第49話 幸せの魔法

ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー


「………パラちゃん。」


「くふふ。やっぱりその呼び方が一番嬉しいよ。」


「ただいま。」


「おかえり。約束。守ってくれたねー。」


「当然だろ。」


「くふふ。」


たった今思い出した所なのに、独特な笑い方がやけに懐かしく聞こえる。悪魔の姿から人種の姿に変わる所も久しぶりに見た。


「色々と話したい事はあるけど、その前に………何この家。というか、家?」


「気持ちは分かるけど疑問形はやめて?!」


「元々ガサツだったけど、遂にここまで来たか…」


「そこまで堕ちたか…みたいな言い方やめて!僕だって分かってるんだから!」


「なら改善しろよ。」


「…仮の拠点だし…雨風さえ凌ぐ事が出来たらいいかなぁ…なんてー…」


「そこまで堕ちたか。」


「僕だって分かってるんだー!」


悲痛な叫びを聞いたところでパラちゃんは膝から崩れ落ちた。


そんないつ崩れるか分からない場所にこの人数で入るわけにもいかず、外に落ち着ける場所を作り一息つくことにした。


「もう少し、しっかりしてください。」


「リンちゃんには返す言葉も無いねー。くふふ。」


「笑い事では無いです…分かっていますよね?」


「はい。分かっております。」


凛のお叱りを受けて縮こまるパラちゃんは、昔と何一つ変わっていなかった。


「昔は南側には入ってなかったよな?」


「そうだねー。入り始めたのは二年くらい前からかな。急に入りたくなっちゃってねー。」


「相変わらず自由に生きてるな。」


「くふふ。」


「ここは一体なんだ?モンスター避けみたいな効果があるみたいだけど。」


「僕が光樹こうじゅって呼んでるこの木の事だね。

この木の果実にはモンスターが嫌う無味無臭の成分が入っているんだよ。取り敢えずで僕はバイルミンと呼んでいるよ。」


「どれだけバイルデン王国が嫌いなんだよ…」


「あの国は嫌いなんだもーん。」


「その事だけどな。ここに来る前にちょっとバイルデン王国を潰してきた。」


「へぇー。そうなんだー…………えぇー?!」


「ちょっと色々と事情があってな。」


「色々と事情があったから。でやれる事じゃないよね?!」


「はははー。」


「大丈夫だったの?!」


「この通りだよ。無事だった。

それでな、バイルデンの国王なんだがな。悪魔種だったぞ。」


「えぇ?!そうなの?!全然知らなかったよ!

……それで僕の研究について知っていたのか。」


「悪魔種間での繋がりは無いって言ってなかったか?」


「うん。無いよ。でも、他の種族の人達より悪魔種の動向については詳しいし、調べようと思えば可能だからねー。それにしても、まさか同族だったなんてねー…

教会は?」


「両方しっかり潰してきたぞ。ただ、教会については壊滅ではなくて改善って形にしたけどな。」


「潰しちゃえば良かったのに。」


「既に世界中に浸透しているナイルニ教を潰したりしたら反動がデカすぎるだろ。

まだまだあの国内でも、国外でも改善は必要だとは思うが、少なくとも以前の様な悪の巣窟みたいな場所からは変わっていくはずだ。」


「本当にそうなるなら僕の教会に対する意識も変わるかもねー。」


「話は戻るが、そのバイルミンってのは抽出出来るのか?」


「それを今調べているところだよ。」


「面白そうな事やってるな…」


「真琴様?」


「な、なんだよ。面白そうだろ?」


「また二人で部屋に籠るなんて事しないで下さい。」


「そんな事…したか?」


「したっけ?」


「二人共?」


「覚えてる覚えてる!なぁ?!パラちゃん!」


「うんうん!覚えてるよ!しっかりとねー!」


凛の、目だけが笑っていない笑顔ってなんであんなに怖いのだろうか…


「おいおい。なんかこんな所に人がいるぞ。」


「モンスターじゃねぇよな?」


唐突に俺達の来た方向から聞こえてくる声。話に夢中になっていて気が付かなかった。


「こんな所で何してんだ?」


重装備の身なりを見るに、探検隊だろう。全部で五人。重装備が二人、大剣使いの犬人種と大盾使いのドワーフ。両方男性で、声を掛けてきたのは犬人種の男性だ。犬人種の男性はツンツンした短髪の黒髪で見るからに活発なタイプの男性だ。逆にボサボサになった黒髪と髭を生やしたドワーフの男性は物静かな感じで口をつぐんでいる。

軽装備は一人、人種の男性。長い茶髪を後ろで束ね、ナイフを腰の後ろに一本装備している。俺達をモンスター扱いしたのは彼だ。

ハスラーは二人。ハスラーの二人は女性でエルフと人種だ。エルフの女性は黄緑色の長い真っ直ぐな髪でヒーラーとしての役割が大きいだろう。もう一人は赤髪を頭の上で纏めている女性。こちらは男勝りな感じの強い女性で見たまま火力を出す為のハスラーだろう。

全員が俺達よりは歳上だが、それ程離れている様にも見えない。


「お前達と変わらない。探索だよ。」


「おいおい…マジかよ。」


「こんなガキ共が入れる様な場所じゃないだろ。」


「初対面で随分な言われようだな。」


「苦労して入った探検隊の仕事場にガキがいたら誰だってえるってもんだ。」


「それはすまなかったな。なんでもいいから消えてくれ。」


「あ゛?!」


「ちょっ…ちょっと待ってヤルト!」


「なんだよ?!」


「黒髪に黒い瞳…そして黒い杖…

もしかして…漆黒の悪魔…?」


「ナーチェ。今噂の漆黒の悪魔は全員Sランクのパーティーだぞ。こんなガキ共なわけが無いだろ。」


「マコちゃん。漆黒の悪魔なんて呼ばれてるの?くふふ。」


「呼ばれたくて呼ばれているわけじゃないから!不本意だから!」


「格好良いとは思うんだけどなぁ。」


「健は黙ってろ。」


「…って事は…本当にあの…?」


「嘘だろ…?」


「なんでもいいからどっか行ってくれよ。こっちは旧友に会ってて忙しいから。」


「ヤルトのせいで嫌われちゃったじゃない!」


「いや、誰もこんなガキ共とは思わないだろ?!」


「ガキってそんなに歳も離れてないでしょ?!」


「なんだよ?!ナーチェだって直ぐに注意しなかったんだから同じ事を思ってたんだろ?!」


「黙りなさい!このおバカ!」


「いや。本当になんでもいいからどっか行ってくれないか?」


別にコミュニケーションを取る気は無いので本気でどこかへ行って欲しいのだが…


「あ、あの!私ナーチェって言います!よろしくお願いします!」


「何故そうなる?人の話聞いてたのか…?」


「ヤルトの言ったことは気にしないで下さい!」


「駄目だ。話が通じない…。」


ヤルトというのは軽装備の人種の男。ナーチェというのは赤髪の女性の事だ。このナーチェ。かなり自分勝手に話をするタイプらしく、こっちの言っていることを聞こうとしない。いつもなら適当に断ってさっさと離れるのだが、そういうわけにもいかない。


「ヤルトの事は平に御容赦を!」


「分かったから。許すからどこかへ」

「ありがとうございます!!」


「真琴様の言葉を聞かないどころかさえぎるとは……」


「待て待て!魔力を練るな!」


「ちょっとした冗談です。」


「冗談にしては本格的だったよね?!」


「あわよくば。」


「何が?!」


「あのー…」


「はぁ…取り敢えず、探検隊ならこの辺りを調べに来たんだろ?好きに調べたら良いから。」


「私達第五探検隊はこの周囲に生息するモンスターの探索に来ました!」


「うん。だからね。好きに調べたら良いと思うよ。」


「皆さんは何をしているのですか?」


「ナーチェ。貴方は本当に人の話を聞かないですね。

申し訳ございません。私はハイナと申します。」


ヒーラー役のエルフの女性が話し掛けてくる。一応話は出来そうだ。


「俺は真琴だ。」


「この話を聞かない子はナーチェ。失礼を言ったのはヤルト。最初に声を掛けたのはポフト。そして寡黙なドワーフがヤジルブです。」


「何故そんなにしつこく絡んでくるんだ?」


「私達第五探検隊はこの辺りのモンスターの生態を調べて回っているのですが、全員Aランクのパーティーでして。Sランクの皆様から何か御教授願えないかと。」


「いや。そんなに持ち上げなくても良いから。何が知りたいんだ?」


「この辺りを縄張りとしている強力なモンスターが居ると聞いてその生態を調べに来たのですが…未だ出会っておらず…」


「Aランクのパーティーならそいつには出会わない方が良い。ドラゴンの一種だからな。天災級では無いがそれに近い強さを持ってる奴だ。」


「ドラゴン…」


「昼間に活動するモンスターで、カラカラという乾いた音が特徴的だ。その音が聞こえたらなるべく静かに聞こえない場所まで逃げろ。間違っても戦おうとはするなよ。」


「俺達には無理だってのか?!」


「残念だが無理だ。」


「なんだと!?何様のつもりだ!」


「ヤルト!」


「なんだよ!腹立たないのかよ?!Sランクだからって!」


「別に何様でも無いって。教えて欲しいって言われたから教えただけだ。」


「ありがとうございました。」


喚き散らすヤルトを引きるように連れて行く第五探検隊。


「血の気の多い奴だったなぁ…」


「あんなのでよくAランクになれたな。」


「探検隊は死と隣り合わせですから、気がたっていたのかもしれませんよ。」


「リーシャの言う通りかもしれないな。気にして腹を立てるより、忘れてこっちの話をしよう。」


「そうだねー。」


「パラちゃん。例の約束覚えているか?」


「当然だよ!幸せの魔法!でしょ!?」


「正解!どうだ?何が答えを見付けたか?」


「くふふ。僕の答えを見たら驚くよー!」


「楽しみだな。」


「ちょっと準備が必要だから待っててね!」


人差し指を立ててウインクしたパラちゃんは掘っ建て小屋に入っていく。


「準備が必要な魔法ってどんな魔法なんだ?」


「それを含めて楽しみにしとけって事だろ。」


「幸せの魔法?」


「そう言えばシャルとリーシャは知らなかったよな。」


パラちゃんの魔法を待っている間にシャルとリーシャに事の経緯を話す。


「悪魔種に幸せの魔法を考えさせるなんて、変な感じ。」


「でも、素敵ですね。」


「お待たせー!」


掘っ建て小屋から出てきたパラちゃんが持っていたのは、沢山の魔石。大きくも小さくも無い一般的なサイズの物だ。このモンスターの楽園ならば簡単に手に入るだろう。


「始めるから皆さんはこちらへお座り下さい。」


舞台に立つ演者の様な身振り手振りで俺達を案内する。言われた通り、周りに光樹が無い場所へ全員が座ると、まさにパラちゃんによるショーが始まる。


「僕は研究者で、マコちゃんから言われるまで幸せの魔法なんて考えてもいなかった。

考え始めた時は、何が幸せで、何が不幸なのかなんて分からなかったよ。

でもねー。考えたり、調べたり、時には聞いたりしていくうちに、人によって幸せの定義が違うということに気が付いたんだ。

途方に暮れたよ。幸せの魔法は誰が見ても幸せと感じる魔法。それを作り上げるには多くの人が幸せと感じなければならないからね。

本当に色々と考えて、二年前、僕が行き着いた答えがこの魔法だよ。」


そう言って沢山の魔石を地面へばら撒く。


パラちゃんは意識を集中させて、ばら撒かれた魔石を見ている。


すると、そのうちの一つがスーっと空中へ浮かび上がる。無属性魔法だ。パラちゃんもしっかりと使えるようになっているらしい。


赤色の魔石が俺達の目線の高さに持ち上がると、続いて青色の魔石が少し低い位置にスーっと浮かび上がる。次々と浮かび上がる魔石。全ての魔石が空中へ浮かび上がると、パラちゃんが人差し指を立ててクルリと回す。指の動きに合わせて魔石がクルクルと横に回転しながら俺達の周りを回り始める。


「綺麗…」


太陽の光を浴びて反射する魔石が万華鏡の様に地面を照らし出す。まるで万華鏡の中に入った様な気分だ。


「この魔法はここからだよ。」


そう言うとパラちゃんの人差し指がチョンと空中を叩く。


すると、俺達の目の前を通っていた赤色の魔石が強く光り、その形を花の形へと変える。


「わぁ!」


凛は胸の前で手を合わせて嬉しそうに顔をほころばせる。


パラちゃんがまたチョンチョンと空中を叩くと青色と緑色の魔石の形が花へと変わる。パラちゃんが魔法で美しい花を咲かせていく。パラちゃんの動きに合わせて次々に花開く魔石。

まるでパラちゃんがオーケストラの指揮者の様に見える。題目は、幸せの魔法。


これ程に美しい魔法を見られたことこそが、きっと幸せなんだと思う。


全ての魔石が花開き、クルクルと回転しながら俺達の周りを周回する。より複雑に太陽の光を反射させ、えもいわれぬ光景を作り出す。


「素敵です…」


女性陣がうっとりとその光景を眺めていると、パラちゃんがその場で仰々しくお辞儀をする。すると、全ての花が淡く光り出し、一斉に砕け魔力へと霧散していく。


「すご……」


あまりこういう事に興味が無い健でさえ言葉が出ない様子だ。暫くの間、俺達は目の前で起きた幸せな光景の余韻よいんに浸る。パラちゃんが下げていた頭を上げ、やっと我に返った所で拍手喝采はくしゅかっさい


「どうだったかな?僕が見付けた僕なりの答えだけど……」


「これ程とは思っていなかったよ…凄かった。」


「感動しました!」


「あんなに美しい光景を見られたことが幸せです!」


「くふふ。そう言って貰えると僕も嬉しいよ!」


「やっぱりパラちゃんは凄いぜ!」


「これを作り上げるのに一年以上掛かったからねー。」


「魔石の形を変えるなんて出来たんだな。」


「普通には出来ないよ。特殊な魔法を使うんだ。ただ、一定時間が経つと全て魔力に変わって霧散しちゃうけれどね。」


「理屈なんてどうでも良いですよ!あの光景はそんなもの超越したものでした!」


「確かにその通りだな。理屈じゃなくて幸せの魔法だったから…だよな!」


「はい!」


「こんなに喜んでもらえるとは思っていなかったから嬉しいねー。」


「この魔法を見て喜ばない人なんていない。それは人では無い。」


「うんうん!パラちゃんすごーい!」


「くふふ。ありがとう。」


もう一度芝居じみたお辞儀をして、彼女のショーは終わりを迎えた。


フィルリアから教わった、魔法は人を幸せにする為にこそあるべき。という言葉の意味がまた一つ分かった。

パラちゃんの言っていたように、人によって幸せの形はそれぞれ違う。多くの人がそれを見て幸せだと感動してくれる魔法は恐ろしく少ない。そもそもこの世界では、魔法は武器であり攻撃手段の一つでしかない。それは変えようの無い事実だ。しかし、いや、だからこそ人が幸せな気持ちになる魔法はこれ程までに美しいと感じるのかもしれない。


俺達を待つ間の暇潰しくらいにはなればと思っていたのだが、予想を遥かに超える結果を見せてくれたパラちゃん。彼女ならば、本当にいつか世界から争いを無くす魔法を作ってしまうかもしれないと思わされる内容だった。


「さてさて。これで僕のやらなければならない事は終わったわけだねー。

マコちゃん。僕から箱を受け取ったって事は、最後の一個を手にしたわけだよね。」


そう。パラちゃんが言った事は正しい。パラちゃんで最後。つまり最初に凛から受け取った箱から数えて十一個目。

凛。フィルリア。プリネラ。ギャンボ。ジャッド。シャーリー。バーミル。ソーリャ。キーカ。ナーラ。そして、パラちゃん。

ここまで長かったが、やっと十一個の箱が全て揃った。


「あぁ。だが……」


「記憶を取り戻したなら…分かってるよね。」


「どういう事ですか?」


パラちゃんから受け取った記憶と魔力。その記憶の中で俺は過去の俺に会っていた。


ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー



「遂にここまで来たか。」


「やっと全ての箱を集めたぞ。」


「おめでとう。未来の俺。」


「ありがとよ。過去の俺。」


「だが、ここで残念なお知らせがある。」


「………」


「俺が危険すぎると判断した稀有な属性魔法とその記憶。そして、それ以外の全ての記憶。この二つはパラちゃんに頼んで最初に切り離してもらった。」


「おいおい……店のおまけじゃないんだぞ…?後から実はまだ残り二つ有りますなんて…」


「そう言うな。本当に危険なものなんだ。誰にも知られるわけにはいかなかった。それに、最後の二つのうち一つを回収したら、もう一つも直ぐに手に入るから。」


「どういう事だ?」


「行けば分かる。」


「どこに行けと?」


「ドラゴンの楽園。」


「……嘘だろ…?」


「俺はその危険な魔法を使って一人でドラゴンの楽園へ行ったんだ。そこでドラゴンの王。龍王りゅうおうにその箱を渡した。」


「龍王なんて聞いたことも無いし!聞いた所で行ける気が全くしないんだが?!なんて事してんの過去の俺?!」


「行かないならば行かないで良い。龍王が持っているならば誰にも渡らないだろうしな。それだけ危険な魔法って事だ。ただ…俺の性格が変わっていなければ、行くだろうな。」


「こんな虫食いの記憶じゃ色々と困るっての。」


「なら行くといい。最後の魔力を受け取ったならそれも可能だろう。ただ、気を付けろよ。ここから先はドラゴンとの戦いが待っているからな。」


「隠れて行くのは…」


「天災級のドラゴンの目を掻い潜るれると思うか?」


「思わないです。」


「色々と覚悟だけはして行けよ。」


ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー・ーー



「嘘だろ…って言うかいつの間にドラゴンの楽園に行ったんだ?!聞いてねぇぞ?!」


「私も知りませんよ?!」


「私も!」


「今の俺に聞かれても…」


「そうですけれど!」


「すまん…」


「………ったく。これだから真琴様は。どうせ行くつもりなんだろ?」


「…正直行きたい。だが、迷っている。」


「私達の事を危険に晒すから…ですか?」


「……」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る