第244話 令和2年10月31日(土)私、数字を書きました

 こんにちは美優です。今日はパパとママの会話から始まります。ではスタート。

深沢宝徳:涼香。美優には何になってもらいたいと思う?

深沢涼香:幸せになってもらいたいと思う。

深沢宝徳:そこで、そうなるには美優にいろんな才能を持たせることが重要だと思う。

深沢涼香:そうね。絵も描かせてみる?

深沢宝徳:絵はまだ早い。ピカソみたいになってしまう。

深沢涼香:でもそうなったら、それも才能じゃない?

深沢宝徳:でも、壁にいたずら書きなんかされたらたまったものじゃない。

深沢涼香:それもそうね。

深沢宝徳:今は音楽を毎日楽しんでいるけど、勉強もさせなきゃいかん。

深沢涼香:毎日、美優には絵本読んであげてるけど。

深沢宝徳:そういえば、美優には数字を教えていなかったな。

深沢涼香:そうね。美優。来なさーい。

深沢美優:なーに?

深沢涼香:紙に数字書いてみて。書いたらプリンあげるよ。

深沢美優:はーい。

深沢涼香:ちゃんと、順番に書くのよ。1,2,3,4,5,6,7,8,9、10。ってね。

深沢美優:はーい。

深沢宝徳:美優は素直だな。

深沢涼香:プリンが欲しいからじゃない?

深沢宝徳:この教育法をプリン教育と名付けたりしてな。

 と、私は、紙に数字を書きました。終わり。

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