第78話 ヒョンとローラの会話

ローラ:ヒョン。大魔王ダカンの目的は何?世界征服?

ヒョン:世界征服なんてそんな狭い器量のお方ではない。世界を統一し平和にすることだ。それをなぜ邪魔する。

ローラ:それは私が言いたい。なんでそうやって我々の社会を武力で訴えるの?

ヒョン:今は戦争状態。武力しかないからそうしているだけだ。貴様らもそうしているではないか。

ローラ:それは…。だけど、人は理解し合えば一緒に暮らせるはず。

ヒョン:理解できればだがな。いま、貴様らがうまくいっているのは誰がそうしていると思う?

ローラ:誰?

ヒョン:我々の調べではケトンとミクだ。ケトンとミクがいなければとっくに内紛が起こっていたはずだ。

ローラ:……。

ヒョン:何者だが知らんがその2人は我が魔王軍に加えたい。

ローラ:2人は魔王軍にはいかせない。

ヒョン:ローラ王女にはあきれたものだ。自ら統率する力もなく虚勢を張るとは。

ローラ:……。

ヒョン:ローラ王女。我々に降参するか?

ローラ:……。




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