第214話 令和2年10月1日(木)私、再びひらがなを書く

 こんにちは美優です。今日はパパとママの会話から始まります。ではスタート。

深沢宝徳:涼香。美優は自力で字を書けるか?

深沢涼香:まだ無理みたいだね。

深沢宝徳:ペンを持つのが難しいか。鉛筆1本あげるか?

深沢涼香:しゃぶんなきゃいいんだけどね。

深沢宝徳:美優にノートパソコン買ってやるか。

深沢涼香:美優に日本語をローマ字で打たせるのは無理なんじゃない?

深沢宝徳:英語ならできるんじゃないか?

深沢涼香:日本語を英語が混乱するよ。絶対。

深沢宝徳:絵本を読むのが一番いいか。

深沢涼香:でも、書いて覚えるのもいいんじゃない?

深沢宝徳:この前は文字にならなかったからな。

深沢涼香:まあ、試しにまた書かせてみようよ。

深沢宝徳:美優。ペン持てるか?

深沢美優:うん。

深沢宝徳:じゃあ、ひらがなを書くぞ10回書いたらプリン上げるからな。

深沢美優:うん。

 と、私はひらがなを書いたのだけど・・・。

深沢宝徳:うーん。まだ、無理か。でも、頑張ったからプリン上げよう。

深沢涼香:美優。プリンよかったね。

 と、今日も深沢家はやごやかでした。またね。

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