第489話 さらに進む・・・・下る?降りる?

クィンシーとウェンディの漫才は置いといて、次か・・・・


68層・・・・


確かパターンだと、18層が銀だっけ?

これ・・・・銀以外にも何か含まれてるんかいな?


まあ・・・・適当にカットして、仕舞おう。

何せ、他のメンツは一切鉱物に係わらないから、先に行っちゃうんだよな・・・・


おっさんこの辺りはサクッと切って、カバンに仕舞ったよ。


で・・・・69層・・・・


気が付いたら何もいない・・・・


奴ら全て狩り尽くしやがったな!


何が出るか知っときたかったのだが・・・・


で、仕方ないので70層へ。

おっさんかろうじて間に合ったよ。


扉が閉まる寸前・・・・


急いで割って入ったよ。


入った瞬間、閉まったんだよね・・・置いてきぼりとか無いよね?


おっさんそんな事を思っていたら・・・・


サイクロプス?

トロール?

何やらデカい人型の魔物がわんさかいたよ。


でかいな・・・・


まあ、デカいからと言って、強い訳じゃないんだけどね・・・・


だからと言って、弱い訳じゃないよね?

こん棒・・・・でかいな・・・・

あれで殴られたら・・・・ひとたまりもないなあ。


そして、皇帝が戦っていた・・・・というか、戦わされていた?


「おいシラカワ!てめえも戦え!」


はあ?仕方ないなあ・・・・


おっさんカバンから剣を二振り取り出し、二刀流。


適当に戦っていく。


まあ、剣の性能がいいからね・・・・

魔物に当たったと思ったら、すぐに魔物は真っ二つ。


いいのかこれ?


返り血浴びようが、浄化の魔法があるのでお構いなし。


暫くしたら・・・・戦闘は終わっていた。


「相変わらずど素人くせえ動きなのに、でたらめな強さしやがって・・・・」


「そんな事言っても仕方ないじゃないか!おっさん戦闘はど素人なんだよ!スキルとステータスだけで戦ってるからさ。」


「はあ・・・・流石はレベル15だな。その剣、いくら業物だって言っても、限度があるだろう?何で触れただけで真っ二つなんだよ!」


・・・・それはおっさんの方が聞きたい・・・・

何せ、お世辞にも戦闘向けの体型してないからね・・・・油断すれば即、腹に来る・・・・まあ・・・・あまり人様に見せたい体型でもないんだけどさ・・・・


そんなおっさんを、奥様方は可愛いと言ってくれるが・・・・それ誉め言葉じゃないよね?


そして・・・・休憩するが・・・・よく見ると皆疲れている様子。


「ここからは多分下層だろ?どうする?ここで終ってもいいけど?」


おっさんそう言ったんだけどね・・・・


「何で今更・・・・ここまでできたら、行ける所まで行くしかねえだろ!」


皇帝が強がってるが・・・あんたが一番怪しいんだよ!


「皇帝さんよお、あんたが一番怪しいんだ・・・・そろそろ考えてくれよ!」


「んな事言ったってよ・・・・これを逃せばもうダンジョン行かせてくれねえんだよ!」


う・・・・フラグやめて!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る