#11:[JAX] Game Day: 2nd half
「テキサンズのパントはフェアキャッチになりました。マット・ナイキスト、リターンしませんでした。自陣12ヤード付近。さあ、ジャガーズ、後半最初の攻撃です。24対3、点差は21点ですから、勝率を5割に戻すためにも、これ以上離されるわけにはいきません。何とか3点でも返したいですね」
「そうですね。先ほど前半のスタッツが出てましたけど、ジャガーズはパスはよく決まってたわりに、ランが全然出てませんでしたよね。点差は大きいんですけれども、後半まだ26分以上残ってますから、まずはランでリズムを作っていくのがいいと思います。前半のフィードバックはできてると思いますから」
「さあ、
「それもフェイクですね。ショベルパス。あ、捕まりましたね」
「ハンドオフフェイク、リバースフェイクを入れてから、前にいたフレッチャーに短いショベルパスを投げましたが、テキサンズは読んでいました。
「テキサンズ
「
「ドロップですね。こういう短いパスは、ランと同じでリズムを作る効果があるので、きっちり決めないといけないです。タイミングも全く悪くないんですが、前半からこういう安易なドロップが多いので、コリンズの調子が上がらないんだと思います」
「
「ブリッツ来ましたよ!」
「さあ、コリンズは? セーフティーバルブへのパスか。しかし投げたボールは後ろへ!?」
「セーフティー! セーフティー!」
「ああー、ボールは転々と転がって、エンドゾーンの外へ出ました! アウト・オブ・バウンズだ、セーフティー!」
「コリンズ、ひどい倒され方しましたよ。大丈夫ですかね」
「インジャリー・タイムアウトがかかりました。まだ起き上がれませんか? あー、起き上がりましたね。しかし、立てないでしょうか。座り込んだままです」
「今のプレーですが、
「コリンズはまだ立てませんか。ああー、これは? 右肩を痛めてますか?」
「右肩、押さえてますね。今の、リプレイが出ますか。見ましょう」
「
「サイドラインからのコールですね。それで、スナップが出て、コリンズはターゲットを探します。左側は相変わらず押し込まれてるところに、さらに
「何とか3点でも返したい、攻撃をつなぎたいと思って、焦りましたか」
「セーフティーの怖いところは、次、また相手の攻撃からですよね。あ、でも、オフィシャル・レビューになってますか」
「コリンズはようやく立ち上がりましたが、ああ、やはり右肩を押さえてますね。サイドラインに下がります」
「レビューはサックされた瞬間、ボールデッドになってるかどうかを確認してたようですね。判定を聞きましょう」
「ああー、やはり、ダウン・バイ・コンタクトの前にボールが手から離れているということで、セーフティーになりました。テキサンズに2点が入ります。これで26対3になりました」
「またアーティー・ナイト、出るんですかね。お客さんはそっちの方がいいと思ってるかもしれませんね」
「さあ、しかし、次はテキサンズの攻撃から再開です。ジャガーズのキックオフはパントということになります」
「
「彼のキックは滞空時間も距離も出るんですが、さすがにタッチバックにするのは難しいでしょうか」
「スクイーブキックみたいに転がせば、意外とうまくいくかもしれません。あるいは、敢えてサイドラインに蹴り出すかもしれません。リターンされるより、35ヤードから攻撃させる方がましかもしれませんから」
「さあ、キックオフ。これは滞空時間の長い、高いパントになりました!」
「
「キース・プールはフェアキャッチのシグナルを出して、リターンしませんでした。20ヤード付近から、テキサンズの攻撃で試合再開です」
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