの明星とみなされる神ケツァルコアトルとしばしば一緒に描かれている。


●ショチケツァル

幸せの花の四兄妹。トラロックと離婚後、テスカポリトカに嫁ぐ。


●ショチピリ

幸せの花の四兄妹。


●マクイルショチトル

幸せの花の四兄妹。


●イシュトリルトン

幸せの花の四兄妹。アステカ神話の健康と治癒の神。マクイルショチトルとショチピリの兄弟。3人はそれぞれ健康、快楽、幸福といった側面を象徴していた。イシュトリルトンはダンスとも関連しているとされる。


●イツラコリウキ

アステカ神話に伝わる霜の神。明け方の冷え込みをもたらすとされる。


●テペヨロトル

テペヨリョトルまたはテペヨリョトリ(Tepeyollotli)は、アステカ神話に伝わる神。夜の神々の九柱の内の八番目で、その名は「山の心臓」を意味する。


●ウェウェコヨトル

アステカ神話における、音楽、ダンス、歌のトリックスター神。その名は「老いたコヨーテ」を意味する。


●トラウィスカルパンテクートリ

かつて太陽神トナティウが誕生した時、トナティウは神々に生け贄を求めた。その事に腹を立てたトラウィスカルパンテクートリは、太陽に向かって槍を放った。しかし、太陽に槍を跳ね返され、自身の頭に刺さってしまう。その瞬間からイツラコリウキになってしまったという。


●トラソルテオトル

トラソルテオトルは他の地母神であるテテオ・インナン(神々の母)やショチケツァルと関連する。浄化の神という点ではテテオ・インナンと共通する。ショチケツァルと同様に愛の女神でもあるが、トラソルテオトルが司るのは猥褻で肉欲的な愛である。またイツパパロトルとも関連し、どちらも戦争を好み、また火の神シウテクトリと近い。トラソルテオトルはシウテクトリと共通の鼻飾りをつけている。

●トシ(テテオ・インナン)

「トシ」とはナワトル語で「我々の祖母」を意味する。


●イツパパロトル

イツパパロトルは楽園であるタモアンチャンの女神である。


●ミクトランシワトル

冥界の女王。


●ミクトランテクートリ

双子の神ケツァルコアトルとショロトルは新しく人間を再生させるために彼の挑発をかわし、前の時代の人間の骨を盗み出した。ミクトランテクートリは追いかけ、彼らは骨を落として折ってしまったため、創造された人間も背格好もバラバラとなった。 冥界の王。


●ツィツィミメ

ツィツィミメ(単数形はツィツィミトル)は、アステカ神話の闇の悪鬼である。


●テクシステカトル・ミキストリ

死を意味する。テクシステカトルは裕福で高慢な神で、黄金・宝石・羽毛で祭祀を行った。月の神、死を司る。


●チャンティコ

アステカ神話に伝わるかまど及び火山の火、怒りの火を司る女神である。


●カンヘル

カンヘル竜(カンヘルりゅう)は、メソアメリカの神話伝承にみられる竜である




【エルフ国・ニュースオミ種族】


●ウッコ

ユグドラシルの十長老の一人。フィンランド神話中の主神であり、天空・天気・農作物(収穫期)とその他の自然の事象を司る神でもある。現在のフィンランド語の「雷 (ukkonen)」がウッコの名前から派生したように、雷を司る事でも知られている。雷神としてのウッコは、彼のもつウコンバサラと呼ばれるハンマーから、稲光を発したという。


●アッカ

老婦人の精霊。ウッコの相棒でもある。 ウッコが妻「アッカ (Akka)」と連れ添っている時には雷雨が起こり、二輪戦車で空を駆けても雷雨が起こった。


●ワイナミョイネン

『24人の長老たち』。黄金都市に住む。フィンランドの民間伝承と国民的叙事詩『カレワラ』の主要な登場人物である。元々はフィンランドの神であった。年老いた賢者で、強力な魔力を秘めた声の持ち主として描かれている。


●イルマタル・ルオンノタル

ワイナミョイネンの母。商業ギルド長。大気を司る女の精霊。最初の精霊の娘でもある。


●セッポ・イルマリネン

鍛冶屋の長。セッポ・イルマリネン (Seppo Ilmarinen) とも言われる。偉大な鍛冶屋であり、天地を創造した。元来は空気を司る男の精霊。


●クッレルヴォ

護衛。ウンタモに滅ぼされたカレルヴォ一族の女がウンタモのところで産み落とした男子。飛びきり力に優れるが、まともなことが絶対に出来ない。これは、彼が正しい育て手の下で育てられなかったからである。


●レンミンカイネン

男前で、武術の腕も、魔法の腕も特級、そのうえに女たらしな若者である。しかもわがままで身勝手、そのためにあちこちで騒ぎを起こし、災難にも会う。

●ヨウカハイネン

吟遊詩人にして狩人。アイノの兄。


●アイノ

ワイナミョイネンとの結婚を強いられた娘だがそれを拒み、海に身を投じる。

●キュッリッキ

レンミンカイネンの妻。誘拐まがいの結婚劇であった。

●アンテロ・ヴィプネン 

死んだ巨人。深い知識と魔法の保護者。

●ヒイシ

元来「神聖な木立」を意味する悪魔。時々ゴブリンを意味する事もある。元来ヒイシは悪魔でもゴブリンでもなく、フィンランドの最も古い神の1人という事もできる。



●カレヴァン・ポイカ 

「カレヴァの息子」の意。森の木を切り倒し、巨大な牧草地を刈り取る事ができる巨人の英雄。エストニアの叙事詩に出てくる英雄 (Kalevipoeg)と同じ。


●ロウヒ 『24人の長老たち』フィンランドの叙事詩『カレワラ』のなかで活躍する大魔女。とても強い力を持つ、北方の陰鬱な地方ポホヨラの支配者だが、美しい娘を持ち、これをカレワラ (フィンランド) の鍛冶の名手イルマリネンに妻として与え、秘宝サンポを制作させた


●タピオ

森林の神。


●ミエリッキ

タピオの妻で、森の女神。マイリーキーとも。

●ニューリッキ 

狩猟の神で、タピオの息子。



【冒険者】


●カルフ

『がんばれベアーズ』のリーダー。熊(karhu)・森の王様ははフィンランドの古代の森の中で最も崇拝されていた動物でした。


●ジャンバヴァン

『がんばれベアーズ』のメンバー。ヴィシュヌ神の息子である、インド神話の賢明な熊王。熊の軍団を率いている。


●熊のジャン

『がんばれベアーズ』のメンバー。フランス等の口伝口承民話(伝説)に登場する半熊半人。 怪力の主人公。


●キムンカムイ

『がんばれベアーズ』のメンバー。アイヌの山の神。ヒグマの神。

●レイブ・オルマイ

『がんばれベアーズ』のメンバー。北ヨーロッパ北極圏先住民族の神。名前は「ハンの木の男」の意。熊男、または熊神とも言われる。狩人の守護神で幸運をあたえたり、熊との争いで怪我をしないように守ってくれるという。


●メメキウェシウ

『がんばれベアーズ』のメンバー。ネイティブアメリカンの一部族、クリー族における熊の精霊。 熊を支配している偉大な精霊で、シャーマンたちは狩猟の成否を祈願する卜占儀礼において、メメキウェシウをテントの中に呼び寄せて戦いを挑むという。この戦いに勝利すれば次の狩猟の成功が約束される。また狩人は熊の心臓の一部をメメキウェシウに捧げるために火の中に投げ込む。


●ヤ=オ=ガー

『がんばれベアーズ』のメンバー。ネイティブアメリカンの一部族、イロコイ族における風の精霊の一人。北風を守護し、熊の姿で現れるという。巨大な風の精霊ガ=オーに支配されているが、ひとたび開放されると冷たい嵐のような風をもたらし、その吐息は水を凍らすとされる。




【ジュラシック・シティ】


●暴君タイラント・ティラノ

『十の災い』の『蝗を放つ』を象徴する。ティラノサウルス:和訳すると「暴君トカゲ」。ギリシャ語でティラノは暴君、サウルスはトカゲを意味する(どちらも砕けた表記にされている)。


●スピノサウルス

『十の災い』の『蛙を放つ』を象徴する。肉食恐竜としては最大種のスピノサウルスだ。白亜紀後期のエジプト、モロッコに生息していた大型獣脚類。

体長は16メートル、体重は7トン。

背中の帆が特徴的なことと、魚食で知られているよ。水かきを持っているため、得意な戦場は水の中。


●モササウルス

『十の災い』の『川の水を血に変える』を象徴する。巨大な身体と、攻撃力を活かし海を制していたモササウルス。白亜紀後期のイギリス、オランダに生息していた海棲爬虫類だ。体長は18メートル、体重は30トン。


●カルカロドントサウルス

『十の災い』の『ぶよを放つ』を象徴する。白亜紀後期のエジプト、モンゴルに生息していた獣脚類だ。体長は12メートル、体重は10トン。現生のホホジロザメのような先端が鋭い三角形の歯がずらりと並んでいるよ。歯の淵には細かなギザギザが付いていて、肉を切り裂くことに向いていた。


●ギガノトサウルス

『十の災い』の『腫れ物を生じさせる』を象徴する。白亜紀後期のアルゼンチンに生息していた獣脚類だ。体長は13メートル、体重は7トン。

陸上の肉食恐竜ではスピノサウルスに次ぐ巨体の持ち主だ。鼻の上から目の上にかけての骨がゴツゴツしていた。得意技は頭突きだ。


●アクロカントサウルス

『十の災い』の『雹を降らせる』を象徴する。白亜紀前期のアメリカに生息していた獣脚類だ。体長は12メートル、体重は6トン。

サメのように生え変わる歯とがっしりとした手足を持つことから、白亜紀前期においては最強の恐竜と言われている。時速40キロで走ることが出来る。


●アロサウルス

『十の災い』の『皆殺しにする』を象徴する。ジュラ紀後期のアメリカ、ポルトガルに生息していた獣脚類だ。体長は9メートル、体重は2トン。

指の先には鋭い20センチの鍵爪がついていたよ。長い腕は敵や獲物を押さえ込む時に役立った。


●タルボサウルス

『十の災い』の『疫病を流行らせる』を象徴する。

呪いの魔法『はなさかじじい』を使い、巨大な剣を持つ。後期白亜紀の終わりごろである約7,000万年前のアジアに生息した、ティラノサウルス科の獣脚類の恐竜の属。タルボサウルス(学名: Tarbosaurus、「恐れさせるトカゲ」の意)。


●シアッツ

『十の災い』の『暗闇で覆う』を象徴する。9800万年前に生息した巨大な肉食恐竜で、ユタ州東部で発見され、シアッツ・ミーケロルム(Siats meekerorum)と名づけられた。この二足歩行の肉食恐竜は、体重が4トン超、体長は9メートルほどあったと言われていたが、まさに巨大な肉食恐竜の姿そのものだ。

恐竜のシアッツという“ファーストネーム”(属名)は、優れた捕食者というところから名付けたものだという。

シアッツは、ユタ州の先住民ユト族の伝説に登場する大食いの怪物の名なのだ。


●カルノタウルス

『十の災い』の『虻を放つ』を象徴する。害虫呪文『虫の楽隊』。

南米大陸に生息した獣脚類の恐竜の一属。学名は「肉食の雄牛」という意味である。

白亜紀後期のアルゼンチンに生息していた獣脚類だ。体長は8メートル、体重は3トン。


●ダイノバード

恐竜や鳥類の先祖としてジョージ・オルシェフスキー(英語版)が主張している仮想生物である。ジョージ・オルシェフスキーのBCF仮説のなかで使われる言葉。

●トロオドン・ステノニコサウルス

中生代白亜紀後期(約7400万 - 約6500万年前)の現北アメリカ大陸に生息していた肉食(ただし、雑食または植物食であったという説もある)の羽毛恐竜。竜盤目獣脚亜目マニラプトル類トロオドン科に属する属である。なお、属名は「傷つける歯」を意味する。

●ヴェロキラプトル

「素早い」と、raptor 「強盗、略奪者」との合成語で、「敏捷な略奪者」とでも訳すべきもの。約7,500万- 約7,000万年前(中生代白亜紀後期)の東アジアにあった大陸に生息していた小型肉食恐竜。獣脚類に属す。体型はほっそりとしており、頭蓋骨は大きい。際立った特徴として後肢に大きな鉤爪を具える。羽毛恐竜であったと考えられる。


●レエリナサウラ

レエリナサウラ (Leaellynasaura) は、中生代白亜紀前期に当時のオーストラリア大陸に生息していた小型の草食恐竜。属名は発見者であるトム・リッチとパトリシア・リッチの愛娘で、本種の発掘にも貢献したリエーリン(レリン)・リッチにちなむ。

●サウロルニトイデス

サウロルニトイデス(Saurornithoides)は白亜紀後期に生息したトロオドン科のマニラプトル類恐竜の属の一つである。後肢ですばやく走り、優れた視覚と聴覚を持つ捕食者であった。属名は古代ギリシャ語で「トカゲ」を意味するsauros、「鳥」を意味するornithos、「型」を意味するoid から派生しており、鳥の祖先に近縁であることにふさわしい名前である。


●ドロマエオサウルス

後肢の第2指の鉤爪と束状に強化された尾が共通の特徴である。


●プテラノドン

属名は「翼があり歯がない(もの)」の意。

ソルデス 翼開長はおよそ63センチメートル程であり、翼竜の中では大型の方ではない。また、翼指骨の腕部に対する比率も後の大型翼竜などに比べて相対的に小さい。


●ランフォリンクス

ランフォリンクス (Rhamphorhynchus 「嘴状の鼻先」) はジュラ紀に生息していた長尾型翼竜の1属である。同時代に生存していたプテロダクティルスをはじめとする尾の短い翼指竜亜目の翼竜と比べると特殊化の度合いが低く、靱帯で強化された長い尾を持ち、その先端には特徴的な菱形の尾翼があった。ランフォリンクスの上下顎には針のような歯が前方を向いて並び、歯のない吻端が鋭く反って嘴のようになっていることと併せて、主な食性は魚食だったことが示唆される。実際にも魚類や頭足類の遺骸はランフォリンクスの胃内容物や糞石からたびたび発見されている。


●ケツァルコアトロス

中生代の終わり、白亜紀末の大量絶滅期の直前の時代を生きていた翼竜の1属である。翼指竜亜目(プテロダクティルス亜目)中のアズダルコ上科アズダルコ科に分類される。

2020年現在、知られる限りで史上最大級の翼竜であり、同時に、史上最大級の飛翔動物である(かつては「史上最大“級”」ではなく「史上最大」とされていた。今日(2020年時点)もなおそのように紹介されることが多い)。




【エルフ国・ネオマヤ種族】


●トゥリラス

ワイナミョイネンの父


●テッレルヴォ

タピオの娘。


●トゥーリッキ

タピオとマイリーキーの娘で、動物を司る女神。


●イシュキック

フン・フンアプフーの二番目の妻。


●フン・フンアフプー

創造神イシュムカネーとイシュピヤコックの息子。女神イシュバキヤロを娶り、フンバッツとフンチョウエン兄弟の父となった。その後、さらにイシュキックに自分の精を与えて、双子のフンアフプーとイシュバランケーの父となった。弟はヴクブ・フンアフプー。

●ヴクブ・フンアフプー

フン・フンアフプーの弟。


●イシュバキヤロ

フン・フンアプフーの妻。


●イシュムカネー

イシュムカネーとイシュピヤコックは、双子の息子フン・フンアフプーとヴクブ・フンアフプーを得た。やがてフン・フンアフプーと妻イシュバキヤロの間に、双子の孫フンバッツとフンチョウエンが生まれた。


●イシュピヤコック

イシュムカネーとイシュピヤコックは、双子の息子フン・フンアフプーとヴクブ・フンアフプーを得た。


●フンアフプー

彼の名前は「猟師」を意味する。


●イシュバランケー

彼の名前は「小さなジャグヮール(ジャガー)」を意味する。


●フンバッツ

2人は双子の兄弟で、フン・フンアフプーとイシュバキヤロの息子。また、双子のフンアフプーとイシュバランケーとは異母兄弟に当たる。

●フンチョウエン

2人は双子の兄弟で、フン・フンアフプーとイシュバキヤロの息子。また、双子のフンアフプーとイシュバランケーとは異母兄弟に当たる。

●イツァムナー

イシュ・チェルの夫で、バカブの父。ア・プチに敵対する。フナブ・クー(もしくはキニチ・アハウ)の息子。 「大空の首長」という意味の名を持つ善なる神。マヤの最高神であり、空または太陽神として崇拝された。


●イシュ・チェル

頭に蛇を置き、交叉した骨が刺繍されているスカートをはいた姿で表される。さらに『ドレスデン絵文書』では老女として描かれている。

イシュ・チェルは怒ると、天の水瓶を用いて地上に大雨を降らせ、さらに「空の虹」に助力して洪水を引き起こす。ゆえにイシュ・チェルは「怒れる老女」とも呼ばれている。


●キニチ・アハウ

キニチ・アハウはイツァムナーに似た姿で現されることが多い。しかし、イツァムナーが老人の姿で現される場合が多いのに対し、キニチ・アハウは若者の姿で現される場合が多い。そのため、キニチ・アハウはイツァムナーの昼の側面であるとも考えられている。イシュ・チェルの夫ともいわれる。


●フナブ・クー

フナブ・クーは最初の創造神であり、イツァムナーの父であるとする。マヤの絵文書の中で、まれに猟師の姿であらわされるという。


●ア・プチ

地下砦の九冥神・ボロンティク(Bolontiku)を総轄している者といわれている。この塔のミトナル(Mitnal)、最深層の支配者。その姿は死のイメージをもって描かれる。


●フン・カメーとヴクブ・カメー

「フン・カメー」とは「一の死」、「ヴクブ・カメー」とは「七の死」の意味。

●カマソッソ

双子の英雄フンアフプーとイシュバランケーがシバルバーに侵入した時、カマソッソはフンアフプーを罠にはめ、その首をナイフで斬り落とした。なお、最終的に殺されたフンアフプーは復活し、双子揃ってカマソッソを倒している。


●クチュマキック

イシュキックの父。


●カマロッツ

マヤ神話「ポポル・ヴフ」または国民議会の書 キケで言及されたグアテマラ キチェ族インディアンの神話において登場する神か鳥悪魔。


●コッツバラム

マヤ神話「ポポル・ヴフ 」に登場する神。

原初、神々は木で人形を造ったがそれらは魂や知恵を持たない失敗作だったので神々は木の人形を滅ぼすことにした。樹脂が天から降り注ぎ、大洪水が引き起こされた。そしてシェコトコヴァッチ、カマロッツ、コッツバラム、トゥクムバラムが現れた。コッツバラムは木の人形達の肉を貪り食らった。


●シェコトコトヴァッチ

マヤ神話「ポポル・ヴフ 」に登場する神。


●トゥクムバラム

マヤ神話「ポポル・ヴフ 」に登場する神。


●バカブ

パウアトゥン・ファミリーのリーダー。白髪のはえた老人として描かれ、ほら貝または亀の甲羅を背負っている。ときには蜘蛛の巣を身につけている。

イツァムナーの息子。後古典期のユカタン半島のマヤ人によって信仰されていた天の四隅を支える神。古典期マヤではパウアトゥン(Pauahtun)と呼ばれていた。

バカブについて詳しい記述を残しているのはディエゴ・デ・ランダであり、それによるとバカブは天の四隅を支える4人の神格であり、かつて洪水で世界が滅ぼされたときに脱出したとも言われていた。また、ハアブの最後の5日であるワイェブの祭りにおいて重要な役割を果たし、人々は4つの方角に捧げ物をする。それぞれのバカブには名前がついており、南をホブニル(Hobnil)、東をカンシナエル(Can Tizic Nal)、北をサクシニ(Sac Cimi)、西をホサネク(Hosan Ek)と言った。各バカブには色と影響のある年が決まっていた。


●ホブニル

パウアトゥン・ファミリー 明るい気さくなタイプ。


●カンシナエル

パウアトゥン・ファミリー 紅一点の女性。


●サクシニ

パウアトゥン・ファミリー 細いヤツ。


●ホサネク

パウアトゥン・ファミリー ガタイの大きいの。

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