第78話 ヒョンとローラの会話
ローラ:ヒョン。大魔王ダカンの目的は何?世界征服?
ヒョン:世界征服なんてそんな狭い器量のお方ではない。世界を統一し平和にすることだ。それをなぜ邪魔する。
ローラ:それは私が言いたい。なんでそうやって我々の社会を武力で訴えるの?
ヒョン:今は戦争状態。武力しかないからそうしているだけだ。貴様らもそうしているではないか。
ローラ:それは…。だけど、人は理解し合えば一緒に暮らせるはず。
ヒョン:理解できればだがな。いま、貴様らがうまくいっているのは誰がそうしていると思う?
ローラ:誰?
ヒョン:我々の調べではケトンとミクだ。ケトンとミクがいなければとっくに内紛が起こっていたはずだ。
ローラ:……。
ヒョン:何者だが知らんがその2人は我が魔王軍に加えたい。
ローラ:2人は魔王軍にはいかせない。
ヒョン:ローラ王女にはあきれたものだ。自ら統率する力もなく虚勢を張るとは。
ローラ:……。
ヒョン:ローラ王女。我々に降参するか?
ローラ:……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます