第527話 絶倫さん大活躍

絶倫スキルっていいよね、こういう時。


何せ今ごにょごにょと・・・・プシーさんがあんな事をしながらお膳立て。

で、準備万端臨戦状態のおっさんと迎え撃つエータさん。


「とにかく一度、もうピーしたら即ピピーですから!η241の命に係わりますから、男の尊厳とか考えないで下さい!」

「ええ・・・・お願いします・・・・注入さえ終わればそのエネルギーで回復できますから・・・・」


・・・・

・・・

・・


おっさんの男の尊厳が失われた瞬間だったよ。


で、その後・・・・


「まだできますよね?あんなのでは満足できませんから、満足するまでお付き合い下さい・・・・」


この日、おっさんはマシンガンになった・・・・

マジ▼ンガーならよかったんだけどね・・・・


「すっかり回復いたしました。白河小次郎様には感謝しかありません・・・・が、出来れば設備の修復もお願いいたします。なにせ、私初めてでしたから・・・・依頼料としては十分な価値があるかと。」


・・・・泣いていい?

一寸コーナーに椅子があったので、そこで休んでいたら・・・・すれ違う妻達が、おっさんを見てギョッとしたようだ。何でかな?


え?ジョーって誰?

僕疲れたよパ■ラッシュ・・・・

それはジョーじゃなく、ネ◇君だよね?


え?アニメネタはもううざいって?すんません・・・・


・・・・

・・・

・・


エータさんのお尻を見ながら進むおっさん。そしてプシーさんは

「もう私の役目は終わったので、戻ります。」


と言ってさっき用意して置きっぱなしのゲートで戻って行ったよ。


そして案内されて赴いた設備・・・・うわ・・・・粉々じゃないか・・・・

「この設備を修復して頂かないと、このダンジョンの維持ができません。白河小次郎様のスキルで対応できるとお聞きしております。どうぞよしなに。もし報酬が足りないようでしたら、後払いになりますが、もう一体ηを起動させますので、どちらか一体をお持ち帰りして好きにして下さいませ。」


・・・・なん・・・・だ・・・と・・・・!好きに・・・・しても?あんな事や・・・・こんな事も!

「最悪解剖して身体を調べるのも問題ありません。人によってはそう言った「そんな趣味はないよ!」・・・そうですか・・・・安心しました。」


何言っちゃってるの?

あ・・・・でもなあ・・・・既にホムンクルスはプシーさんがいるしなあ?

「この地は白河小次郎様の領地と聞き及んでおります。ηが一体傍に居ますと、何かと便利でございますよ?プシーとエータの二台持ち!いいじゃありませんか!」


いやいやスマホやタブレットじゃあるまいし・・・・


「先ほどのように、2人でご奉仕も・・・・どうですか?」


いやそれ・・・・いいんだけどね・・・・最近絶倫さん大活躍なのどうかと思ってるんだよ?そろそろ・・・・


「ですが、私としては、白河小次郎様のお傍に居させていただきたいのです、駄目でしょうか?」

その上目使いやめて・・・・


おっさんあっという間に陥落したよ。


チョロいんですのね、と聞こえた気がしたけど・・・・無視して修復をしたよ。


まあ、創造スキルで壊れる前を想像し、直したんだけどさ。


「ありがとうございます。では新たなηは・・・・Ψの話ですといらないようですから、η240を再起動いたしますので、その後エネルギー補充をお願いいたします。60年は寿命が延びるようですから。しかし、どうなっているのでしょうね?私共ホムンクルスが人と交わり、精を放っていただいてもそのような事になると言う今回の事例ですが、データベースにも例がないのですが・・・・・本当に人間ですか?」


・・・・おっさん人間なのか?

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