第92話 戦争へ向けて

ラキトリが俺の手から細剣を受け取る。


「えっ?!凄く軽いです!重さをほとんど感じません!」


「カナサイスの鱗で作った刃だから、強度は十分だぞ。欠けたりもしないだろうな。」


「カナサイス…ってあのカナサイスですか?!」


「多分そのカナサイスだな。そんな事より抜いてみろよ。」


「そんな事って……わ、分かりました。」


スラリと引き抜かれた細剣の刃が太陽の光に照らされる。


「こ、こんなに美しい細剣は見た事がありません!」


「軽く振ってみてくれ。」


「はい!」


ボウッ!


「わわっ?!なんですか?!」


「カナサイスの炎が出るんだ。ちょっと劣化版だけどな。」


「こんな凄い細剣頂けません!!」


「いや、貰ってくれよ…白花隊全員分用意したからさ。剣に彫り込み入れたのはラキトリの細剣だけだが。」


「私達の分もあるのですか?!」


「ラキトリだけってのは可哀想だろ?」


用意してきた細剣を皆に配る。


「凄いっ!何この軽さ!」


「相変わらずとんでもない物をポンポンと作る人ですわ。」


「武器の性能は高いに越したことはないからな。」


「ありがとうございます!」


「皆喜んでいるし、ラキトリも使ってくれ。」


「は、はい…ありがとうございます。」


「いえいえ。トジャリ達はどこに居るか知っているか?」


「トジャリさん達は自警団本部に行きましたよ。」


「分かった。行ってみるよ。」


街中に帰ろうとして、足を止める。


「忘れる所だった。ギャレット!」


「はい!」


離れた所で訓練していたギャレットを呼び出す。


「何か御用でしたか?」


「今、ギャンボが自警団全員分の鎧を作ってくれている。出来た分から本部に持ち込まれるから皆に配ってくれ。」


「えっ?!宜しいのですか?!」


「もちろん。未開の地で手に入れた素材を使ってくれているから、かなり良い物になると思うぞ。」


「ありがとうございます!皆に伝えておきます!」


嬉しそうに走っていくギャレット。防具は兵士にとってはまさに生命線。嬉しくないはずがないだろう。


訓練場を後にした俺達はそのまま自警団本部に向かう。中に入ると、ロビーでトジャリとガナブが立ち話をしていた。


「トジャリ。」


「マコトか。どうした?何かあったのか?」


「いや、良い物をやろうと思ってな。」


「良い物?」


「こっちはトジャリ。こっちはガナブだ。」


「これは…短剣か?」


二人に用意したのは、少し小ぶりな短剣。全体的に飾り気のない黒色で統一している。フルズは隠密性を活かした戦い方を得意としてる。派手な物は好まないだろう。


「そうだ。二人の為に特注品を作っておいた。弓や直剣より取り回しも良いし、腰に刺しておけば使い勝手は良いかなと。」


「これは助かる。」


「抜いてみてくれ。」


「あぁ。」


トジャリとガナブが剣を抜くと、赤紫色の刃が現れる。


「変わった色の刃だな。」


「毒のドラゴン。ブレナルガの鱗を使ってある。」


「名前持ちですか?!」


「僅かに毒を帯びた刃になっているから、少し傷を与えただけでも有効な攻撃になる。」


「恐ろしい武器だな…」


「取り扱いには注意が必要だが、二人になら任せられる。」


「信用を裏切らないようにしないとな。」


「上手く使ってやってくれ。」


「あぁ。大切に使わせてもらうよ。ありがとう。」


「ありがとうございます!」


二人に短剣を渡した後、雑務へと戻る。皆に喜んでもらえて嬉しい限りだが、まだ終わっていない。


俺はその日からギャンボと共に更に別の武具を製作し始めた。


ジゼトルスには次々と参戦を希望する人達が集まってきた。種族も性別も関係無く集まった兵士の数は、当初見込んでいた数の倍以上になっていた。


「まさかこんなに集まってくれるとはな。」


「皆、今回の戦争がどれだけ自分達にとって危機的なものなのかを知っているのじゃ。」


「座って話をしている国の重鎮なんかより、余程民の方が世の中を知っておるな。」


「特に冒険者の者達は世の中の情勢に敏感じゃ。集まってくれた者達も、冒険者が大半じゃ。」


「報酬が出るわけでもないのに、有難い事だわ。」


「ぶっはっは!これに負ければ報酬どころの話では無くなるからな!」


「これでほとんどの準備が整いましたえ。」


「やっとここまで来たな。」


「ギュヒュトとかいうクズ野郎はいつ攻めてくるんだ?」


「あれから三週間。そろそろ動きを見せてもおかしくない。見張りや偵察の者達には十分注意するように伝えてくれ。」


「今一度伝えておくとしよう。」


「ギャンボとの仕事も終わったし、後は待つだけだな。」


「そう言えばここの所ずっとギャンボさんと一緒に何かしていたみたいだけれど、何を作っていたの?」


「それを渡す為に皆に集まってもらったんだ。」


「話し合いの為じゃなかったの?」


「ぶっはっは!それも目的の一つだ!」


「実は、ここにいる皆の為に武具を作ってきた。まずはボボドル。良かったらこれを使ってくれ。」


「直剣?」


「今使っているミスリルより余程軽くて硬い。天災級ドラゴンの骨をベースに作っているからな。そこらの素材なんか目じゃないぞ。」


「ありがたく頂こう。」


「これはシャーリーとポーチとキャラに。」


「ローブ?」


「ウッドドラゴンの素材を繊維状に加工して作った物だ。軽いが、大抵の刃物や魔法は弾き返す。」


「ありがとう。キャラも喜ぶわ。」


「儂の分まで用意してくれるとはな。有難く頂くのじゃ!」


「フィルリアとソーリャにはこれを。」


「白い…杖?」


「今持っている大きな杖に似せた形にしておいた。ソーリャには普通のサイズの杖な。ドラゴンの住んでいる場所に生えている黒木に似た特性を持った、白木から削り出した物だ。」


「綺麗ね。一生大切にするわ。ありがとう。」


「家宝にしますえ。」


「そこまで喜んでもらえると作った甲斐があるよ。シェア。シェアにはこれを。」


「出来たのか?!」


「注文通り、オーガ亜種から取れた魔石を使った槍を作った。魔力を流し込むと、炎を纏わせたり、飛ばしたり出来る。」


「これは……まさかこんなに凄いものが出来てくるとは思っていなかったな…」


「シェアは最前線で指揮をとるつもりだろ?」


「な、なんで知っているんだ?!」


「それくらい分かるって。人数が多くなった分、指揮系統が複雑になったからな。止めろとは言わないから、せめてこれを使ってくれ。」


「…分かった。有難く使わせてもらうよ。」


「ギャンボさん。マコト。本当にありがとう。」


「ぶっはっは!これくらいどうって事ねぇ!」


「必ずギュヒュトを止めるぞ。」


これでギュヒュトと相対する準備が整った。

皆口には出さないが、かなり厳しい戦いになるだろう。やれる事は全てやったが、不安は拭えない。だが、負ける訳にはいかない。


バンッ!


「皆様!」


「どうした?!」


「ギュヒュトが現れました!」


「来たか…」


「何処に現れた?!」


「西にある深い森の奥からです!」


ジゼトルス西部。ブリリア城跡地の更に西に広がる森。その奥にはドラゴンが居るとも言われている森だ。ブリリア城へゴブリンの討伐に向かった時に話に出てきたが、想像以上に近い場所に潜伏していたらしい。

ジゼトルスまでは三日の距離。戦闘になる場所は、恐らくブリリア城跡地がある辺りだろう。


「シェア…」


「気にするな。父の想いは私が受け継いでいる。あの場所が無くなってもな。」


「……」


「全員に戦闘が始まる旨を伝えろ!この時の為に準備をしてきたのだ!敵が来る前にブリリア城跡地に前線を構える!急げ!」


「はい!」


「マコト。」


「なんだ?」


「必ず勝つぞ。」


「その為に帰ってきたんだ。当然だろ?」


「ふっ。これ程心強い仲間がいて、私達は幸せ者だな……ギャレット!」


「はい!」


「私は一足先にブリリア城に向かう!後の事は任せたぞ!」


「はい!お気を付けて!」


シェアは会議室を出ると、直ぐにブリリア城へと向かった。


ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー



馬に跨り、ブリリア城の跡地へと向かう。馬のひづめが地面を蹴る音が響く。風が少し熱くなった顔を冷やしてくれる。

マコトから貰った槍に手を這わせる。煌びやかとは言えないデザインだが、薄い赤色の柄に、三つに別れた刃先。見ただけで、この槍がどれ程の価値を持っているのか分かる。これよりも凄い槍は、恐らくこの世界には無いだろう。


「団長!」


連れてきた数人のうちの一人が馬に乗りながら右前の方へ指を差す。


「あれは……全員戦闘準備!」


「「「「はい!」」」」


相手側の斥候だろう。見たところ吸血鬼だけの部隊だ。人数は十。全員馬に乗っている。


「敵の斥候部隊だ!ここで仕留めるぞ!」


「はい!」


道を逸れて馬を走らせ、斥候部隊の方へと向かう。

斥候部隊は本隊よりも先に敵地に向かい、敵の有無や地形等を調べる部隊のことだ。普通ならば見つからない様に密かに行うものだが、完全に私達のことを舐めきっているらしい。


「相手の方が数が多い!無茶せず連携を取れ!」


「はい!」


馬の走る音に気が付いたらしく、斥候部隊もこちらへと向かって馬を走らせる。


「来るぞ!」


互いに抜剣。魔法使用時の光が見える。


「防御魔法展開!」


私の声で全員が防御魔法を展開する。

相手は吸血鬼。斥候部隊とは言え侮れば瞬殺される。


斥候部隊の後ろ4人が魔法を放ってくる。


「うおぉぉぉ!」


それに合わせて前衛の6人が横に広がりつつ向かってくる。


「相手は吸血鬼だ!打ち合うなよ!」


飛んできた魔法が防御魔法にあたり弾け飛ぶ。それと同時に目の前に迫っていた一人が直剣を横薙ぎ。


ギャリギャリ!


斜めに構えた槍の柄の上を、直剣が滑っていく。走り抜けた先にもう一人、直剣を構えた吸血鬼。


「はぁっ!」


槍をクルリと回転させて相手の首元へと突き出す。


バキンッ!


私の攻撃を受け止めようとした直剣を、槍先が簡単に切り取ってしまう。マコトの作るものはいつもとんでもない物だが、今回は飛び抜けている。相手の構えていた直剣は輝きから見るにミスリル製。直剣ごと押し込めると考えての攻撃だったが、その上を行った。


直剣を両断され、驚きに満ちた顔が、首元から飛んでいき、灰となる。


そのまま私は後衛四人に向かって馬を走らせる。連れてきた五人の安否も気になるが、今は先にハスラーを潰さなければならない。


「ファイヤーレイン!」


「ストーンエッジ!」


二人が反応して魔法を放つ。上からは炎の雨が、地面からは尖った石が襲い来る。


ザクッ!!


私の乗っていた馬の腹に突き刺さるストーンエッジ。守ってやる事が出来れば良かったのだが…

このままではファイヤーレインに襲われる。馬の背に足を掛けて、ガクンと力を失う馬から前方へと飛び抜ける。


後方ではファイヤーレインに襲われた馬の悲鳴と、ゴウゴウと炎の上がる音が聞こえる。


宙へ飛び出した私に魔法を繰り出そうとしていたみたいだが、準備は整っている。

槍に流し込んだ魔力を探知して槍先に炎が現れる。


「はぁぁっ!」


大きく振り下ろすと、後ろのハスラーへ炎の球が飛んでいく。予想よりずっと大きく高熱の炎。マコトが魔石以外にも何か仕込んでくれたのかもしれない。


ジュッ!


「ぎゃぁぁ!!」


顔面にまとわりついた炎を消そうと必死で手をバタつかせるが、それで消える炎ではない。そのまま馬の上で灰となっていく。

振り下ろした槍を手前に居た吸血鬼へと突き出す。


「舐めるな!」


三つに別れた槍先の間へと直剣を振り下ろす。槍の軌道を変えようとしているらしい。


手に持った槍の柄をクルリと90度回転させると、三つに別れた槍先が、横一列から縦一列に変わる。

吸血鬼が振り下ろした直剣は、槍に触れる事なく空を切る。


ザクッ!


喉元に刺さり、そのまま後ろへと押し出される吸血鬼。私は吸血鬼が乗っていた馬に後ろ向きで跨る。


「がっ……ごふっ……」


喉を完全に貫いているのに、死ぬ気配が無い。中級、もしくは上級吸血鬼らしい。


「はぁっ!」


魔力を込めると、槍先に走る炎。


「っ!!!!」


喉を貫通した槍が声を堰き止めているが、本当なら叫んでいただろう。全身に火が周り、地面に着いていない足がバタバタと暴れる。槍を上に振り上げると、燃えた槍が顔面を縦に真っ二つに切り裂き、吸血鬼は灰となる。


周りに目をやると、同じ様に抜けた二人がハスラーを仕留めてくれたらしい。

他の三人は前衛陣を抑えてくれている。


「団長!」


「援護だ!」


「はい!」


馬の背に手を当ててクルリと反転し、苦戦している三人の元へと馬を走らせる。


三人のうち二人はかなりの重症だ。急いで決着を付けなければならない。


「左右に展開して挟撃するぞ!」


「「はい!」」


吸血鬼の残りは四人。背後を取れた吸血鬼の一人の背中に槍を突き出す。直剣を振り上げていた格好だった為、狙いを定めやすかった。

後頭部を貫き、頭部を完全に貫く槍。灰となった奥には、血にまみれ、それでも戦意を失っていない部下の顔が見える。


「うぉぉっ!」


真横に居た吸血鬼の一人が直剣を私に向かって振り下ろす。


ガギィン!


直剣を槍の石突きで払い除けると、クルクルと回転しながら飛んでいく。払い除けた勢いのまま、槍先が顔面を捉える。耳から鼻、更に反対の耳へと刃が通り抜ける。


「この……」


何か言おうとしたらしが、灰となって消えていく。


残りの二人は部下達が上手く連携して倒したらしい。


「団長……」


しかし、重症だった部下二人は、馬の上で既に絶命していた。


「……くそっ!」


侮っていたわけではい。それは部下も同じ事だ。ただ、今回の戦争の怖さをこの一戦で思い知った。

吸血鬼というのは、それだけで力や魔力が大きく跳ね上がる。下級とは言え普通の兵士にとっては脅威となる。

それに加え、悪魔種まで現れる。マコトの話では、悪魔種がドラゴンへの恨みを理由に吸血鬼と手を組んでいるというのは嘘だろうと言う事だ。それでは私達を攻撃する理由が無い。他に何か理由があるはずだと。それを探ってはいたが、未だに理由は分かっていない。理由が分かれば、戦争から手を引かせる事が出来るかも…と考えていたらしいが。


「団長。」


「遺品を回収して死体は燃やせ。彼の手当てもするんだ。それが終わったらブリリア城跡地へと向かう。」


「分かりました。」


準備が整い次第ブリリア城跡地へと向かう。


ブリリア城跡地の北と南は小さな森。肝心の西側は切り立った崖になっている。昔大地震があり、ブリリア城に住めなくなったのはこれが原因だ。

ブリリア城付近の土地が大きく隆起りゅうきしてしまったのだ。幸い、その時に私の家族が死んだという事は無かったが、ブリリア城を捨てるしか道が残されていなかった。


しかし、今となってはこの崖が天然の防波堤になってくれる。大きく隆起したため、崖は北へも南へも長く続き、迂回するとなると、片道で数日は掛かる。


こちらの斥候の話では、深い森から直線的に東へと向かってきている。迂回するつもりは無いはずだ。


「こちらの部隊の集結が終わるまではここで耐え凌ぐ事になる。その先駆けが私達だ。」


「本隊もここへ?」


「いや。それは無い。本隊はあくまでもジゼトルスを守るためにある。つまり出てきたとしてもジゼトルス近郊までだ。しかし、この崖をみすみす捨てる程馬鹿ではない。次々と部隊が補充されるはず。ここで出来る限り相手の数を減らすのだ。」


「はい……」


「心配するな。こちらにはあの、漆黒の悪魔が着いているんだ。唯の悪魔如き相手ではない。」


「…はい!」


「二人は周辺警戒を行ってくれ。」


「「分かりました!」」


「傷は大丈夫か?」


「回復薬で治りましたので、大丈夫です。私は何をしたらよろしいですか?」


「このブリリア城跡地を拠点にする。このままではとても拠点としては使えないからな。私と共に綺麗にするぞ。」


「団長はお休みになっていて下さい!私がやります!」


「そうはいかん。魔法を上手く扱えるのは私とお前だけだ。お前に任せて倒れられたら私だけでなく皆が困る。

お前は北側を。私は南側だ。良いな?」


「…分かりました!」


まさか戦争に巻き込まれた事で、この城を綺麗にすることになるとは…皮肉な話だ。


私達が到着してから、斥候らしき者達の姿は見えなかった。篝火を崖の上に焚いているから近寄って来なかったのだろう。


その日の夜。第一部隊が到着した。


「団長!」


「トード二ー!」


トードニー-ヨハンソン。ジゼトルス攻防戦の際に、ケンの部隊で副隊長を務めた男だ。


「団長は相変わらず先走りますねー。」


「む。そんな事は無い。斥候だって倒したんだ。必要な事だっただろ。」


「別に団長がやる必要は無いでしょう。団長が死んだら誰が指揮を取るんですか。」


「ギャレットが居るだろう。それにマコトが居る。あいつの統率力の凄さは皆が知る所だろう?」


「団長に着いてきた俺達の事も考えて下さいよ。」


「む……すまん。」


「分かったらこんな掃除は俺達に任せて奥で休んで下さい。」


「しかし…」


「ここが団長の大切な場所だって事は皆知っています。団長がやりたい気持ちも分かりますが、倒れられたら困ります。休んで下さい。」


「……分かった。トードニーの言う通りだな。少し我儘が過ぎたらしい。後を頼むよ。」


「任せて下さい。」


トードニーに後を任せて奥へと引っ込む。いつも思う。とても良い部下に恵まれたものだ…と。国家反逆罪の大罪を恐れずに着いてきてくれたのだ。分かりきっている事だが、改めて思う。本当に有難い事だと。


第一部隊が到着してから一時間も経っていない頃。一人の隊員が私の休んでいる部屋に来た。

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