第43話 サマンサ軍と一夜停戦

 ケトンとミクは戦うために場外へ行った。案の定サマンサ軍は来ていた。小競り合いが始まっていたのである。

ケトン:ブタン。ブタンいるか?

へキサン:ケトンか。国王を追い出すとは見事だ。

 そこにはヘキサンが来ていた。

ケトン:へキサン。なぜ、カイン王国へ攻めに来た。

へキサン:今がカイン王国が一番消耗しているときと見たからだ。

ケトン:ブタンはいるか?

へキサン:ブタンは来ていない。

ケトン:へキサン。話がしたい。この小競り合いを止めてくれないか?

へキサン:皆の者。ストップだ。

 サマンサ軍とカイン王国の精鋭部隊との小競り合いが止まった。

ケトン:攻め時とはどういうことだ?

へキサン:言ったではないか。属国にすると。

ケトン:では、なんで戦っている?

へキサン:わからん。

精鋭部隊の一人:ケトンさん。俺たちはやっぱり属国にはなりたくない。

ケトン:ミク。ローラを呼んでくれないか?

ミク:うん。

 と、ミクはローラ王女を呼びに行こうとした時にローラ王女が現れた。

ローラ:ケトン。

ケトン:ローラ。サマンサ王国と交渉してみよう。

ローラ:へキサン。条件はただ属国になるだけで、それ以外は今までと同じなの?

へキサン:全く同じとまではいきませんが、それに近いところまで行くようにしましょう。

ケトン:へキサンそれに近いところまでとは?

へキサン:法は我が国の法になることだ。

ミク:へキサン。本当にそれでいいの?

へキサン:ミクさんは、納得しているようですね。ローラ王女は?

ローラ:へキサン。考える時間が欲しい。

へキサン:では、今は夜になっているので、明け方まで待ちましょう。

 と、ヘキサンとサマンサ軍は待機することにした。

 ケトンとミクとローラ王女は、城の中に入った。

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