黒いポストの手神様と白いポスト

作者 響ぴあの

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★★★ Excellent!!!

黒いポストに呪いたい相手の名前を書いていれる。
妖怪ポストで鬼太郎に相談みたいでしっくりなじみます。
不幸の手紙も身近ですね。
手紙の神様ってところが、新鮮。
定番ともいうべき材料に新しいものをちょっと加えて
おいしい料理に仕上げています。
ラストも安定の、いつも行く定食屋のランチって感じ。

★★★ Excellent!!!

 情報の拡散――といわれて思い出すのは、SNSに代表されるネットだが、そういえばこういう拡散もあったなあ。と本作を読んでから、気づく。
 まず、そこに目をつけて此処までさらりと仕上げ、アナログな事象世界へ読者を導く。
 そこにあるのは、今のように情報発信の敷居が低くなかった時代の、情念の解放。主人公がこの行動に至るまでにどれほどのエネルギーが必要だったかと想像してしまうと、作品がずしりと重くなる。
 自分の一通がやがて自らの元へ形を変えて帰ってくる。それを目にした時、彼は何を思ったか。
 目にした光景は、案外、その「重さ」がもたらしたつかの間の幻だったのかもしれない。

★★★ Excellent!!!

神社の黒いポストに手紙を投函すると、不幸の手紙が送られたり、逆に幸せの手紙が届いたり?

人に手紙を書いて送るって、どういうこと?
紙面に乗せて送られるのは、どんな気持ち?

ちょっと、懐かしい気持ちになる掌編です。
あなたは、どんな気持ちを手紙に乗せて送りますか?