恋する文化祭の推理劇

作者 坂井令和(れいな)

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★★★ Excellent!!!

ロートレック荘を思わせる叙述トリック。おいおいネタバレはなしだぜ!いやいや坂井令和作品だぜ!ちっちっち!すべて衆人環視の文化祭の舞台の上で容疑者が推理が目まぐるしく入れかわり。見えない黒子のはずの彼が事件の推理をひっかきまわし。彼氏と彼女との仲直りの大団円。短い中にこれだけの濃度のエンタメを凝縮出来る才能にひれ伏します。やはり坂井令和さんのミステリーはいいなあ!心からそう思います。ぜひお読み下さい!おすすめです!

★★★ Excellent!!!

文化祭の劇です。
主人公の文香は脚本、主演の大活躍、の予定。
劇は推理もので、文香は探偵役。
事件は会議室ではなく、教室で起きます。
文香の彼氏が舞台上で黒子の役。
なのに。なぜそうなる。

文香の思い通りの展開になるわけもなく
でも結末は、にんまりだったのでは。

Good!

ミステリーというジャンルですが、ラブコメとしても見られます。というか、ラブコメ過多です。
謎の殺人事件が起こりました。(起こってません)その犯人を探すのがストーリーとなります!? とにもかくにも事件は解決し、ふたりは幸せなキスをして終了!?

★★★ Excellent!!!

 短い制限時間の中、高いクオリティを維持している実力者、坂井令和(れいな)先生の2020年KAC第2段は、代表作のスピンオフのコメディミステリー。

 渚ちゃんの高校の文化祭の劇中において黒子役をするはめになった久原探偵ですが、渚ちゃんシナリオのトリックのあまりの酷さ(素人目に見ても、そのトリックは『ないわ〜★』です)から、急遽アドリブ劇へと変更になってしまいます。
 渚ちゃんは、他の劇中の登場人物たちとの意思疎通もないまま、久原探偵のお眼鏡にかなうトリックを閃くことが出来るのでしょうか?
 神過ぎるアドリブ劇、冴え渡る劇中人物たちの活躍をお楽しみ下さいませませ☆

★★★ Excellent!!!

「蝉時雨は小さな狂気を奏でる」完結から約一ヶ月で、こんなに早く、渚たちに会えるとは思いませんでした。

渚と久原の、噛み合わないが、なぜか意思疎通できる(?)絶妙な会話は、本作でも健在です。

前作を読まれていない方は、この著者ならではの筆運びの流れに翻弄される気持ち良さを味わってみて下さい。