　ケトンとミクとウランとブタンはローラ王女と話した。

ミク：ローラ。カイン王国が元に戻るかもしれないよ。

ローラ：どうやって？

ブタン：ローラ王女。只今、わが主デカン様とヘキサンが賢者の宝石で苦しんでいます。それをローラ王女の手で治せばカイン王国を返してもらうよう、わが主と交渉なさいませ。

ローラ：ブタン。あなたはどっちの味方なの？

ブタン：私はジーコ様の同志です。ですが、サマンサ王国の兵士でもあります。これが一番ことを収めるいい手だと思います。

ケトン：ローラ。これは、チャンスだぞ。

ローラ：わかった。では、どうすればいい？

ブタン：サマンサ王国へ来ていただきます。

ローラ：それで、賢者の宝石の呪いを解くのね。そしたら、カイン王国が完全に戻ってくるのね。

ブタン：そうです。これはケトン殿とミク殿に感謝しなければいけませんよ。

ローラ：ケトン。ミク。ありがとう。

ケトン：まだ、安心してはいられない。安心するのは呪いが解けてカイン王国が手元に帰ってからだ。

ミク：ローラ。サマンサ王国へ行くよ。

ローラ：うん。

　と、ローラはケトンらに連れられカイン王国へ行った。

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