第67話 アベル王国攻略作戦

 ここで、ブタンが心配ごとをブタン国王に告げた。

ブタン:国王。アラニン王国が国王の病を治すため秘薬をくれました。そして、秘薬を渡す代わりにアベル王国を倒すよう約束をしてしまいました。これはどうしますか?

ヘキサン:国王。アベル王国はダカン大魔王の支配下に置かれていると聞いています。落とすしかないでしょう。そしたら、アラニン王国にも恩を着せることができるでしょう。

デカン:よし。わが国の戦力でアベル王国に挑むぞ。ケトン、ミク、ウラン、ローラ王女、協力をお願いしていいかな。

ケトン:俺とミクはいいぞ。

ウラン:おれもいいぞ。

ローラ:カイン王国の独立を認めていただいたので、カイン王国も力になりましょう。

デカン:では、明日出発するぞ。兵はどうする?

ヘキサン:わたしは、アベル王国は近代兵器をそろえた国家ですので、こちらもそれなりの戦力で戦わなければなりますまい。

デカン:では、戦力になるものしか使えないな。

ヘキサン:ということは少数精鋭というわけですな。

デカン:そうなる。多くの兵を持っていてもいたずらに兵を消耗するだけだ。今回は奇襲で行く。

ヘキサン:国王。冴えていますな。

デカン:賢者の宝石のおかげかもな。

ローラ:ではわが国からはジーコとヒートを派遣しましょう。

ヘキサン:わが国は私とオクタン、へプタン、ノナン、ベンゼン、ブタンの6人が行こう。

ケトン:後は俺とミクが加わって10人で攻めるんだな。

ウラン:いや、11人だ。俺を忘れないでくれ。

ヘキサン:では、ローラ王女。ジーコとヒートを連れてきてくれ。

 と、ローラは一度カイン王国へ帰った。

デカン:では、今夜、出陣式をやる。いいな。

ヘキサン:はっ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る