第58話 デカン、ヘキサン、賢者の宝石を使う
一方、サマンサ王国では、ダカンとヘキサンが賢者の宝石を使おうとしていた。
デカン:本来の自分の能力を引き出す石かあ。ヘキサン使ってみるか。
ヘキサン:はい。使ってみましょう。
デカン:では、まず私が。使おう。「賢者の宝石よ我に八識の力を我に目覚めさせたまえ。」
と、使った途端、ダカンは頭を抱えた。
デカン:頭の統率が取れん。狂いそうだ。だが、体からみなぎる力を感じる。
ヘキサン:私も使ってみましょう。「賢者の宝石よ我に八識の力を我に目覚めさせたまえ。」
と、使った途端、ヘキサンも苦しみだした。
ヘキサン:う。ううっ。なにか、力が得られたという感覚があるが、気が狂いそうだ。これが、賢者の宝石を使った代償か。
と、国王デカンと、ヘキサンが苦しんでいるのをブタンは見た。
ブタン:デカン様。ヘキサン。どうしましたか?
デカン:ブタンよ。もう一度、アインシュタインに会ってきてくれ。賢者の宝石で気が狂いそうになった。それを治す方法を教えてくれと。
ブタン:はい。解りました。では、行ってきますが、ケトンを連れていきたいと思います。
デカン:わかった。明日の日の出が出たころに出発するといい。
ブタン:はい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます